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著 作権 | あとが き | 日本語訳に ついて |
English (Original)
Traduction
française
KompoZerでは個人の好みにしたがって、たくさんの機能を設定することができます。いくつかのオプションは ツール > 設定 メニューの下に集められています。それに加えて、表示 > 表示切替え メニューを経由してツールバーをカスタマイズすることができます。
KompoZerの標準設定で満足する作者もいるかもしれませんが、多くの場合、このユーザーガイドは異なる設定をおすすめします。あ なたが変更 をするのは自 由ですが、うっかり変更してしまった設定は問題の原因になるかもしれません。テーブルには標準の設定をまとめています。これで元の状態に戻したいなら戻せ ます。これらとは異なる私たちのおすすめの設定とあわせて示します。おすすめは(R)の印があり、標準の設定は(D)というふうに、違いを示しています。 (下の文章のうち、空間の節約のため省略されているものもあります) (訳注:日本語訳では、ほとんど省略していません)
メニュー選択 | 設 定 | ||
---|---|---|---|
ツール > 設定 | > 全般 | ページ一覧の最大数 | 10 |
元のソースの書式のままにする | チェッ ク (R) | ||
HTMLソースの体裁を整える | チェッ ク (D) | ||
ページ保存時に画像など関連ファイルも保存する | チェック (D) チェックしない (R) |
||
ページ公開時に公開ダイアログを必ず表示する | チェッ クしない | ||
セルの編集・削除時にテーブルのレイアウトも維持する | チェック | ||
HTML 要素・属性ではなく、CSSによるスタイル付けを用いる | チェック | ||
常に文書 を新しいタブで開く | チェック | ||
ツール > 設定 | > フォント | 文書中のフォント指定を有効にする | チェック |
他の設定 については文章を参照 | |||
ツール > 設定 | > 新 規ページ設定 | 著作者 | 空欄 |
閲 覧者の標準色を用いる(ページ独自の色指定を行わない) | チェック | ||
背景画像 | 空欄 | ||
言語 | 空欄 | ||
文字方向 | 指定無し | ||
文 字エンコード | 英語圏言語ではISO-8859-1 (訳注:日本語ではISO- 2022-JP、Shift_JIS、EUC-JPがある。 また、UnicodeのUTF-8でもよい。 下記説 明を参照) |
||
ツール > 設定 | > 詳 細 | インターネット接続時に用いるプロキシの設定です。 | イ
ンターネットに直接接続する |
マークアップ形式 - 言語 | HTML 4 (R) | ||
マークアップ形式 - DTD | Transitional (D) Strict (R) | ||
段落中で Enterキーを押すと、必ず新しい段落を作成する | チェック | ||
綴りが間 違っている語に下線を引く | チェックしない | ||
特定の文字を実体参照として出力す る。 | HTML4 の特殊文字 (D) & < > nbsp (R) (訳注: nbspとは、空白文字のこと) |
||
属 性値以外で現れた'>'を実体参照に変換しない | チェックしない | ||
属性値に 記述された特殊な文字を実体参照に変換しない | チェックしない |
KompoZerは、メニュー選択の ツール > 設定 の機能を通じていくつかの方法でカスタマイズすることができます。
全てのオプションはいつでも設定してよいでしょう。既存のページには適用されない「新規ページ設定」以外の全てがすぐに効果を現しま す。
元のソースの書式のままにする
「元のソースの書式のままにする」と「HTMLソースの体裁を整える」のオプションはソース編集モードでの表示を変化させますが、ブラ ウザで見るときには何の効果もありません。
「元のソースの書式のままにする」はしばしば予期しない場所で行が分割されたりしますが、その結果、ファイルサイ ズを最小にします。
