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 1.  2.  3.使用方法、使用例4.動作環境5.ダウンロード6.お問い合わせ  .

 TEXTCALC2.xla /エクセルアドイン

1.はじめに
TEXTCALC関数は、peaceさんが作成したエクセルアドイン関数で、セルに入力された計算式の計算結果を自動で返してくれる大変便利な定義関数です。
     
  ここで紹介するTEXTCALC2は、上述TEXTCALCの一部改編版で、計算式中にコメント文字を入れられるようにしたバージョンとなりまして、例えば数量計算書などで、使用する数値の根拠がコメントしておけたらチェックが楽だな、と思ったのが発端です。
そこで、同じ境遇の方のお役に立てるなら、との想いから、peaceさんのご厚意もあってここに公開しているものです。
    (誤解ないように)
改編に際しまして、本家TEXTCALCとの区別化を図るために関数名をTEXTCALC2とさせて頂きましたが、「2」が付いたからと言って、以前よりパワーアップしたもの、ではありません。本家TEXTCALCは完成された優れた関数であり、そこからコメント表現ができるようにしたバージョンが今回のTEXTCALC2となります。そのコメント表現っていうのも、使う予定が無い人には邪魔なものですから、さてどんなことができるのか、を説明するために用意したのがこのホームページとなります。
     
このページを含め、すべての著作はpeaceさんに帰属します。 改めましてpeaceさんに御礼申し上げます。

記:平成14年01月(2002)   .

     
  《追記》 2023年8月〜10年超実績のご報告〜
わたくしや取引先を含め、10年以上、今も現役で愛用し続けています。計算結果におきましてエラーは出ていません。

2.改変内容の説明
その@ 算式に混じった計算エラーとなる文字は、内部計算過程で省くようにした。
<解説>
計算エラーとなる文字とは、数字0〜9と演算子類+-*/×÷( ){ }以外の文字のことです。漢字とかローマ字、特殊記号類がそれにあたります。
例えば、 単価@100円× 5個 という算式ですと、一般的には漢字が混じっており算術エラーなんですけど、TEXTCALC2では内部的に数字と演算子しか認識しないようになっていますので、
100×5 =500 と答えを返します。
 
※ユーザー様が気をつける点としては、正確な算式を打ち込むか、に限ります。
(ビギナー様向け)
 →かけ算の記号は似てますがエックスではありません。かける、や*で文字変換して出てくる全角スタイルの×です。
* でも可。
 →マイナス記号は、テンキー右上角の- 。ノートパソコン等ならマイナスで文字変換して出てくる - ですね。


<補足>
・ 下記の文字は、意味ある関数として算式中で使用できるよう引き継いでいます。
  式例)次項サンプルB9、B10
〔π・ PI・SQRT・√・^・%・SIN・COS・ TAN・ASIN・ACOS・ATAN・RAD・INT・EXP・ABS・LOG・E+・E-〕

 
そのA 手動で計算対象外文字を指定する方法として、[ ]内は計算対象外とする機能を追加した。
<解説>
角括弧[ ]で囲めば、その文字は計算対象としません。 式例)次項サンプルB6、B7

コメント文字を的確に区分できるメリットがあって、私が一番使うお気に入りの機能となりました。 ただ、小さい頃習った"大括弧”としての役割では使えないデメリットもあります。これについては、エクセルプログラム自体が本来[ ]を算術括弧として定義してないことと、計算書として見栄えが良い、入力が手間じゃない、といった個人的経験結果から[ ]を採用することに決めました。
もしも算式で大括弧が必要な際は、エクセル同様 (( ))のように重ねてご利用くいただければと思います。

