簡単紹介:
Capscan Plusは光学機器(レンズ等)の検査用に開発されたアプリケーションです。一行(列)の画素(ピクセル)に対する水平方向および垂直方向の連続スキャン処理による輝度変化を分析するソフトウェアです。また、局所のコントラストを分析することも可能です。光学機器の検査に限らず、多くの画像処理に用いられることが出来ます。
Capscan Plus と Capscanの違い:
CCDカメラなどのビデオ入力デバイスを通じてビデオキャプチャーからの入力も対応しています。リアルタイムでの測定が可能となります。
使用方法:(ScapScan Plusの特有機能のみご紹介します。基本仕様は CapScan の説明ページを参考)
CCDカメラから動画の読み込み:
測定をはじめる前に、CCDカメラ、ビデオキャプチャが正しくインストールされていることを確認してください。
(1)動画のプレビュー開始と停止
メニューから「ビデオキャプチャーから開く」まだはボタン①をクリックすると、右下のウィンドウに動画が流れてきます。
「ストップ」③ボタンを押すと動画プレビューを停止します。
(2)静止画像の取り方
測定するために、静止画像を撮らなければなりません。静止画像の撮り方は2通りあります:
I)即時撮影
この方法は最も簡単で、実際の測定で多く使われます。
プレビュー中にカメラの撮影距離と角度を調節し、お気に入った場面で「スナップ」②ボタンを押してください。すると、一枚の静止画像が撮られて画面に表示されます。これ以後の測定方法は、CapScanと同じです。このページを参考してください。 当方は液晶プロジェクター用光学レンズの検査に使われています。スクリーンに投影したパターンをパソコンに取り込んでレンズの優劣を判断できます。 このような使い方をなさる方は三脚を必ずご用意してください。 なぜなら、同じ位置から撮影しないと意味ないからです。
II)マルチショット
多数枚の静止画像を撮っておいて、撮影完了後にまとめて測定をします。
「プレビュー」をしている間に、「連続撮影」④をチェックしておきます。
このときに、「スナップ」②ボタンを押すともうひとつの小さいウィンドウが現れます。(下図参照)
そのときの静止画像が撮られます。カメラの角度や、距離を調整してもう一回「スナップ」②ボタンを押すともう一枚の静止画像が撮られます。撮られた静止画像は一時ファイルとして 0.bmp, 1.bmp, 2.bmp... の順番にCapScan Plusと同じフォルダに保存されます。 因みに、下図にご覧のように「名前を付けて保存」でご自分の好きな名前を付けて保存することも可能です。
便利な使い方:
CapScanの説明ページをご参考ください。
ビデオキャプチャーデバイスに対しての制限:
本アプリケーションはVFW(Video For Window)インターフェスの対応したビデオキャプチャーしか使用できません。ご購入時に注意をお願いします。場合によってVFWに対応しているデバイスでも使えない可能性があるので、ご了承ください。
当方はこのアプリケーションを開発中に以下のビデオキャプチャーデバイスの動作を確認いたしました。
NOVAC製 USB CATCH VIEW (NV-US110H)
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このバージョンは有料となります。詳しくは
下記のアドレスへお問い合わせください。
参考にしていただくためにCapscan Plusのマニュアルをアップロードいたしました。
Manual Download(PDF形式)王暉
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