「HTMLソースの体裁を整える」は、テーブルの構造の字下げレベルのように読みやすいように改善するようにデザ インを変更するように導入します。 不幸にも、反作用として多くの空白行がコードの中に現れたり、字下げを保持するため、保存されるファイルはかなりサイズが大きくなります。
ページ保存時に画像など関連ファイルも保存する
「名前を付けて保存する」を使って新たな場所にファイルを保存するとき、このボックスにチェックがあれば、画像やスタイルシートがペー ジと同じフォ ルダに保存されるでしょう。これは時々役に立つでしょうが、異なるフォルダの異なる種類のファイルを使ってサイトを構成する際には、この構造が保存されな いでしょう。
警告: これらのファイルだけでなくソースファイルの中で指定したファイルの構造もコピーされないだけでなく、新たに保存したファイルは新しい(平坦な)(訳注: 異なるフォルダのパスがない)構造を 反映するように変更されるでしょう。もし、あなたのサイトがより複雑な構造を使いたい場合には、このボックスをチェックすることは、あなたのファイルが多 くのやり直しが必要となるかなりのダメージを追うことになるでしょう。しかし、元の場所にある元のファイルはデザインされたように保持されているでしょ う。
ページ公開時に公開ダイアログを必ず表示する
もしチェックされていたなら、KompoZerはページを公開するときは常にページの公開ダイアログを表示するでしょう。もしチェック されていな いなら、KompoZerは、ページを公開するためにより情報が必要なときにだけダイアログボックスを表示します。
セルの編集・削除時にテーブルのレイアウトも維持する
テーブルは通常、規則的な行列、すなわちそれぞれの行でセルの数が同じものを作成します。このボックスにチェックがあれば、一つの行に セルを挿入する際には、規則性を維持するため他の行にもセルを挿入するでしょう。これはNvu 1.0では動作しません。
HTML要素・属性ではなく、CSSによるスタイル付けを用いる
本来、HTML形式のページは要素や属性を使います。これらの多くはStrict文書型の時には許されませんが、CSSがその代替方法 を提供し、よりすばらしい柔軟性があります。
常に文書を新しいタブで開く
ページを開くとき、KompoZerは通常、それを開くための新しいタブを作成します。もしこのボックスがチェックされていれば、サイ トマネー ジャを使ってページを開くとき、KompoZerの新しいインスタンス(訳注:プログラム用語でいうinstanceの意味合い。作業領域とかイベントと かいうニュ アンス)が作成されます。 前のインスタンスは利用可能なままです。ページを他の方法で開いたときにはこれは適用されません。
使 われるフォントの定義がないときには、ブラウザは組み込まれているいくつかの基本フォントの中から選択するでしょう。KompoZerも同じよ うに動作し、 この領域は選択をする際のカスタマイズができます。「文書中のフォント指定を有効にする」ボックスがチェックされていると、KompoZerはスタイルや 他の方法で 指定されているフォントを使用するでしょう。もしチェックされていなければ、KompoZerはスタイルを考慮せず、このウィンドウの上部で指定されたリ ストから フォントを使用するでしょう。
サイズや解像度を指定するボックスは動作しないことがわかっています。
これらは、新しいページを作成するときに使う設定のいくつかを定義します。(他にはメニューファ イル > 新規作成 を通じて現れる「新しい文書やテンプレートの作成」ウィンドウで見つけることができるでしょう)
著作者 - 全てのページのヘッダ領域に作者の名前を表示させたいなら、これを設定してください。(特定のページでこれを設定するには書式 > ページのタイトルとプロパティを使います。)
閲覧者の標準色を用いる - これにチェックを入れたままにしてください。もう一つの選択肢「独自色を用いる」は、リンクの色を指定することができますが、Strict文書型を使った ページでは許されていない軽視された属性です。CSSスタイルでは、同じことをする別の方法が提供されています。(Section 4.2.5.2).
