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P-CAD/CAMとは


豊橋技術科学大学における産学共同研究の成果の一つとして、マシニングセンター(MC)加工用の新しいCAMシステムが実用化され、P-CAD/CAMと名づけて産業界、大学、高専等の使用に供されております。

P-CAD/CAMは、豊橋技術科学大学 生産システム工学系 星研究室において開発されたCAD/CAMソフトウエアです。

P-CAD/CAMソフトウェアを使用することにより、正しいNCプログラムを作成し使用工具を取り揃えてマシニングセンター加工に用いることができます。

工作物の上に設定された設計面上の2.5次元形状の切削加工を行うためのものです。このソフトによって金型に多く用いられる、曲面(自由曲面)を設計し加工することはできません。

 
P-CAD/CAMの用途は曲面を含まない、一般機械部品のMC加工用に限定されています。

P-CAD/CAMの大きな特徴として、加工特徴設計という新しい手法と、リレーショナルデータベースの技術を用いていることです。


これまでのCAMソフトと異なり、ユーザーが欲しい工具、欲しい削り方をデータベースに設定することにより、現場に適した、Gコードを自動発生します。

Gコードを直接発生するため、ポストプロセッサは必要ありません。


P-CAD/CAMには、日本語版の他に英語版も用意されております。

 


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