SPコードと読み取り装置
(SPコードにはたくさんの文字情報が)

最終更新日:2007-03-28

今年2007年3月に、SPコード読み取り装置を体験した。
この読み取り装置は、目覚まし時計ぐらいの大きさで、
軽くて持ち運びなども簡単。

このSPコードというもの。
二次元バーコードでできている、と。
18ミリかける18ミリの中に、800文字の情報が収納できる。

私がこのSPコードという言葉を聞いたのは昨年のことだっただろうか。
たしか、TBSラジオだった。
でも、その後特別聞いたりすることもないし、
実際にそれを見たりすることもなかった。

で、今回それを見て、体験してみて面白いと思った。
18ミリかける18ミリという小さな中にたくさんの文字情報が格納されている。
それはとてもコンパクト。
このSPコードがかかれた用紙をSPコード読み取り装置にセットする。
読み取り開始のボタンを押す。
正常に読み取りが終了すると認識処理が行われる。
そして、その文字情報が合成音声で読み上げられる。

ところで、このSPコードは専用のソフトを使って作成できる。
そして、600DPI以上のレーザープリンタで印刷できる。

この技術の応用として視覚障害者の情報バリアフリーに役立つ。

普通、視覚障害者は用紙に書かれた文字などが見えない。
OCRなどのハイテク技術を使うと、パソコンやスキャナ、ソフトを
使って用紙に書かれた活字情報などが読める。
ただ、その活字情報の取得、認識率は最大でも80パーセント、
場合によっては読めないこともよくある。

そこを、このSPコードがカバーできるように言われている。
ただ、このSPコードも専用の読み取り装置が必要であるとか、
専用のソフト、レーザープリンタで作成するとか、
そういった条件が必要である。

このSPコードがいろいろな書類に付記されると
それまで活字情報が読めなかった視覚障害者が、
SPコード読み取り装置を使って自力で情報が読める。

このSPコード読み取り装置。
けして安い製品ではない。
福祉機器である。
開発、製造、販売、ユーザ数、という点からすれば
無理もないのかもしれない。
ただ、国が進めている障害者の日常生活用具支給対象品である。
重い障害であって、低所得などの条件が満たされていれば
公的な補助が受けられる。
詳しくは最寄の福祉事務所へ。

で、ちょっと思ったこと。
このハイテク情報技術は価値が高い。
視覚障害者などに応用すると生活がよりよくなる。

もし、大手のカメラ、スキャナ、プリンタなどのメーカーが低価格で
製品を販売してくれたなら。
そして、ローレベルなどのコードもあるとか、
レーザープリンタ以外の、通常一般に普及しているプリンタでも
コードが印刷できたなら。

この技術、普及してくれるとありがたい。

ちょっと、そんなことを思った。

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