日本の経済

最終更新日:2008-02-25

日本の経済について、ちょっと。

戦後、日本は経済大国の仲間入りをした。
でも、今の日本の現状は…。
決して良いとはいえない、と。
それはどうしてだろうか?。

国の借金が800兆円を超えているとか。
格差社会が進んでいるとか。
年収200万円以下の人たちの割合が増加しているとか。
景気が悪いとか。
サービス残業が増えているとか。
シャッター通りが増えているとか。
福祉、医療、教育、環境で問題、課題が多いとか。

政府の話では景気が良い、と。
しかし、現実は?。

政府の大きなお財布の中には、庶民の血税が
たくさん詰まっている。
政府は、それをどんどん使っている。
自分たちのために?。
それなのに、どうして庶民の生活は…なのだろうか?。

日本は経済市場主義である。
生産者は、物やサービスをたくさん生産して販売する。
消費者は、お金などを出してそれを購入して消費する。
お金という色々なものと交換できるものを利用して、
必要なものを生産したり、消費したりする。

この経済市場主義は重要だ、と。
必要とされているものを生産、販売、消費する。

経済には競争原理が働いている。
より良いものを、より安く。
品質を高めるために、適正な価格で。
物やサービスが流れる方向と、お金が流れる方向がある。
経済活動では利益が求められる。
経済競争によって、たくさん販売できた、たくさん利益を獲得できた
企業があり、それができなかったところも生まれる。

この重要な経済市場主義。
でも、力関係だけで行くと、勝ち負けや格差が生まれてくる。
たくさんの利益を獲得できた企業、たくさんの収入を得た人たち、
彼らはその収益、利益を使って事業を拡大したり、
生活を豊かに、贅沢に行うことができる。
逆に、それができなかった側は、事業が伸ばせなかったり、
豊かな生活ができなかったりする。

ということは…。
経済のみを優先して行ったなら、どういうことになるのだろうか?。
庶民の生活は決して豊かなものにならないのだろう。

で、経済によって生まれた格差を補正する、社会保障の制度、仕組みが
色々とある。

国民が集まって、国家ができる。
国民が共同して、社会活動を行って、国家が営まれる。
国家の財産はなんだろうか?。
国土、国民、庶民の血税だろうか?。

ということは…。
国の大きなお財布。
庶民の血税がたくさん詰まっているところ。
それは、きちんと庶民に分配されるもの。

経済で生まれた格差、格差社会は、
色々な方法で補正されるものである。
全体が完全に平均化されることは難しい。
でも、人間らしい、基本的な日常の生活がおくれるために、
社会保障がある。
低所得者への税金の免除とか、生活費の補償とか、
福祉、医療、教育などでの優遇措置とか。
ここには弱者への補償がある、と。

経済の自由化と競争化によって、
どんなところが生き残ったのか。
良いものがあるところ、安いものがあるところ、
売場が広くて品数が多いところ、
ネット、通信販売、宅配サービスがあるところなどなど。
製品、サービスの競争。
そして、小さな個人の商店などはどんどんシャッターが閉まっていった、と。

企業が生き残るために…。
経費の削減、人員の削減、合理化をどんどん行った、と。
労働条件の悪化、サービス残業などなど。
賃金が上がらない。

庶民の収入が下がると、消費も下がる。
物やサービスの価格が下がる、売れ行きが下がる、
企業の利益が下がる、体力が下がる。
ここに経済の悪循環、マイナスの循環が生まれる。

福祉、医療、教育など、経済とは違った種類のものでは、
それを必要としているところに、必要なだけ与えることになる。
でも必要なだけの資金、財源、体力がないとそれはうまく働かない。

日本は少子高齢化が進んでいる、と。
子供の生まれる数が減少している、高齢者の割合が増加している、
人口が毎年100万人弱減っている。
人口のバランスが変わると社会の活動、必要なものが変わる。
たくさんの高齢者を支える制度、
少ないといっても、その子どもたちを支える制度、
少子化への対策としての補助、社会保障などなど。

このように、国の役目は重要で、大きい。
ところが…。
今、国が重要視しているものは…。
本当に必要としているもの、福祉、医療、教育、環境に対して
力を入れているだろうか?。
庶民の血税を使って、庶民の生活を正しく補償しているだろうか?。

道路を作る、有料の高速道路を作る、
地面に血税をばら撒く。
これをどんどん続けていったなら、日本はどうなるのだろうか?。

きっと、今後、状況はますます悪化すると言われている。
いずれは、必要な対策を取るように軌道修正されるのだろう。
これからの日本が、庶民にとって、
もっともっとより良いものになりますように。

ちょっと、そんなことを思った。

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