低レベルなヒトの覚え書き

●自己紹介


1. 現在公開中のフリーソフト

(1) cutt

UNIXの「cut」コマンドの部分的な模倣品です。
与えられたテキストファイルの各行のなかから、指定された位置にある文字(もしくは文字列)だけを切り出します。
位置を指定する単位としては、フィールド(項目)とカラム(桁)のいずれかを選ぶことができます。

[補足]
たとえば、「123,456,789」という内容のデータがあるとします。 仮にこれをCSV形式(カンマ区切り形式)のデータと見るならば、この1行には3つの項目が含まれています。 フィールド単位の処理というのは、そこから3番目と1番目の項目を抜き出して、「789,123」という文字列を出力させたりするものです。
それに対して、カラム単位の処理というのは、6桁目から9桁目までを抜き出して、「56,7」という文字列を出力させたりするものです。 こちらは固定長形式のデータを扱うのに向いています。

バージョン: 0.8.2
動作条件: MS-DOS汎用
配布場所: http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se374756.html

(2) DivTxt

行を単位としてテキストファイルを分割します。
ファイル終端のCTRL-Zを除去したり、行数を数えるだけという使い方もできます。

[補足]
あとになって知りましたが、行単位での分割といえば、UNIX系の「split」が有名らしいです。
同様に、行数のカウントといえば、UNIX系の「wc」が有名らしいです。
ファイル終端のCTRL-Zを除去するソフトは、いくらでもあります(たぶん)。

バージョン: 0.9.7
動作条件: MS-DOS汎用
配布場所: http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se300863.html

(3) HtmTag

いわゆるタグ除去ツールとは逆のことを行ないます。 すなわち、HTML文書の中から、タグと思しき部分だけを網羅的に抜き出します。
ただし、タグの種類や正当性については一切関知しません。

バージョン: 1.0
動作条件: MS-DOS汎用
配布場所: http://www.vector.co.jp/soft/dos/net/se223592.html

(4) その他

「DivBin」と「UnDivF」

よくあるたぐいのファイル分割ソフトと、連結ソフトです。
とりたてて、どうということもないような代物ですが、後者のほうがDivTxtにも対応しているので、せっかくだから、ここでこっそり公開してみることにしました。
とはいうものの、DivTxtで分割したテキストを連結し直して使ったことなんて、筆者自身は一度もありません。

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2. 公開を終えたフリーソフト

(1) NcDB

ネットスケープ4.7系のキャッシュに保存されたファイルとURLの対応関係を示すリストを作成したり、ユーザーが参照したURLの履歴のリストを作成します。
副次的な機能として、ファイルの種類を問わず、その中に存在するすべての文字らしきデータを抽出することもできます。

動作条件: MS-DOS汎用

[解説]
ネットスケープ4.7系では、キャッシュの目録は「FAT.DB」、訪問履歴は「NETSCAPE.HST」というファイルに保存されています。 どちらもバイナリ形式のファイルですが、肝心な情報はすべて可視的なテキストのまま埋め込まれているので、それらを読み取ることは意外と簡単です。
とはいえ、単純に文字らしきものを抜き出しただけでは、必要な情報がゴミの中に埋もれてしまうので、実際には、ある程度の取捨選択が必要となります。

[公開終了の理由]
一番の理由は、今さらネスケの4.7でもなかろうと思ったこと。 作者自身、だいぶ以前からネスケは使わなくなってましたし。
それでもまだ、しばらくのあいだは副次的な機能(文字列の抽出)のほうに価値を見出していたのですが、UNIX系の「strings」というソフトの存在を知った時点で、どうでもいいような気になりました。

(2) tot_XXX.シリーズ

いわゆるサッカーくじ「toto」の予想を支援する道具として作成されたソフトウェア集です。 もっとも、結果的にはジョークソフトというか、一攫千金を夢見ることの虚しさを実感するための道具になってしまいました。

動作条件: MS-DOS汎用

[解説]
全体の核となっているのは、tot_altというソフトウェアです。 このソフトは、ユーザーが行なった予想に対して、それがハズレていることを前提とした代案を示します。 実際にどの試合をハズレとみなすかは、単純な総当たり式で、すべての組み合わせが検討されます。

[公開終了の理由]
このソフトウェアより先に、「toto」のほうが消えてしまいそうだったから。
というのは冗談ですが、作者自身がまったく興味をなくしちゃったこともあり、今のうちに公開を終えてしまったほうが面倒がなくていいかな、と。
あと、あまりにも単純なソフトウェアなので、公開してるのが恥ずかしくなってきたというのもないわけじゃないです。
いや、それをいったら、ほかのソフトだってそうなんだけど。

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3. 連絡先

gvo☆47068あっとmail.goo.ne.jp

星の記号を削除して、ひらがなの部分を適切な記号に変換すると、正しいアドレスになります。
なお、返信できなかったり、遅れたりする場合もありますので、その点はご容赦ください。

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R.12: 2006/10/14
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