アニマ・アニムス

最終更新日:2006-07-06

心はたくさんのコンプレックスからできている、と。

あなたの初恋はいつですか。
その人はどんな人ですか。

あなたが男性ならば、理想の女性はどんな人ですか。
あなたが女性ならば、理想の男性はどんな人ですか。

この質問はちょっと恥ずかしく赤面してしまうかもしれない。
ほとんどの人たちがそれぞれに思うところがあるだろう。

初恋が小さな子供の頃だ、という人がいる。
好きだという感情、いっしょにいて楽しいということ、
将来結婚したいという思い。

そこまではっきりとした思いがないとしても、
うっとりする、ポーっとする、どきどきする、
そんなことから、あの人が好きなのかもしれない・・・。
そういう場合もあるだろう。

思春期になり、体も子頃も成長、変化する。
同性や異性が気になり、相手のことが好きになる。
それを初恋と思うこともある。

男性の内なる女性像をアニマという。
女性の内なる男性像をアニムスという。

あの子が好き、あの人が好き。
人には好き嫌いの感情がある。
それは物心がついた頃には既にあるらしい。
この好き、嫌いといった感情は環境、経験、成長によっても変化する。

初恋、あの子が好き、あの人が好きといった感情はどこからくるのだろうか。

同じクラス、グループにいて、一緒に勉強や滑動、遊びなどをする。
楽しい、心地よい、これがずっと続くとよい、この常態を継続したいなど。
通学の途中、散歩の途中、ちょっとすれ違った、ちょっと見かけた、
どきっとした・・・。
それが気になり、忘れられず、相手のことが知りたい・
そんな場合もあるだろう。

周りの人が見て、とても仲良しでうらやましい・・・。
また、どうしてあんな変な人を・・・。
そういうこともあるだろう。

気の合う人、性質の同じ人どうしが恋に落ちるというわけでもない。
相手を助けたい、自分にないものを相手が持っているなど
お互いが不足を補えあえる・・・。
そういう話もある。

ところで・・・。
あなたはどうしてあの人が好きなのですか。
自分はどうしてあの人を好きになったのだろうか。

男の子、女の子、共に子供の頃から周囲には大人の男女、
父母両親、おにいさん、おねえさん、友達といった人たちがいる。

自分の周囲にいる人たち、異性が初恋に影響することがある、と。
やさしい人、強い人、明るい人、かっこ良い人、暖かい人、親切な人。
にぎやかな人、元気の良い人、面白い人、もの静かな人、賢い人。
人気者とか、スターとか、その他・・・。

魅力がある、魅力を感じる。

例えば。
男性の内なる女性像は・・・。
母親やおねえさん、いもうと、看護婦さん、女性教師などが影響しているだろう。
髪の毛の長い、胸やおしりの大きい、丸みのある体系で、
スカートをはいていて、おしゃれで、おしゃべりが好きで、
お化粧をしているような・・・。
といっても、これらを全て兼ね備えた人ということではない。
あくまでも女性的なものということである。
これとは正反対の面もある。

あの子が好き、あの人が好き。
それは内なるイメージとどこか共通している。
自分が求めている人。
自分にないものを持っている人。
興味や関心がある人。
心が踊り、動かされる人。

あの人を好きになる。
あの人が好きだということに気がつく。
相手にその自分の気持ちを伝える。
その願いがかなうこともある。
付き合う中で喧嘩をすることもある。

恋愛があれば失恋もある。
ある人を好きになる。
でも、その人のある言動を見て気持ちが冷めてしまう。
あの人が好きではなくなる。
ということもあるだろう。

また、告白して、相手が自分を好きでないこともある。
誰かを好きになることと、
その人とうまく付き合えるということは別である。

恋する自分に恋しているという話がある。
あの人が好きだと気がつく。
ところが、相手とは何の関係もない。
でも、あの人が好きであり、自分をもっとよりよくしたいと
日々努力してそれを願っている。

恋愛とは、内なるアニマやアニムスとの関係でもある。
人を好きになると、人はきれいになったり、
いきいきとしたり、前向きになったり、いろいろな変化が起こる。

恋愛と結婚とは別である、と。
恋愛の時代にはあんなにどきどきしたり、楽しかったり、
毎日がばら色であったりして、結婚したいと思ったりする。

ところが、結婚してみるとそれ以外のこともある。
相手の知らなかった面を知る。
相手の他の面に気がつく。
腹の立つこともある。

男女の恋愛や結婚の間には、
それぞれが持っている内なるイメージが関わっている。
男性と内なるアニマ。
女性と内なるアニムス。

それらがうまく係わり合い、機能すると
お互いを生かし、お互いの不足を補い合い、
よりよくなれる。

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