点字図書館と盲人用具
日本で最初の点字図書館は、
おそらく日本点字図書館でしょう。
東京の高田馬場にあります。
現在、建物が新しくなり広くてとてもきれいです。
最初は、視覚障害者と点訳ボランティアさんが数人で
始めたそうです。
後に録音図書が作成されるようになりました。
オープンリールテープからカセットテープになり、
とても使いやすくなって普及したそうです。
その他点字出版や用具販売、点字教室や対面朗読なども
行われるようになり、幅広く活動されているようです。
最近では障害者の施設や普通の図書館などでも
点字図書や録音図書が借りられるようになっています。
盲人用具について。
点字を書く道具には、小さくて持ち運びにも便利な
「懐中点字機」や「点字板」、「点字タイプライター」、
最近ではパソコンなどがあります。
点字機は、受け板に一マス分のところに六つの凹みが
できていて、上側の板には一マスごとに四角い窓がたくさんあいています。
そして、この板の間に紙を挟んでピンの付いた点筆で
ぽつぽつと文字を書いていくのです。
ちなみに、プラスチック性懐中点字機は
千円前後から売られております。
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