背景画像 - 全てのページを特定の背景にしたいなら、これを指定します。
言語 - 例えば音声合成装置など自動化ツールによる仕様を円滑にするため、ページの主な言語が設定されるべきです。多くの言語が地域化された選択肢として提供さ れており、これらのうち一つを選択し、一般的なものとして使います。
文字方向 - 通常、これは標準の「指定しない」のままでよいでしょう。(訳注:もちろんアラビア語・ヘブライ語などは「右から左」に設定し直しですね。)設定された文 字の方向を定義します。
文字エンコード - 通常、西洋言語では標準のISO-8859-1に設定したままにしてください。(訳注:日本語ではISO-2022-JP。OSによってはHTMLファイ ルをテキ ストファイルと して見ることができるShift_JISやEUC-JPなどでも便利です。) もし、疑わしいときはUTF-8を設定してください。エンコーディングの選択についてはhttp://www.cs.tut.fi/~jkorpela/www/nvu -enc.htmlで さらに見つけることができます。
注意: これ(訳注:英語原版の「Character set」。訳は「文字コードセット」)はタイトルが悪いです。「Character Encoding」と呼ぶべきです。(訳注:そういうわけで、もとひこ氏のKompoZer試製JLPの語訳は「文字エンコード」となっています。)これ は 「charset」パラメータを指定するけれども、文字コードセットを定義しません。
プロキシの設定 - ほとんどの人は「プロキシ設定」をクリックし、「インターネットに直接接続する」にチェックがされているかを確認してください。プロキシを設定する必要が あれば、KompoZerのヘルプを参照してください。(訳注:多くの場合、個々のネットワーク環境などに反映します。たいていブラウザと同様の設定でよ いはずで す。)
マークアップ形式 - マークアップ言語と文書型を望むように指定してください。Strict HTMLの使用をわたしはおすすめし ています。
注意: これは新規ページ設定に含まれるべきものです。 注意として、既存のページは変更しませ ん。
段落中でEnterキーを押すと、必ず新しい段落を作成する - テキストオブジェクトの途中またはその最後に押されたReturn (Enter) キーの動作は次の表に示すようになります。(訳注:以下「Return Key」は「Enterキー」と訳した。)
段 落中 | 段落の最後 | 見出し中 | 見出しの最後 | |
---|---|---|---|---|
チェックあり | 新しい段落 | 新しい段落 | 新しい見出し | 本文 |
チェックなし | 新しい行 | 新しい行 | 新しい見出し | 本文 |
ボックスにチェックされているときは、段落や見出しの途中または最後に新しい行を作成するにはShift + Enterを押すことでできます。
ボックスにチェックがないときは、段落から出るにはEnterキーを2回押すことでできます。これは新しい段落を作成しますが、前の段 落の最後が改行文字のままになります。ほとんどの人はボックスをチェックしたままの方を好むでしょう。
他の環境で のEnterキーの動作は文脈に依存します。例えば、テーブルセル内では新しい行を作成し、リストでは、新しいリストの項目を作成します。
綴りが間違っている語に下線を引く - これを設定すると、よく綴りを間違える人や個別にスペルチェッカーを動作させるのを忘れてしまうタイピストに注意を喚起するのには有用です。しかしなが ら、リソースを消費するので、システムが遅くなるでしょう。特に編集モードを切り替えるのに極端に時間がかかるでしょう。この設定のチェックをはずしてい た方が通常はよいです。
(訳注:日本語の文書でのチェックは事実上、標準ではできません。これはチェックに用いる 日本語の辞書が標準で付いて ないというだけでなく、文字が単語単位で区切られていない日本語の特性も絡みます)
特定の文字を実体参照として出力する - 通常使用するときには、これはおすすめしたように設定するべきでしょう。ファイルを破損する設定はありませんが、他の設定はページ開発の間だけ使用するこ とを意図したものです。
属性値以外で現れた '>' を実体参照に変換しない - おすすめしたように設定してください。
属性値に記述された特殊な文字を実体参照に 変換しない - おすすめしたように設定してください。
編 集ツールバーのボタン | |||||
---|---|---|---|---|---|
ファイルの 新規作成 |
ファ
イルを 開く |
ファイルの 保存 |
公 開 | ブラウザで 閲覧 |
アンカーの 挿 入、編集 |
リンクの 挿入、編集 |
画
像の 挿入、編集 |
テーブルの 挿入、編集 |
フォームの 挿入、編集 |
綴りの チェック |
ページの 印刷 |
書 式ツールバーのボタン | |||||
文字色と 背景色 |
ハ
イライト 文字列の色 |
文字を 大きくする |
文字を 小さくする |
ボールド体 (太字) |
イタリック体 (斜字) |