(ビギナー様向け)
・ [ ]の入力は、「」のキーから F10キー変換を押した入力が一般的でしょうか。
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3.使用方法、使用例
  使用方法は、セルに =TEXTCALC2(計算式のあるセル番地) と入力するだけです。
サンプル
   A B C D
1 項目 項目計算式(サンプル) 答え 備考
2 (答えセルに)
3 コメント入り計算式の例  垂木 3.64m × 10列 36.40 =TEXTCALC2(B3)と入力
4  〃  L= 0.50m × 10列 5.00 =TEXTCALC2(B4)
5 [ ]囲みコメントの例
6  ([ ]内は計算対象外)  2.00[計算書P.5より]−0.50[開口0.50×1.00] 1.50 =TEXTCALC2(B6)
7  〃  1,000円 × 1.08 [税率8%] 1,080 =TEXTCALC2(B7)
8        
9  関数文字使用例  π × √(2)^2 × 0.5 3.14 =TEXTCALC2(B9)
10  〃  sin(90) + cos(60) 1.50 =TEXTCALC2(B10)
11  指数の場合  1.0088E-02×1 0.01 =TEXTCALC2(B11)
12        
  おまけとして、端数処理を組み込んだ定義関数も含まれています。(単にROUNDDOWN関数を組み込んだだけ)
・= 切捨計算(算式セル,位 )  ← 算式結果値は指定位で切り捨て。
・= 四五計算(算式セル,位 )  ←       〃       四捨五入。
・= 切上計算(算式セル,位 )  ←       〃       切り上げ。
・= 端数処理(数字セル)  ←セルの値が100以上9999以下は10丸め、10,000以上→100丸めで端数処理する。
    サンプル
   
A B C D
1 項目 計算式(サンプル) 答え 備考
2       (答えセルに)
3 算式答えを切捨て  55.55 ×  1  55.50 =切捨計算(B3,1) と入力
4      〃   55.00 =切捨計算(B3,0)
5      〃 50.00 =切捨計算(B3,-1)
6 算式答えを四捨五入  55.55 ×  1  55.60 =四五計算 (B6,1)
7      〃   56.00 =四五計算 (B6,0)
8      〃   60.00 =四五計算 (B6,-1)
9 算式答えを切上げ  54.44 ×  1 54.50 =切上計算 (B9,1)
10      〃 55.00 =切上計算 (B9,0)
11      〃   60.00 =切上計算 (B9,-1)
12        
13 値の端数処理の例      99 99 ← =端数処理(B13)
14      〃     999 990 ← =端数処理(B14)
15      〃     9999 9990 ← =端数処理(B15)
16      〃   99999 99900 ← =端数処理(B16)
     
Jimmy's point 入力したらエラーが出た場合...
#VALUE! と表示される場合→入力されている計算式を疑ってみてください。→算式誤記か対応外またはTEXTCALC2バージョン違い
#NAME? と表示される場合→エクセルへアドイン登録を疑ってみてください。→ビギナー様は
こちら /ご利用中の方→掲示板 
 
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4.動作環境
  バージョン問わず、エクセルが動いていればokだと思います。
 
    (参考:動作確認済)
〜Windows10 64bit、 Excel2016
 
 
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5.ダウンロード
   TEXTCALC2-20170910(V2_13).zip ←クリックでダウンロードが始まります。
※V2.13は、算式に改行があった場合のエラー対処版。
※基本的にVerUPとは、間違い類を改めているものです。
     
    (参考)過去旧データ
    TEXTCALC2-20160820(V2_12b).zip (2016年08月20日版) Ver2.12b
    TEXTCALC2-20150418.zip (2015年04月18日版) Ver2.12
  TEXTCALC2-20140201.zip (2014年04月02日版) Ver2.11
  TEXTCALC2-20131020.zip (2013年10月20日版)
 
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6.お問い合わせについて
     
TEXTCALCはpeaceさんのソフトです。改編版であるTEXTCALC2もpeaceさん著作物です。
わたくし改編者は何ら権利を主張いたしませんが、改編したことによる責務は持っておりますので
ご意見等ございましたら下記にてお受けいたしております。
     
※都合によりアメブロの公開コメント機能のみで対応させていただきますがご理解のほど宜しくお願いいたします。
ジミーズアドイン管理人:hiromi.shimizu
    コメント先:アメブロ  2018年〜
  
なお、過去によく頂いた質問につきましては掲示板にて発信しておりますので、宜しければそちらもご覧ください。
 
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