以下の画面では、2回コンパイルしています。
1度目は、個人的に少しプログラムでミスをしたので、警告が出ていますが、「警告」は「エラー」ではないので、コンパイルは成功しています。これでも有効な実行ファイルは作成できています。
手直ししたので、2度目のコンパイルではもう警告は出ていません。(画面は2度目のコンパイルのものです。たかだかこれだけの内容でもミスっておかすものなのですね)
また、少しあわて気味に作業をしたので、「test.txt [リターン]」という ムダ な入力を2回ほどしてしまっております。
実行結果は、「"Hello World !"という表示」です。今回組んだのは コンソールアプリ(ケーション)、といって、コンソール主体のアプリケーションです。アルゴリズムと計算結果だけが重要な数値解析や数値計算の場合には、こちらで組めば問題ないですね。void main(..) [int main(..) の場合もあり] が特徴です。
「つまらない」と肩を落とさないでください。説明がまだぜんぶ済んでいないのです。
じゃあこちらをみたら安心するでしょうか?こちらも「書」いて「コンパイル」。同じです。Win32 アプリケーション、32 ビットの 「GUI」アプリケーションです。コンソールアプリは 「CUI」(ただし、Character User Interface の略です。Console ...ではない! )。GUI と CUI は反対語ですが、今の時代なので、「CUI」より圧倒的に「GUI」のほうをよく耳にします。CUI アプリ、というよりは、圧倒的に「コンソールアプリ」ということが多いです。一方 Win32 より GUI のほうが短いし、だいたい Win32 とはウィンドウズに固有なのです。GUI アプリ、という言葉とともに、「GUI」という言葉が良く使われる理由が、おわかりでしょうか。...長いなぁ
※ コンパイルがうまくいった場合は、プログラム内で不正なアドレスへのアクセスなどしていなければ、警告が出ても問題ありません。不正なアドレスの参照などを行うと、プログラム実行中にいわゆるプロセスが「落ち」ます (強制終了)。また、無限ループ ( while や for ) などのミスをおかしてしまった場合は、強制終了はしませんが、プロセスが無限に続いてしまいます。( そのようなときは、[Ctrl]+[Alt]+[Del] を一回だけやってみましょう )。このミスに関しては、若干参考になる「警告」もありますが、大抵は警告をたよりにすることはできません。一回実行してみないことには、無限ループのミスは発見できないでしょう。「警告」は、もっと細かい、本当に分かりづらい、いくつかのパターンの「バグ」のときに、もっと役立ちます。( 特定の場合ですが、=(代入) と ==(同じ) の間違いについて示唆してくれる、「不正な代入」警告は、つくづく「警告」のありがたさを実感させてくれます・・・)
(すこしごちゃごちゃした)説明付き
CUI は GUI と対比して、実際的というよりは半ば学術的に使いますね?