はり・お灸

最終更新日:2006-06-24

東洋医療の仕事をしていて、知ったこと。
はり・お灸は道具や物を使って病気を治療する。

誰が発見したのだろうか。
それは明らかではない。
たぶん、ずっと昔の治療者がいろいろと行う中で発見したものなのだろう。

どうして病気が治るのだろうか。
現代の科学ではまだはっきりとした答えが出ていない。
経験的に行われ、何らかの結果が出ている。
非科学的という意見もある。
科学で証明されていないことは事実である。
神秘的だという意見もある。
科学で証明されていないので、なんとなくそう思うのかもしれない。

でも、東洋医療は非科学的といわれてもそれが嘘ではない。
神秘的といわれても、そんなにきれいなものではない。
経験的に発見した医療方法である。

はりの科学的な研究によると、はりの刺激が神経を伝わり・・・。
痛みの伝達をブロックする・・・。
自立神経に働いて・・・。
ホルモン系統に作用して・・・。
人体の反射を利用して・・・。
自然治癒力を高めて・・・。
そのようなことが書かれている。

お灸は皮膚を暖めたり、小さな火傷を作ったり、
その熱刺激が神経を伝わり・・・。
火傷を治すための反応がおこり、血液中の免疫物質が増加し・・・。
自立神経のバランスが調整され、ホルモン系統が作用し・・・。
そのようなことが書かれている。

どちらも、自然治癒力が高まって病気が治る、
というようになっている。

実際に治療で使っていて感じること。
患者さんの中には、はりが好きな人、お灸が好きな人がいる。
それが好きなとき、体に合うとき、その刺激を良いと感じている。
治療後の変化も良い方向に現れる。
逆に、それが好きでない人、体に合わないときは
その刺激を嫌い、体が抵抗し、結果もあまり良いといえない。

どちらも、同じような刺激による治療法なのに。
科学的な研究ではどちらも自然治癒力を高めるとあるのに。

治療による患者さんの好みや変化はとても興味深い。

患者さんに話すこと。
自分にあった治療法をみつけてください。
自分にあった治療法を受けてください。
過去の治療の経験などを治療者に話してください。
よりよい治療を受けることがとても大切です。

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