Windows98SEの自動インストール

最終更新日:2006-09-13

OSのインストール。
最新のOSは魅力的で良いのだが。
OSにも自分が使いたい、使いやすいものがある。

例えば。
Windows98SE。
これはWin9X系のOSで、16ビットのMS-DOSなどが利用できる。
DOSを音声化して使っていたものとしては
まだまだ使いたいOSである。

そこで、パソコンにWindows98SEをインストールする。
対話型のインストールもあるが、ここでは自動でインストールしてみる。
といっても、ちょっと前のOSである。
何か問題が起きてしまうかもしれない。

自動インストールということで、設定ファイル「msbatch.inf」を使用する。
これを適切に編集する。
必要な情報を書き込む。
そして、フロッピーディスクに保存する。

自動インストールの前の準備。
パソコンをフロッピーディスク、またはCDから起動する。
DOS音声化ソフトを起動する。
(全盲のため。通常は必要ないだろうが。)

Fdiskコマンドでハードディスクに領域を確保する。
起動可能な基本DOS領域とデータを保存するための拡張領域を作成する。
(FAT32で領域を確保する。)
パソコンを再起動してドライブをフォーマットする。

ハードディスクのドライブC:から起動するために
システムファイル、起動に必要なファイルをコピーする。
config.sys, autoexec.batを適切に設定する。
そして、ドライブC:から起動する。

通常、OSのCDにアクセスしてインストールを行う。
でも、システムを多少でも軽くすること、
ハードディスクの処理の方が早いようなことから、
必要なファイルを全てハードディスクにコピーする。
今回コピーしたファイルはCDの中の「\WIN98」、「\DRIVERS」
ディレクトリ以下にある全てのファイル。
これで、ドライブC:から起動したときにCDに関係した処理を省略できる。

フロッピーディスクに保存した「msbatch.inf」もドライブC:にコピーする。
そして、パソコンを再起動する。

プロンプト「C:\>」が表示される。
ここでセットアップを実行する。

C:\WIN98\SETUP.EXE C:\MSBATCH.INF /IS

上記の「setup.exe」はインストールプログラム、
「msbatch.inf」は設定ファイル名、
「/is」はScanDiskコマンドを省略するためのスイッチ。
普通、ScanDiskコマンドは実行した方が良い。
でも、ディスクに問題がないときとか、処理を早くしたいときもある。

ハードディスクにアクセスする音がする。
途中、再起動がかかる。
何かのためか、停止する。
何回かEnterキーを押す。
そして、OSのインストールが終了する。

再起動すると、外部スピーカーからWindowsの音楽がなる。
音声ソフトを入れる。
マザーボード付属のドライバを入れる。

以下、参考にした「msbatch.inf」。
----この下から----
; MSBATCH.INF
;
; Copyright (c) 1995-1998 Microsoft Corporation.
; All rights reserved.
;

[BatchSetup]
Version=3.0 (32-bit)
SaveDate=02/21/06

[Version]
Signature = "$CHICAGO$"
AdvancedINF=2.5
LayoutFile=layout.inf

[Setup]
Express=1
InstallDir="C:\WINDOWS"
InstallType=3
ProductKey="key01-key02-key03-key04-key05"
EBD=0
ShowEula=0
ChangeDir=0
OptionalComponents=1
Network=1
System=0
CCP=0
CleanBoot=0
Display=0
DevicePath=0
NoDirWarn=1
TimeZone="Tokyo"
Uninstall=0
NoPrompt2Boot=1

[System]
Locale=L0411
SelectedKeyboard=KEYBOARD_00000411

[NameAndOrg]
Name="Name"
Display=0

[Network]
ComputerName="Name"
Workgroup="WORKGROUP"
Description="Name"
Display=0
PrimaryLogon=Windows
Protocols=MSTCP
Security=SHARE

