夏休み親子ボランティア

最終更新日:2008-08-21

今年も、夏休み親子ボランティア体験講座の時期。
昨日が手話体験。
今日が点字体験です。

社会福祉協議会より、お手伝いの依頼がきました。
で、参加することにしました。
私の仕事は、視覚障害者についての話、
その他、みなさんの書いた点字のチェック。
点字の指導は、市内の点字サークルの方々。

当日の朝、点字サークルの方が自動車でつれていってくださいました。
で、私は、移動や帰りのことを考えて、
普段通り家族にガイドをお願いしました。
鞄、盲人用具、ギターなどを持って。

場所は社会福祉協議会の会議室。
時間は午前10時から12時まで。
参加者は、小学4年生の女子と親御さんがそれぞれ二組。
定員は10組なのですが、今回も余裕たっぷりかも?。
それと、福祉関係の女子大生が見学と受講しました。

時間前に簡単な打ち合わせ。
私は、普段福祉授業で使うプリントを、受講者に手渡して挨拶。

10時に開会。
主催者のご挨拶。

で、私の番。
40分ぐらいでとのこと。

簡単な自己紹介。
現在の生活、仕事、趣味など。

で、みなさんにも簡単に自己紹介をお願いする。
すると、何処に、誰がいて、どんな人かが分かる。
音が立体の情報を持っている。
だから、全盲でも音を便りに情報が得られる。

小さい頃は弱視。
小6で全盲になり、盲学校へ。
点字を習う。
生活訓練を受ける。

見えなくなったときは何もできなかったが、
訓練と練習でできるようになる。

話ばかりではつまらないので、盲人用具を見せて触ってもらう。
蓋の開く腕時計。
触って分かります。
物差し、メジャーなども触って分かる。
キッチンタイマーは音で分かる。
音声電卓は、音声が出るので使えます。
音声パソコンもこれに似ています。
普通のパソコンに音声ソフトが入っているだけで、
盲人でも便利に使えます。
メールも、ネットも、その他色々。

点字のついたトランプ、カレンダーも便利。
オセロも、ルービックキューブも、触って印がついていて便利。
バスケットボールやピンポン玉もころがすと音が出て知らせてくれます。
作図板は、シリコンゴムの板の上にビニール紙を置いて、
ボールペンで描くとぎざぎざになって、触って分かります。

そして、最後にギターをちょっと。
全盲でも、こうしてギターが弾けます。
千の風を弾きました。
で、終わり。

同じ建物内に点字プリンタがあるので、それを見学。

後半は点字の体験です。
きっと、楽しみにしていたのでしょう。

点字は六つの点の組み合わせ。
点字も外国からきました。
上の2段が基礎になり、3、6の点を組み合わせて数字、アルファベット、
その他を表現します。

日本では、それを日本語用に直しています。
三つの点の組み合わせであ・い・う・え・おを表し、
3、5、6の点の組み合わせであ・か・さ・た・な・
は・ま・や・ら・わ行などを表す。
(例外あり。)

二ますを使うと、濁音、半濁音、拗音なども表現できる。
点字は、音を記号にした表音文字です。
漢字は、表意文字です。
で、点字でも、色々なものを記号にして、色々なことを表現できます。
点字を触ってすぐに読みとって理解できるように、
言葉と言葉の間に一つますを開けます。

で、みなさんに点字を書いて貰う。
最後は、名刺に自分の名前を書いて終わりです。
私は、ときどき点字をチェックします。
受講生が、私のところに持ってきて、
手渡してくれます。
みなさん、上手です。

その後、一人一人に「よくできました。」という文字の入ったものを手渡します。
1行目は相手のお名前。
2・3行目はメッセージ。
4行目は今日の年月日。

そして、全員で、一言感想を話します。

私の番。
先ほど言い忘れていたことなんですが…。
よく福祉授業でいうこと。
「福祉は誰のため?。」
あなたは「誰の?」だと思いますか?。
正解はありません。
お子さんたちに聞いてみます。
体の不自由な人のためでもあるけれど、
そうでない人たちのためでもある…。
そういう意見が出ました。

私もそう思いますし、
そのように教わってきました。
社会のメンバー全員にとってより良い社会、住み易い町であること。
これからの日本がもっともっとより良くなるといい。

時間になり閉会。
いろいろとお世話になりました。
みなさんどうもありがとう。

そして、お昼過ぎに帰宅。
お昼はうどんにしました。

ちょっと疲れたけど。
良かった。

ちょっと、そんなことを体験して。
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