コマンドライン
コマンドプロンプト
コマンドライン引数(コマンドラインオプション)

 

 コマンドライン とは何か、を説明するより、この言葉の使い方から理解したほうがよさそうです。

 MS DOS 上で何か命令するとき、それでは仮に、たとえば、bcc32.exe という命令であれば、

コマンドラインから bcc32.exe [リターン] と入力する。」

というように言います。

「MS DOS (コンソールでもいい) で bcc32.exe を実行する」と言っても意味は同じです。MS DOS ウィンドウ(コンソール)上で、ウィンドウがわたしたちの入力(コマンド)を待っている部分は、ウィンドウ最下部の一行(ライン)の部分なので、また、コマンドは基本的に一行(ライン)の命令としておこなうので、もっとも厳密な言い方として、また他に言い方もないので、「コマンドラインから入力」と言います。使い慣れなくても意味が分かれば OK です。付け加えると、〜.exe の実行ファイルは、bcc32 [リターン] のように、拡張子 「.exe」 なしでも認識されます(実行できます)。バッチファイル .bat や、.com ファイルでも省略可能です。



コマンドプロンプト、は入力待ちの一行の、更に、点滅している入力待ちの一です。(点滅してないこともあるかもしれません)。これはあまり問題はありません。


 さて、bcc32 -tW ファイル名 [リターン] のようなとき、この斜体の部分がコマンドライン引数(オプション)と呼ばれるものです。オプションの形式はアプリケーションにより違います。基本的にそのアプリの説明書を読まないとわからないことですが、よくあるのは、「-xxx」や「/xxx」の形 で、それ以外は見かけません。例で、ファイル名には 「-(マイナス)」 は付いていませんが、これも引数の一部です。
オプションとは結局コマンド( ここでは bcc32 ) にくっついている部分 というだけの意味です。


 講義みたいにしてここで説明することでもないし、コマンド引数だかコマンドオプションだかは、結構あいまいに使われてしまうものです。「えぇーっと、あれ、なんだっけ、コマンドにくっついてるやつ、あれ・・・」でも十分意味が通じます。

 

 

戻る