APP0 (0xFFE0) JFIFフォーマット Back
JFIFは、プラットフォーム(機種やOS)の違いによる、互換を取る為の情報が記録されています。
JPEG規格で規定されていない互換性情報をおぎなう為に、大半のJPEGファイルに含まれています。


解析例

APP0 :JPEG File Interchange Format Ver 1.1 (JFIF)
 密度 1:1 単位なし
 CP Code [ TEST ]


1行目はフォーマット名、バージョン番号等を表示します。
2行目は解像度、表示単位(単位なし、dots/inch、dots/cm)、サムネイルが有れば"24bit Bitmap形式サムネイル(HHxVV)"を表示
    サムネイルはビットマップに変換可能な24ビット単位のデータで、HHxVVは横x縦サイズ
    ツール>サムネイル>で表示・保存が出来ます。
    横:縦の解像度が一致しなければアスペクト比エラーを出力します。
3行目以降はインプラントCP CODEが含まれていれば3つまでのコードを出力します。


JFIFの構造

名称 サイズ 内容
La 2 セグメント長
ID 5 ASCII文字で"JFIF"とヌル終端
Ver 2バイト JFIFのバージョン
U 1バイト 解像度単位(0:単位なし、アスペクト比を表す 1:dpi 2:dpcm)
Xd 2バイト 横解像度
Yd 2バイト 縦解像度
Xt 1バイト サムネイル横サイズ
Yt 1バイト サムネイル縦サイズ
RGB0〜
 RGBn
3バイト 1ピクセルのRGBデータがXt x Yt個記録されます。
サムネイルが記録されない場合、Xt、Yt共に0になります。


参考資料 検索サイトでファイル名を検索して探して下さい

JPEG File Interchange Format Version 1.02 (英文) jfif3.pdf