href keizai03 オイル税、暫定税率

最終更新日:2008-04-01

今日4月1日、オイル税で、暫定税率の適応期限が切れた。
これまで、ガソリン1リットル当たり、本来のオイル税が25円ぐらいで、
追加分の暫定税率が25円ぐらい、合わせて50円ぐらいの
税金を納めている、と。
しかも、それに加えて消費税5パーセントも納めている、と。

で、今日の出荷分から暫定税率分の税金が下がる、と。
ただ、店頭には昨日までの高い税金のかかったおいるの在庫があるため、
すぐには値下げできないらしい。

このオイル税の混乱にたいして、日本のトップが謝罪した。
もし、暫定税率が維持できたなら、この混乱は起こらなかった、
というように。

えっ?。
それはどういうこと。
そういう話で良いのか。
その認識は何かおかしくないのか。

暫定税率は、あくまでも暫定である。
本来のオイル税があって、でも、それだけでは税金が不足していて、
もっと税収を上げたい。
そこで、暫定的に税率をプラスする。
この暫定期間が延長を重ねて30年以上になった、と。

今年に入って、この暫定税率の期限が切れるため、
国会では話し合いがされた。

政府は、この暫定税率をあと10年継続する、と。
そして、59兆円の費用をかけて、道路をどんどん作る、と。
それは、年平均で5兆9千億円。
どうしても、それだけの税金は必要だ、と。

これに対して、逆の側は、暫定税率は期限を迎えて終了させる。
オイル税は一般財源として利用する、と。

この対立は何も解決しなかった。
そして、暫定税率は一度中止された。
でも、60日以後に再可決されるという約束から、
今月末には、暫定税率が復活されるらしい。
再び、混乱が起こる、と。

今、どうして、暫定税率なのだろうか?。
何を見直す時期にきているのだろうか?。

今、日本はどういう状況なのだろうか?。
福祉、医療、教育、環境、色々な問題をかかえている。
経済も不安定で、庶民の生活は苦しい。

それなのに、今後10年は59兆円をかけて道路を作り続ける、と。
そのために、暫定税率は延長し続ける、と。
これは廃止できない、と。

また、この道路税は特別会計。
集めた税金はその目的のために使える。
きちんとしたチェック機能が働かない。

庶民から集めた血税。
それはとっても貴重なもの。
庶民から預かって、庶民のために使うもの。
庶民へ分配されるもの。

諸外国に学ぶ。
すると、日本の公共工事は諸外国から見てずば抜けて高い。
国土にしめる道路の割合もずば抜けて高い。
道路の単価も高い。

それに比べて、日本の社会補償費は、諸外国からみて
非常に低い。
これを、今後もずっと継続するというのだろうか?。

道路とは何だろうか?。
ある場所と他の場所を繋ぐもの。
必要があって、意味があって繋がれている。

高速道路は何のため?。
ある場所と、遠く離れた場所を繋いでいる。
しかも、一般の道路とは違って、高速で移動できる。

一般の道路を大型の自動車が高速で走り回ったなら、
庶民が安心して道を移動できないかもしれない。
高速道路には意味がある。

では、高速道路をどんどん作れば良いのか?。
高速道路を作るには膨大なお金がかかる。
そこで、特別にお金を集める。
日本の高速道路(国道)は有料である。
海外では無料のところが多い。

高速道路は意味がある、価値がある。
だから、有料でも良い、と。

でも、現在のような経済。
企業は経費節約、経営努力。
そこで、有料の高速は使わない。
一般道を利用する。

日本の高速道路の利用率はどうなのだろうか?。
地方に行くと、ほとんど自動車が走っていない有料の高速道路が
たくさんある、と。

これでも、道路は作り続ける、と。
それはどうしてだろうか?。

たくさん税金を集めて、たくさん使うこと。
道路にお金をかける。
お金をばらまく。
関連の企業、会社にお金が流れる。
それを維持するために、税金を集めて、それを使う。

それはどうなのだろうか?。
今のような社会でも、それが良いのか?。

庶民から集めた血税。
国家予算は数十兆円にもなる。
特別会計は、それとは別に200兆円以上あるらしい。

最近、特に表立ってきたお役人さん、政治家さんたちの無駄遣い。
庶民の血税を、積み立てたお金を、どんどんと使い込む。
じゃぶじゃぶと使い続ける。
そこで、お金が足りなくなる。
でも、反省しない。

それはどうしてだろうか?。

お役人さんは偉い。
偉い人は何をしても良い。
反省しなくて良い。
それを批判できない。
そうだとしたら…。
国はどんどん悪化するだろう。

庶民の血税は庶民のために。
国は一時預かるが、それを庶民にきちんと分配する。

ハードにばかり多額のお金をかけて、
ソフトにお金をかけない。
物は溢れるが、機能は十分でない。
お金はたくさん移動するが、心は痩せていく。
そうだとしたら…。

特別会計はよほどの理由がなければやってはいけないのでは?。
一般会計の中で、必要なところに、必要なだけ。
道路よりも、もっと大切な福祉、医療、教育、環境などにも。

あまり使われない有料の高速道路を造るよりも、
今、庶民が必要としているものを。

暫定税率を維持する努力よりも、
今、必要としている庶民の生活、福祉、医療、教育、環境を
立て直す方が…。

それは誰のため?。
庶民の血税は庶民のために。

日本が、もっともっと成長しますように。
庶民の生活がより良くなりますように。

ちょっと、そんなことを思った。
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