APP2 (0xFFE2) FlashPixデータ Back
このセグメントはJPEGファイルをFlashPix形式のデータに変換する為のものです。
通常1つのファイルに複数のAPP2(FlashPix)セグメントが記録されます。
各APP2セグメントの内訳は、コンテンツリストとコンテンツリストに記載された複数のストリームデータから成ります。
APP1(Exif)と同時に記録され、以下の構成要素を元にFlashPixデータに変換出来ます。

APP1(Exif)+APP2(FlashPix)+JPEGイメージデ−タ


FlashPixとは

コダック、ヒューレットパッカド、ライブピクチャ、マイクロソフトの4社が開発した画像フォーマット。
複数の解像度の画像を記録し、用途や環境に併せて解像度を変えられます。

また、画像を縦横64ピクセル間隔で区切り、必要な部分を切り出す事が出来ます。
元画像が64ピクセルの倍数でリスタートインタバル処理されていると画像劣化をおこさずに切り出しが可能です。


解析例

APP2 :FlashPix-Ready Contents List 2 entry
 0000019C /Extension List
 00004E5C /Screen Nail_bd0100609719a180
APP2 :FlashPix-Ready Stream Data0 Offset 00000000
APP2 :FlashPix-Ready Stream Data1 Offset 01000000

←コンテンツリスト、このファイルには2つのデータが記録される
←1つ目のデータのエンティティサイズと名前
←2つ目のデータのエンティティサイズと名前
←1つ目のデータと展開時のオフセット値
←2つ目のデータと展開時のオフセット値


参考資料 検索サイトでファイル名を検索して探して下さい
JEIDA規格 ディジタルスチルカメラ用画像ファイル フォーマット規格(Exif) Version 2.1 (日本語版) Exifj.pdf
JEIDA規格 カメラファイルシステム規格(Design rule for Camera File system)DCF Version 1.0 (日本語版) DCFj.pdf