肩、背中、腰、しりの症状

最終更新日:2006-07-03

胴体背面の症状もいろいろとある。
人体を後ろ側から見ると、背面の中央を縦に脊柱が走っている。
その上の方には頭骸骨が乗っている。
これはいがいと重くて、6・7キロぐらいあると言われる。
それを直接支えているのが頚椎で、その下に胸椎、腰椎、骨盤と続いている。

脊柱は頚椎、胸椎、腰椎などからなり、
椎骨の数は7プラス12プラス5の合計24である。
その下の骨盤背面にもせん骨、尾骨などがある。

これら縦の椎骨を支えているのが、両側にある脊柱起立筋や
その周囲の筋肉である。
この筋肉は深さもあって、いがいと大きい。
姿勢を保持したり、体を動かすときに働いている。
同じ姿勢で長時間働いているときなどに症状を感じることもある。

背中には肋骨があって、呼吸の際に拡張と縮小を繰り返している。
肋間には肋骨を動かす筋肉がある。
背面には肩胛骨があり、肩胛骨は鎖骨と共に
胸郭の上に乗っていて、その両端から上肢がぶら下がっている。

肩胛骨や鎖骨は上肢を動かすときに働くが、
肩を固定するときにも働く。
肩間接の運動範囲はとても大きい。
そして、いろいろな方向に動かすための筋肉が走っている。

いわゆる肩凝りなどは、同じ姿勢を長時間続けていることにより
筋肉の疲労、循環生涯などによって起こる。
また、50肩は過労によって起こることもあるが、
女性の更年期のホルモンや自立神経のアンバランスで症状が
発生することもある。

脊柱は、前後に適度な湾曲をしており、
それがクッションの働きをしている。
しかし、その状態が極端であるとか、逆に平らであるとか、
左右に歪んでいることもある。
その際は、周囲の筋肉の緊張を緩めたり、筋肉の長短を調整したり、
形状の歪みを調整する必要がある。

腰は周囲を筋肉でおおわれている。
この部分には体重がかかっている。
そのため、腰椎の症状もいろいろとある。
腰の伸び縮みと足の動きには大きな関係がある。
腹筋と背筋のバランスも重要である。
そのために、両方の症状が大きく関わり合っていることも多い。

骨盤も複数の骨が連結してできている。
内には内臓が納められている。
内臓から体表に向かって、排泄器官や生殖器の出口が開いている。
骨盤の両側から下肢が伸びている。
そういう構造から骨盤の症状もいろいろとある。

そうしたことから、ある症状に対して他の症状との関係とか、
それお治療するときに他も治療してお互いのバランスをよくすることが
大切である。

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