暫定税率

最終更新日:2008-01-23

今年(2008年3月31日)、揮発油税、
オイルに関する暫定税率の期限を迎える、と。
本来は25円ぐらいだったものが、戦後、道路整備、
日本中に高速道路を建設するなどの目的で、
暫定的に25円が上乗せされた。
これにより、オイルに関する税金は、更に25円プラスされている。
それと、消費税が導入されて、税金に税金をかけるという
2重の税金というおかしな現象が起きている。

高速道路は国道である。
本来、国道でお金を取ってはいけない、と。
しかし、高速道路を建設するためということで、
特別にそれを認めるような法律が作られた。
で、費用が全て回収できたとき、高速道路は無料になるはずだった。
それでも、高速道路を使用すると高い料金が発生する。
これは、道路整備とか、新しく道路を造るための資金とか、
道路に関係する団体や企業のための財源という。

海外では、高速道路、フリーウェイは無料である。
その維持には色々と工夫しているらしい。

最近のオイル価格。
戦争とか、石油を輸出している国々の事情などにより
オイルの価格は高騰している。
で、日本でもその影響を強く受けている。

格差社会の日本。
景気の悪さ。
企業も経営努力をしている。
経費の削減。
燃費の良い車を使う。
高い高速道路を使わない。
合理化を進める。
製品の価格を値上げする。

福祉、教育、医療、環境なども
苦しく、問題をかかえている。
高速道路ができたために、ある地区と他の地区が直線で結ばれ、
それによってかそか、経済的な打撃を受けた地域もある、と。
建設予定の道路はまだまだ多い。
現在あるものでも、ほとんど利用されていない道路もある、と。
必要とされていない道路もある。
そういう今の日本。

それなのに。
暫定税率を10年延長する、と。
まだまだ道路を作る。
整備にはお金がかかる。
…という。

ところが…。
日本においてGDPに対する公共事業、社会保障の割合は
海外での公共事業や社会保障と比べてかなり違う、と。

社会保障では、海外の主要な国々と比べて、
日本はとても低い、と。
逆に、公共事業は、主要な国々と比べても
非常に高い、と。
このようなことからも、日本は海外から多くを学ぶ必要がある。

福祉、教育、医療、環境において
色々な問題や課題をかかえているのに、
それを優先しないというのはどうなのだろうか。

戦後日本の歴史。
国の復興を優先してきた。
で、日本はここまで成長してきた。
色々な問題が発生していても、これまでのやりかたを変えない、
継続するというのはどうなのだろうか。
それは誰のため?。
誰の、どこの利益、得になるのか?。
庶民、国民のためだろうか?。

政治が揺れている。
もし、今ある高速道路を有効利用して、
誰もが自由に便利に使えるような仕組みにしたならば…。
フリーウェイにしたなら…。
どう変化するのだろうか?。

オイル税を見直したら…。
暫定税率を見直して、凍結したなら…。

福祉、教育、医療、環境に対する仕組みを改善、
修正したなら…。
税金をそちらにむけたなら…。
どう変わるのだろうか?。

庶民の安全、庶民が安心してくらせるような社会、
制度にしたなら…。
庶民から集めた血税を、庶民にちゃんと分配するような
仕組みに修正していったなら…。
今よりも良くなるのではないだろうか。
みんなで考えて、社会の意識が変わり、より良くしていったなら。

ちょっと、そんなことを思った。
戻る