[MSTCP]
LMHOSTS=1
LMHOSTPath="C:\WINDOWS\lmhosts"
DHCP=1
DNS=1
WINS=D

[OptionalComponents]
"ユーザー補助オプション"=1
"ユーザー補助ツール"=0
"ブリーフケース"=0
"電卓"=1
"デスクトップの壁紙"=0
"文書テンプレート"=1
"ゲーム"=0
"イメージング"=1
"マウス ポインタ"=0
"ペイント"=1
"クイック ビューア"=0
"Windows スクリプティング ホスト"=1
"ワードパッド"=1
"アドレスブック"=1
"ダイヤルアップATM サポート"=0
"ダイヤルアップ ネットワーク"=1
"ダイヤルアップ サーバー"=0
"ケーブル接続"=0
"ハイパーターミナル"=0
"Microsoft Chat 2.5"=0
"Microsoft NetMeeting"=1
"ダイヤラ"=1
"仮想プライベート ネットワーク"=0
"野球"=0
"危険動物"=0
"コンピュータの内側"=0
"ジャングル"=0
"レオナルド ダ ビンチ"=0
"モア Windows"=0
"ミステリー"=0
"自然"=0
"サイエンス"=0
"宇宙"=0
"スポーツ"=0
"60 年代アメリカ"=0
"黄金時代"=0
"トラベル"=0
"海底"=0
"Windows 98"=0
"Internet Connection Sharing"=0
"Microsoft Wallet"=0
"Personal Web Server"=1
"Web 発行ウィザード"=0
"Web-Based Enterprise Mgmt"=0
"Microsoft Outlook Express"=0
"バルト言語"=0
"中央ヨーロッパ言語"=0
"キリル言語"=0
"ギリシア語"=0
"トルコ語"=0
"オーディオ圧縮"=1
"CD プレーヤー"=1
"Macromedia Shockwave Director"=1
"Macromedia Shockwave Flash"=1
"サウンド設定"=0
"サンプル サウンド"=1
"サウンド レコーダー"=1
"ビデオ圧縮"=1
"ボリューム コントロール"=1
"AOL"=1
"Biglobe"=1
"IIJ4U"=1
"ニフティーサーブ"=1
"OCN"=1
"ドリームネット"=1
"The Microsoft Network"=1
"スクリーン セーバー (追加)"=0
"フライング Windows"=1
"OpenGL スクリーン セーバー"=1
"Microsoft バックアップ"=0
"文字コード表"=0
"クリップボード ビューア"=0
"ドライブスペース"=0
"ドライブ コンバータ (FAT32)"=1
"グループ ポリシー"=0
"ネット ウォッチャー"=0
"システム モニタ"=0
"リソース メーター"=0

[Printers]

[InstallLocationsMRU]

[Install]
AddReg=RunOnce.BatchDelay,Run.Installed.Components,Registry.WinUpdate

[RunOnce.BatchDelay]
HKLM,%KEY_RUNONCE%,BatchRun1,,"%25%\rundll.exe setupx.dll,InstallHinfSection Delete.Welcome 4 %10%\msbatch.inf"
HKLM,%KEY_RUNONCE%,BatchRun2,,"%25%\rundll.exe setupx.dll,InstallHinfSection Delete.Regwiz 4 %10%\msbatch.inf"

[Run.Installed.Components]
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchSetupx,,,">Batch 98 - General Settings"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchSetupx,IsInstalled,1,01,00,00,00
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchSetupx,Version,,"3,0,0,0"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchSetupx,StubPath,,"%25%\rundll.exe setupx.dll,InstallHinfSection Installed.Components.General 4 %10%\msbatch.inf"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchAdvpack,,,">Batch 98 - Advanced Settings"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchAdvpack,IsInstalled,1,01,00,00,00
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchAdvpack,Version,,"3,0,0,0"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>BatchAdvpack,StubPath,,"%25%\rundll32.exe advpack.dll,LaunchINFSection %10%\msbatch.inf,Installed.Components.Advanced"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>Batchwu,,,">Batch 98 - Windows Update"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>Batchwu,IsInstalled,1,01,00,00,00
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>Batchwu,Version,,"3,0,0,0"
HKLM,%KEY_INSTALLEDCOMPS%\>Batchwu,StubPath,,"wupdmgr.exe -shortcut"

