パソコンを使って

最終更新日:2006-09-19

さて、初めてのパソコン。
日本点字図書館にはパソコン関係の点字図書や録音図書がいくつかあった。
といってもまだまだ少ない。

その頃、個人の点字出版所から
初心者のためのMS-DOS入門というような点字図書が発行されていた。
そこにはMS-DOSの仕組み、設定、コマンド解説などが書かれていた。

また、MS-DOS付属のヘルプコマンドを利用して少しずつ学ぶことができた。

普段私がすることといえば。
音声点字エディタで文章を作成することぐらい。

DOSコマンドが分かってくると。
ファイルのコピーをやってみる。

COPY FILE1 FILE2

ファイルの名前を変更してみる。

RENAME FILE2 FILE3

ファイルを削除してみる。

DEL FILE3

次に、ディレクトリを作ってみる。

MKDIR MYDIR

ディレクトリを移動してみる。

CHDIR MYDIR

ディレクトリを削除してみる。

RMDIR MYDIR

このようにして少しずつDOSを体験していった。

それと、DOSにはバッチファイルという特別な処理がある。
これは、DOSのコマンドをファイルに書いておき、それを実行させるというもの。
例えば、 MYBATCH.BAT のようにして、ファイルの拡張子を
.BATとして保存すると、コマンドプロンプトで

MYBATCH.BAT

のようにして実行することで自動的に処理が行われる。

他に行ったDOSコマンド。

例えば。
フロッピーディスクを買ってきて、フォーマットをする。

FORMAT C:

PC9821ではフロッピードライブがC:のようになっていたので。
ハードディスクでもそこから起動すると起動ドライブがA:になっていた。

いつのことだったか、
障害者用ソフトパックというのが公開、配布されていた。
その中のソフトを試して遊んだ。
ストリーム・エディタ(SED)はテキストを編集できるソフト。
これでバッチファイルを編集して処理を楽しんだ。

視覚障害者の音声パソコンというものは。
自分が行いたい処理を一つ一つキーボードから入力して
実行できたのでとても分かりやすかった。
ただ、そのための処理やコマンドについて知っていないと行えないので
大変な面もあった。

そういえば。
MS-DOSとWindows。
DOSはWindowsのようにたくさんのパワーやメモリなどを必要としなかった。
最近のWindowsはものすごいパワーを必要としている。
もし、32ビットのDOSが開発されたり、マルチタスクで便利なDOSが
開発されたりしたならば・・・。
どうなっていたのだろうか。
ちょっと面白そうだ。

続く

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