ペルソナTips:

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毎日活用しまくってるペルソナについての、改造とか便利なTipsなどを載せていきます。


【改造】デタッチャブルリセットスイッチ:

普段よくLANを使うもんで、リセットスイッチにはお世話になりっぱなしでした。 しかし、こいつがまためんどくさいところにある。背面の奥の方、スタイラスペンが ない限り押せない。タッチパネルはほとんど指で操作してるので、スタイラスペンを取り出す→ペルソナを若干閉じる→ひっくり返す→ぽちっと押す→…という順序を 追わなければならないのが不便でした。

リセットスイッチを使いやすい位置に移動したい!でもペルソナに穴を開けたくない。と考えていると、あ、いい場所が…(笑)

モデムのモジュラー端子です。これは6極中2芯しか使用しておらず、他の4芯はありません。ここに2芯追加して、リセットボタンから配線を繋ぐ。んでもって、別途用意したモジュラージャックにタクトスイッチを付けたものを作って、取り外し可能なスイッチにするにする。これだったら、ペルソナの外観は変わらない、モデムもそのまま使える、スイッチは取り外し可能、スイッチを紛失してもペルソナは動く、しかもカバー付きで誤って押す心配もない!(ただし、この改造をした状態でモデムを使うのは自己責任で。TEL線は2芯のを使えば安心だな)

てなわけで、思いたったら吉日。モジュラージャック、タクトスイッチを買ってきて、しかめてデタッチャブルスイッチを作った。具体的には、しかめ機で真ん中の2芯以外の場所に適当な線をしかめて、その先にタクトスイッチを繋ぐ。(注:タクトスイッチには2本ずつの端子になっているので、繋ぐ方向を確かめること)


バックアップを取ってからペルソナを解体して、モジュラー端子に2芯追加して(これが一番苦労した)、リセットスイッチから配線引き伸ばして接続。2芯の追加方法としては、長めのジャンパ線を細工してつけるか、他のモジュラー端子からピンだけ引き抜いて追加すると良いです。今回は他のモジュラーから移植し、2本くっつけて延長した力技で解決しました。

めでたくデタッチャブルリセットスイッチの完成!
リセットしたいときは、モデムカバー開けてぽちっとな。便利。総費用150円くらいでお安く仕上がりました。



【Tips】フタ開けながら電源ON!:

RECボタン。録音性能悪い上に、かばんの中で押されて、気が付いたら電車のガッタンゴットンの音だけ延々録音されて、バッテリもメモリの残り領域もゼロになってたなんて、しゃれにならん。(過去に何度も経験あり)
レジストリエディタで、RECボタンへの割りつけを変更すれば、録音されることはないけど、アプリ名を空白にしただけじゃエクスプローラーが立ちあがる。そんなときは、そのRECボタンに該当するキーごと削除すれば、アプリは立ちあがらずに電源がONになる。

左手の親指でRECボタンを押ながら、右手でフタを開けるようにすれば、フタを開けたら電源ONが実現できます。


【Tips】同期設定の移動方法:

シリアルポートや赤外線ポートがついていないマシンは母艦にすることができません。また、母艦を再インストールすると、パートナーシップ関係は無くなってしまいます。すでにパートナーシップ関係を結んだ母艦はあるときくらいはどうにかならないかな?、と思い挑戦してみました。
まずは、同期関連のファイル。C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\Profiles\以下にある、CE名のフォルダをコピーします。それに加え、同期フォルダであるC:\My Documents以下にある同期フォルダ(NTの場合は、C:\WINNT\Profiles\(ユーザ名)\Personal以下)もコピーします。
つぎに、レジストリ。HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows CE ServicesとHKEY_USERS\(ユーザ名)\Software\Microsoft\Windows CE Services以下をエクスポートします。やり方は、レジストリエディタで該当部分を選んで、適当な名前を付けて「書き出し」を行ってください。(この場合、ツリーを開いていって、Windows CE Servicesを選択して書き出し)
これらを移動先のマシンにコピーします。ActiveSyncをインストールしてから、さきほどバックアップしたregファイルをダブルクリックして、レジストリに追加します。ただし、HKEY_USERの方は注意が必要で、(ユーザ名)の部分が移動元と移動先で異なる場合、その書き出したレジストリ内のユーザ名部分を適当なもの(Win95/98なら.DEFAULTに)に置換してください。レジストリはテキストファイルなので、お好きなエディタで編集することができます。
レジストリの追加が終わったら、とりあえず同期させて様子をみてください。おそらく、同期ファイルをコピーした時点で、ファイルの更新時刻などが異なっているので、同期エラーを出されると思います。エラーが出たら、母艦・CE共に同期フォルダ内のファイルを全部削除して同期を取り直し、その後あらかじめバックアップしてあるファイルをコピーすると確実です。
ちなみに、過去に同期したファイルはすべて自動的にActiveSyncのProfilesフォルダ内にバックアップされているので、いざというときはそちらからファイルをコピーしましょう。