[Installed.Components.General]
AddReg=Browser.Settings, Security.Settings, Shell.Prep
BitReg=Shell.Settings

[Installed.Components.Advanced]
DelFiles=QuickLaunch.Icons
CustomDestination=Custom.Dest

[Custom.Dest]
49050=QuickLinksLDIDSection,5

[Delete.Welcome]
DelReg=Registry.Welcome

[Registry.Welcome]
HKLM,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run,Welcome,,

[Delete.Regwiz]
AddReg=Registry.Regwiz

[Registry.Regwiz]
HKLM,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Welcome\Regwiz,@,1,01,00,00,00
HKLM,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion,RegDone,1,01,00,00,00

[Registry.WinUpdate]
HKLM,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer,NoDevMgrUpdate,0x10001,0
HKLM,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer,NoWindowsUpdate,0x10001,0

[Browser.Settings]
HKCU,%KEY_IEXPLORERMAIN%,"Start Page",,"file:///d:/files/links/url.htm"
HKCU,%KEY_IEXPLORERMAIN%,"First Home Page",,"http://home.microsoft.com/runonce.asp"
HKCU,%KEY_IEXPLORERMAIN%,"Search Page",,"http://www.microsoft.com/isapi/redir.dll?prd=ie&ar=iesearch"
HKLM,%KEY_IEXPLORERMAIN%,"Search Bar",,"http://www.microsoft.com/isapi/redir.dll?prd=ie&ar=iesearch"
HKCU, "SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Help_Menu_URLs","Online_Support",,"http://support.microsoft.com/support"

[Security.Settings]
HKCU,"Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\1",CurrentLevel,1,00,00,01,00
HKCU,"Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\4",CurrentLevel,1,00,00,01,00

[Shell.Prep]
HKCU,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer,IconUnderline,1,02,00,00,00

[Shell.Settings]
HKCU,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer,IconUnderline,1,01,0
HKCU,Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Streams,Settings,1,08,0

[QuickLinksLDIDSection]
HKCU,"SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Folders",AppData,QuickLaunch,"%25%\Application Data"

[QuickLaunch.Icons]
チャン~1.scf

[DestinationDirs]
QuickLaunch.Icons=49050,Micros~1\Intern~1\QuickL~1

[Strings]
KEY_RUNONCE="SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce"
KEY_INSTALLEDCOMPS="SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components"
KEY_IEXPLORERMAIN="Software\Microsoft\Internet Explorer\Main"
----この上まで----

Windows98SEがアップグレード版の場合。
アップグレード版をパソコンにインストールする場合、
それよりも以前のバージョンが必要になる。

例えば。
Windows95など。
Windows95のCDから、「\WIN95」ディレクトリ以下を
全てハードディスクにコピーする。

そして、上記と同じ方法でOSのインストールを行う。
途中、互換性の確認が行われる。
そこで、「C:\WIN95」と入力する。
これで、アップグレード版のWindows98SEがインストール可能になる。

Windows98SEの次期バージョンがWindows ME。
これがWin9X系の最終バージョン。
Windows2000の一部の機能を採用するなど、
OSの機能強化を行っている。

Windows MEの起動を早くするなどの目的で、
config.sysなどを起動時に読み込まない。
DOSコマンドの使用に制限を持たせるなど、
いくつかの変化がある。
そのため、場合によっては使いにくい面もある。

DOSを音声化するソフトは、himem.sys, emm386.exeなどを使用して
ハイメモリにアクセスしているらしい。
もし、Windows2000/XPでもそれが使えたなら、
Windows98SEなどにこだわらないのだが。

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