文字に 下線をつける |
順
序付き リスト |
順番なし リスト |
文
字を左に 揃える |
文字を中央に 揃える (セン タリング) |
文字を右に 揃える |
文
字幅を 均等にする |
インデントを入れる (字下げする) |
インデント (字下げ)を解除 |
|||
書 式ツールバー(2) (書式ツールバー2番目の領域)の ボタン | |||||
レイヤー | 前に出す | 後ろに送る | 強調する | より強く 強 調する |
定義リストの 定義項目 |
定義リストの 定義内容 |
左
の枠線に 寄せる |
(水平方向の) 中央に配置 |
右の枠線に 寄せる |
上の枠線に 寄せる |
(垂直方向の) 中央に配置 |
下に寄せる | |||||
通 常は置いていないボタン | |||||
切り取り | コピー | 貼り付け | 検索 | 水平線の挿入 | 左から右へ 文字を配置 |
右から左へ 文字を配置 |
枠 線 |
ボ タン | メニューバーの選択 | ショートカット (Ctrl を押しながら) |
---|---|---|
アンカー | 挿入 > 名前付きアンカー | |
中央に揃える | 書式 > 配置 > 中央 | |
均等割りにする | 書式 > 配置 > 均等割り | |
左に揃える | 書式 > 配置 > 左 | |
右に揃える | 書式 > 配置 > 右 | |
ボールド体 | 書式 > 文字装飾 >ボールド体(太字) | B |
閲覧 | ファイル > ページをプレビュー | |
順番無しリスト | 書式 > リスト > 順番無し(ul) | |
文字色の選択 | 書式 > 文字色 | |
背景色の選択 なし | ||
ハイライト文字色の選択 なし | ||
コピー | 編集 > コピー | C |
切り取り | 編集 > 切り取り | X |
検索 | 編集 > 検索・置換 | F |
フォーム | 挿入 > 入力フォーム > フォーム | |
水平線 | 挿入 > 水平線 | |
画像 | 挿入 > 画像 | |
インデント追加 | 書式 > インデントを1段階深くする | ] |
イタリック体 | 書式 > 文字装飾 > イタリック体(斜字) | I |
文字を大きくする | 書 式 > サイズ > 1段階大きく | + |
リンク | 挿入 > リンク | L |
新規作成 | ファイル > 新規作成 | N |
順序付きリスト | 書式 > リスト > 順序付き(ol) | |
開く | ファイル > ファイルを開く | O |
インデント解除 | 書式 > インデントを1段階浅くする | [ |
貼り付け | 編集 > 貼り付け | V |
印刷 | ファイル > 印刷 | P |
公開 | ファイル > 公開 | |
保存 | ファイル > 保存 | S |
文字を小さくする | 書式 > サイズ > 1段階小さく | - |
綴り | 編 集 > 綴りをチェック | K |
テーブル | 挿入 > テーブル | |
下線をつける | 書式 > 文字装飾 > 下線付き | U |
上のリストは、アイコンに対応する、KompoZerツールバーの利用可能なボタンです。ボタンは通常示されたツールバー のところに配置されています。標準では置かれていないボタンは、バーをカスタマイズすることで利用可能になります。
多 くのツールバーを表示したり隠したりできます。メニューバーの、表示 > 表示切替え を選択し、表示したいツールバー選んでチェックします。メニューバーは隠せません。
いくつかのツールバーは、そこでどの項目を表示するかを変更するようにカスタマイズできます。そのためにはバーの上で右クリックし、 「ツールバーの カスタマイズ」を選択し、ツールバーにアイコンをドラッグして入れる、あるいはツールバーからアイコンをドラッグしてはずします。
ツールバーをカスタマイズするときに、アイコンで小さいのと大きいのとどちらを表示したいかを選択できます。この選択はそれぞれのバー で指定できます。
ツールバーをカスタマイズするとき、3つの追加シンボルがあります。「区切り」は垂直方向のバーでツールバーをセ クションに分割します。「固定幅の 空白」は固定サイズの目に見えない空間を提供します。「自動幅の空白」は利用できる空間をどこでも埋められるように伸縮する空白を提供します。
編集ツールバーは、機能を実行するのにしばしば最も簡単な方法なので、このガイドは一般的にはそのバーで利用できるボタンが見えている ことを想定しています。もし、編集ツールバー、書式ツールバーやボタンが向こうになっているならば、それでも機能はメニューバーを通じてアクセスできま す。対応する選択肢は右のテーブルに示しています。もし、(コントロールキーを使う)ショートカットキーがあれば、それもリストに挙げています。
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KompoZer User Guide - Based version 0.7.10 - Updated 29-September-2007