========================================================== 64 == [ソフト名]:PC-CLUBで作ったソフトの詰め合わせ Volume.2 [製作環境]:PC-286C + IO-BankMemory 1.5MB [使用言語]:Quick-C Ver2.0 + Master.lib [製作者] :TaiL ================================================================ ================================================================ ■■■ 最初に… ■■■ ================================================================ ●動作環境   始めに…Windows上では動作いたしません。   その昔、シェアNo.1を誇っていた国民的パソコン…   PC-9801VM/UV以降と、その互換機PC-286/386/486シリーズで   問題なく動作すると思います。   さあ…今すぐに埃をかぶった愛機を出してきましょう(^-^。 ●エミュでの動作   最近では便利な世の中になったもので、PC-9801シリーズの   エミュレータは結構存在し、マシンパワーさえ備わっていれば   Windows上でも動作させる事が出来ます。   参考までに、TaiLのエミュ環境での動作も併記しておきました。   (T98_Ver0.27,Celeron_500MHz,RAM_128MB,Windows98SE) ================================================================ ■■■ POLYGUN(ポリガン) ■■■ ================================================================ T98 : オブジェクトの数が多くなると多少モタつきましたが、 マシンパワーがあれば問題ないでしょう。 それとBEEP音が変です。 ●遊び方   POLYGUNディレクトリの"POLYGUN.BAT"を実行して下さい。   タイトル画面でCAPSがロックされていると、マウスのミッキー   値を調整できます。左クリックでゲームスタート、右クリック   で終了、SHIFTキーで前回のプレイを再生できます。   ゲームが始まると多角形の標的が画面狭しと跳び回りますので、   四角いスコープで捉え、左クリックで破壊して下さい。   弾が切れたら右クリックでリロードして下さい(充填は6発)。 ●ハイスコアへの道   コツは、無闇に標的を追っかけない事です。   照準を動かすと狙いが定めにくくなるので、画面の中央辺りで   待ち続けて、高得点の標的(小さいやつ)を確実にカモります。   それと撃つのが難しい軌道アルゴリズム(横からスライドとか)   は最初から諦めて、比較的狙いやすい軌道アルゴリズム  (1バウンドバックとか)に的を絞り込む。 ●開発裏話   この頃はナムコのガンバレットにハマッていて、よくゲーセン   に足を運んだモンです(腕は…初級クリアがやっと)。   その影響で“よろず系ガンゲーム”が作りたくなった訳ですが、   パソコンにはマウスデバイスしかありません…(T-T。   しかも、ただマウスカーソルを合わせて撃つだけでは、もぐら   たたきと大差がありません。   そこで“銃で狙い撃つ”という感覚をどうしても再現したくて   思いついたのが、現在の方法でした。   結果はまあまあでしたが、結局のところガンバレットを超える   ゲームは作れそうになかったので…挫折。   このソフトは、その実験の名残です。 ================================================================ ■■■ Mr.Xの挑戦状 ■■■ ================================================================ T98 : DOS窓でも動作しますので、エミュる必要はありません。 ●遊び方   Mr.Xが仕掛けた爆弾を60秒以内に解除するゲームです。   パスコードを入力するとビンゴ(的中)とヒット(数字だけが   的中)が返されますので、そこから3桁の数列を推理します。   変な文字を入力をしても爆発しますし、一度入力された数列を   再度入力しても爆発します(ブービートラップ)。 ●開発裏話   プログラミング冬眠期間中に、オフの友人がC言語を学習する   とか言ってきたので、その為だけに書いた初心者向けのゲーム   プログラミングです。   なるたけ高水準関数だけを使ってMS-DOS汎用にし、シンプルで   ありながらも基本的な事を詰め込んだ、非常に思い入れの強い   習作ソフトになりました。   …結局の所、彼は数年後にプログラマーとして就職できたので   このソフト(ソース)は役に立ったのかな…(^^?。 ================================================================ ■■■ BEED(ビード) ■■■ ================================================================ T98 : 動作はしましたが、BEEP音が変?。 ●使い方   エディットエリアの左上にある×をクリックすると、編集機能   が使用可能になります。   そして周波数幅を広げてから波形を作り、右クリックで即座に   再生ができます。   サンプルデータも添付されてるので、一度聴いてみて下さい。   どこかで聴いた事がある筈です(笑)。 ●開発裏話   自作ゲームの効果音を自己流でドライブしたくて、効果音作成   ツールが出来てしまった〜、…と云う感じです。   だからEFSとの互換性も無く、Cの書式で吐出す訳なのです。   しかし阿呆だった…この当時は“タイマー割込み”なるものを   知らなかったので、VSYNC割込みでBEEP音を再生するという   超絶に恥ずかしい事をしてしまった…汚点です(--:。 ================================================================ ■■■ FLIXXのステージデータ ■■■ ================================================================ T98 : FLIXX本体は問題なく動作しましたが、BEEP音が変です。 ●遊び方   これはBio_100%が製作されたゲーム「FLIXX(フリックス)」の   ステージデータです。   遊ぶ為にはソフト本体が必要なので、何処で拾ってきましょう。   用意が出来たら"FLIXX.SD"を差し替えてレッツプレイ♪。 ●製作裏話   この当時Bio_100%の名を知らぬゲーマーはいなかったでしょう。   それ程に良質なゲームばかりを作り続けていた製作集団で、   TaiL的にも多大な影響を受けました。   特にFLIXXは、直感的に分かり易いゲームシステムに加えて   BGMもノリノリで…ステージデータを作ってしまった辺りで   も判る通り、かなりヤリ込んでいたみたいですね(^^)。   今プレイしてみると、明らかに手を抜いて作ったステージや、   個性のカケラも無いステージが特盛りですが…(^^;   当時は、このゲームにココまで入れ込んでいたんだな…という   熱意が少しでも伝わってくれれば幸いです。 ================================================================ ■■■ 最後に… ■■■ ================================================================ ●注意事項   このアーカイブにパックされている全てはフリーソフトウェア   として扱って下さい。   TaiLが困るような利用方法さえしなければ、煮るなり焼くなり   電子レンジでチンなど好きにして頂いて構いません。 ●衝撃   この当時、学生だった俺にとってパソコンゲームは高嶺の花。   平気で1万円を越すソフトも多々あり、いつでもログインや   ポプコムの紹介記事を見ては溜息を漏らしていました。   そんな折に書店で出会ったのが、フリーゲームコレクション?   だったと思います。フロッピー2枚添付で、フリーゲームが   30本ほど紹介されている書籍でした。   当時、ゲーム=高いと云う定説を唱えていた(笑)俺にとって   この本との出会いは、本当に衝撃的でした。  「何でタダでゲームが遊べるんだ…?」   そんな疑問を胸に抱きつつも、俺はその本を購入していました。   家に帰ってからは「解凍」と「ディレクトリー」の猛勉強で、   ゲームどころではありませんでした(苦笑)。が、   それでも四苦八苦しながらやっとインストールが完了して、   初めてプレイしたフリーゲーム…それが「SuperDepth」でした。   Volume.3へ続く... ========================================================= EOF ==