心の袋

最終更新日:2006-05-07

私たちは袋を持っている。
おばあちゃんの知恵袋というのがある。
それは、おじいちゃんにもあるのだろう。
年齢を重ねて、いろいろなことを学び、経験し、
たくさんの知恵が詰まった袋。

女性には新しい命を育むための袋がある。
男性にも袋がある。

かんにん袋というのもある。
誰かが悪いことをして、かんにん、かんにんと言いながらずっと我慢していると
かんにん袋は膨らんで、袋をとじているおが切れて
爆発する。

そして、心にも袋がある。
心は目に見えない。
でも、存在している。
うれしいとき、楽しいとき、にこにこして周囲にそれを与える。
悲しいとき、つらいとき、苦しいとき、それを我慢していると
心の袋の中にぞんぞんとたまっていく。

うれしいこと、楽しいことをどんどんと袋から出して周囲に与え、
悲しいこと、つらいこと、苦しいことをどんどんと心の袋の中に
ためていくと、しまいには心の袋の中には悲しみ、苦しみだけが
山ほどたまってしまう。

人は、生きているとうれしいこと、悲しいこと、苦しいこと、
いらだつことなど、いろいろなことが起こる。
それを全て爆発していても良くない。
だからといって、それを心の袋にしまいこんでいても良くない。

適当に爆発して、袋の中を掃除することも大切だろう。
でも、我慢も大切だという。
そこはバランス。

現代人の心の袋はどうなのだろうか。
自由なことが多くなり、自己中心的な人も多いという。
時間に追われ、ゆとりを失い、お金や物ばかりが価値を高め、
ストレスを抱えていて・・・。
心や命を労り、大切にしているだろうか。

バランスを失って心の袋が潤いをなくし、弾力、
暖かさを失ってしまったら・・・。
少し休んで。
ゆっくり休んで。
心の袋を掃除して。
自分や他人を労り。
心、命を大切にして。
バランスが保たれて、元気になったらそれを大切にして。

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