言葉の実践

最終更新日:2010-05-17

言葉の練習を何度か繰り返してみた。
落ちついているときは、うまく話が出来ることを確認出来た。

そして、これまでならば吃っていた場面で
それほど苦しくなく会話が出来るのか?。
日常の当たり前の生活の中で実践してみることにした。

最初は、第1番目は、身内で試してみた。

普段に会話をする。
普段でもよく吃ることがある。

何かについて話をしていて、
言葉が頭に浮かんでいるときに、
つかえて言葉が出ない場面があるときに…。

軽く呼吸をする。
しゃべるときは、息を吐いている間。
弱くて良いし、小さくて良い。

「くだもの」。

もし、「く・くだもの」となっても良い。

これまでならば、体に力を入れて、無理に押し出すことがあった。
吃音を恐れて、「くだもの」ではなく、
「フルーツ」と言い直すことがあった。

それほど重要では無い会話なら、一生懸命話さなくても良い。
諦めて話さないこともあるだろう。

とりあえず、身内との会話で何度と無く試してみた。

その数日後のこと。
外出したついでに、
近所の手作りの豆腐屋さんによって、豆乳を買うことに決めた。

一緒に外出した家族には、
「豆腐屋さんで豆乳を買う」と話した。

だんだんと豆腐屋さんに近づく。
予期不安や予期緊張のようなものもある。

口の中で、「とうにゅう」を3回ぐらい繰り返す。
豆腐屋さんの入り口で、家族に「豆乳を1個」と小声で話す。
家族の者に代行してもらうこともあるだろう?。
ただ、話をする機会があるのだから、
自分で話してみることにした。

「すみません。豆乳を1個。
ありますか?。」
と、話す。

ここは、個人の手作りの豆腐屋さん。
ここのご夫婦は、私の両親と同じくらいのご年輩。

「はい。えっ?。何にしますか?。」、と。

多少耳が遠いことを知っている。
聞き返されると、吃音の心配もわいてくる。
こういう場面が苦手なのだ。

まだ、多少の余裕があるようで…。
軽く呼吸をする。
しゃべるのは、息を吐く間。
あまり体に力を入れずに発音してみる。

「とうにゅう。とうにゅうを1こ」。

「はい。
とうにゅうを1こですね。」
無事、話が通じた。
お金を支払って帰宅した。

家で、落ちついて豆乳を飲んだ。
素朴でおいしい。

とりあえず…。
吃音治療の実践をしてみた。
これで吃音の心配が無くなったわけではない。
この方法で、いつも吃音が克服されるか?、
吃音が抑制されるか?分からない。

ただ、やってみる価値は十分にあると思う。

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