吃音への試み

最終更新日:2010-05-17

自分が吃音で苦しいときの様子を振り返ってみる。
話をする場面で、
相手に何かを伝える場面で、
きちんと、ちゃんと、しっかりと話さなければならないことを
よく知っていて、
何を話そうかも分かっているのに…。
いざ、発音しようとするのに、
言葉が出ない。
何かが喉に詰まったようで…。
ぎゅっと締め付けられたようで…。

頭で分かっているのに、その言葉が発音出来ない。
とても緊張する。

一生懸命に発音しようとすると、
ますます体に力が入る。

言葉が出ないので、
その代わりに、咳払いをしてみる。
あれっ、あのっなどの単語を繰り返してみる。

指先を動かして、自分の体をかいたりしてみる。
手をぎゅっと握ったりしてみる。
腕を体に押し付けたりしてみる。

意識的に体に力を入れることで、
出せずにいる言葉を押し出そうとしてみる。
えぃっ。

この動作と一緒に、または、その後に
言葉が出ることがある。
とても疲れる。

言葉の頭が強くなる。
アクセントがつく。
第1音が連打になる。

周りの目も気になる。

吃音で苦しんでいるときの私は、
だいたい、いつもこのような状態にある。

呼吸が十分に出来ていない。
息を吐いた状態で吃音が起こる。
息が吸えない。
息を止めている。
お腹に力を入れている。
体に力を入れて、固まっている。

そういえば…。
吃音の前段階として、
また吃るのではないか?、
いやだな、どうしよう、
何とかして吃らない方法はないか?
と、思う、気にすることがある。

面白いことは、
身内のような緊張しない間でも
吃ることはある。
これは、条件反射のように。

普段、落ちついているときは吃らないことがある。
一人でいるときに、
本を朗読してみると吃らない。

人前で緊張して、声が震えたり、
言葉がつかえたりすることと、
吃音発作が起こって言葉が出ないことに
大きな違いがあるように思う。

心理的アプローチからすれば、
森田療法のような、「あるがまま」で
目的本意の生活を送ることだろう。

言語療法からすれば、
言葉を話すこと、
母国語で会話をして、
相手とコミュニケーションすることだろう。

もし、言葉を話す上で、何か機能的な原因があるとしたら…。
言葉を話すことの指導、訓練、リハビリが大切だろう。
そこで、以下のようなことを行ってみた。

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