悲しい豊作

最終更新日:2006-11-25

数日前のニュースを見ていて。

今年は秋の天候も良かったため、畑の作物は豊作らしい。

ところが・・・。
関東地方で取れた白菜、大根。
豊作のために販売しても利益がでないとか。

そこで、国の対策として大量に処分することに。
収穫量が減れば価格も安定するらしい。
畑にはつぶされた白菜や大根たち。
農家の人たちも残念だが・・・、と話す。

現代の経済市場主義では生産と消費のバランス、販売のときの取引価格が大切らしい。
でも、何かおかしくはないだろうか。
それが最善の対策なのだろうか。
納得のいく、良いことなのだろうか。

景気が回復したらしい日本経済。
でも、貧しい家庭、なんとか生活している人たちもたくさんいる。
経営の大変な施設もたくさんある。
ちょっと世界を見れば食糧難の地域もたくさんある。

そういう時代にあって、豊作だからつぶしてしまえ・・・という発想は
愚かで貧弱ではないだろうか。

例年よりもたくさん収穫できた作物。
自然の空気、水を吸い、太陽の光をたくさんあびて、大地で育った元気な作物。
「いただきます」、と命をいただいて人は生活している。

ついこの間の冬、作物が取れなくて価格が高騰した。
こんな無駄な、おかしなことをしていたら・・・。
近隣の地方自治体が無料で引き取って、貧しい人たちにくばるとか・・・。
農家の人たちも余剰分についてはボランティアで提供するとか・・・。
頭を捻って何か良いことができないものだろうか。

ちょっと、そんなことを思った。

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