ここでは音楽を鳴らしてみようで使用したAPI、mciSendStringを使って動画を再生します。
とはいっても、音楽ファイルとなんら変わりはありません。あのコマンド文字列をそのまま使用できます。
しかしそのままだと新しいウィンドウが出てきて、そこで再生されてしまいます。
それではイマイチぱっとしないので、ここでは自分の指定したPictureBox(Formとかそんなんでもいいです)に写させる方法を紹介します。
使用するAPI、一般的なコマンドは音楽を鳴らしてみようと同じです。ですからここでは自分の指定したPictureBoxに写させるのに必要なコマンドの説明だけします。
コマンド |
説明 |
構文 |
window |
表示するウィンドウを指定する |
window ファイル名 handle ウィンドウハンドル |
put |
表示する位置の指定 |
put エイリアス名 destination at 左 上 幅 高さ |
where |
元々のビデオサイズの取得 |
where エイリアス名 source |
putの所で注意しなくてはならないのが、アスペクト比です。適当にやるとめちゃくちゃになります。上手くやる方法はここを参考にして下さい。
コマンドを送る順番としては、次のようにします。
1.windowコマンドを送り、表示するウィンドウを指定します。
2.whereコマンドで元々のビデオサイズを取得し、アスペクト比が崩れないように拡大縮小。
3.putで2.で計算したものを送ります。
以上で自分の指定したウィンドウで動画が再生されます。
かなり端折って説明してるんでわかりにくいと思います。MultiMediaクラスを公開してるので、一つ一つ処理を追ってみてください。
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