============================================================================= IP_Change ============================================================================= ============================================================================= 目次 1  IP_Changeとは 2  主な機能 3  セットアップ方法 4  動作環境 5  使用方法 6  著作権その他 7  サポート等 8  改訂履歴 ============================================================================= 1 IP_Changeとは  IP_Changeとは,Windown2000/XP用IPアドレス切り替えツールです。  セカンダリIPアドレスも登録可能です。  ランチャー機能/通常使うプリンタ変更機能/ネットワーク・ブロードキャストアドレス計算機能も搭載しています。 2 主な機能  Windows2000/XP用のIPアドレス切り替えツールです。   @IPアドレス/SecondaryIPアドレスが変更可能   A簡易ランチャ機能搭載   B通常使うプリンタが変更可能   Cネットワーク/ブロードキャストアドレスが演算可能   Dタスクトレイに常駐して機能を呼び出す事が可能。   EDHCPでIPアドレスを取得した状態でゲートウェイ/DNSサーバ    を任意の設定に変更可能  IPアドレスが"簡単""軽快""シンプル"に切り替わるTOOLを目指しました。  Networkエンジニアの方向けに作成しましたが、会社/自宅でPCを共用されている方にとっても使い勝手の良いと自負しています。  一度試用して頂けると幸いです。 補足:SecondaryIPアドレスについて  Client−Router−Server(あなたのPC)  上記構成で疎通試験を行いたいがRouterが無い場合、セカンダリIPを使うと以下の構成で対応できます。  Client−Server(あなたのPC/IP/セカンダリIP) 3 セットアップ方法  アップロードされているファイルはZIP形式で保存されています。  解凍手順に関しては割愛させて頂きます。 3−1 解凍後のファイル  解凍後のファイルは以下の4ファイルです。  ipchange.exe プログラム本体  COMDLG32.ocx VB6.0ランタイム。         本ファイルが無くても動作場合削除しても構いません。  readme.txt 本ファイル  confフォルダ IPアドレス設定ファイルを保存するフォルダ 3−2 プログラム起動  解凍後のファイルを任意のフォルダに保存して下さい。  IP_Change.exeを起動するとプログラムが動作します。  本プログラムはVisualBasic6.0を用いて作成しています。  必要と思われるランタイムは同梱していますが、万一ランタイムエラーが出力される場合はVB6.0ランタイムをインストール下さい。 3−3 VersionUP手順  ipchange.exeを差し替えて下さい。 3−4 アンインストール手順  アンインストール時はこのフォルダを削除して下さい。  注意:v1.52以前のUserの方へ  インストーラを用いてアンインストールを実行すると、Licencekey及びランチャーの設定が消えてしまう事がわかりました。   #ipchange.iniファイルが削除されてしまいます。  お手数ですが、アンインストール前にipchange.iniファイルのバックアップ頂けると幸いです。 4 動作環境  対応OS   Windows2000   WindowsXP 5 使用方法 ipchange.exeを起動するとプログラムが動作します。  デフォルトのオプション設定は以下の通りです。   IP設定反映後に終了する ⇒ 無効   起動時にメイン画面を開く ⇒ 有効 プログラムを動作させると、タスクトレイにアイコンが常駐しつつメイン画面が起動します。 5−1 IPアドレス関連 5−1−1 IPアドレス変更手順 ファイル-新規作成(Ctrl+N)から、IP設定を記入下さい。  IP設定ファイルから読み出したIP設定を変更しても構いません。 IP設定を記入後、IP設定を反映ボタン(F5)を押下して下さい。  netshコマンドが発行されIPアドレスが変更されます。  #IP設定ファイル上で右クリックすると設定ファイルの変更メニューが表示されます。  DHCPを有効にするを選択すると、表示上はDNSサーバ/デフォルト灰色のボックスになりますがIPアドレスを記載する事でDHCPでアドレスを取得しつつ、DNSサーバ/デフォルトルートを変更する事も可能です。 5−1−2 IP設定ファイル保存手順  IP設定ファイルを選択して、ファイルー名前を付けて保存(F2)を実行して下さい。 上書き保存する場合は、ファイルー上書き保存(Ctrl+S)を実行して下さい。 5−1−3 IP設定ファイル削除手順  IP設定ファイルを選択して、ファイルー削除(Shift+Del)を実行して下さい。 5−1−4 IP設定ファイル名変更手順  IP設定ファイルを選択して、ファイルー名前を変更するを実行して下さい。 5−1−5 現在のIPアドレスの調査手順  現在のIP読み込みボタンを押下して下さい。  IP設定ファイル(現在のIP設定)が作成され、現在のIP設定が各項目に記入されます。 5−1−6 常駐アイコンからのIP変更  常駐アイコンを右クリックーIPを変更を選択すると、既に登録済みのIP設定ファイルが表示されます。  変更したいIP設定ファイルを選択すると、IPアドレスが変更されます。 5−1−7 Ethernet adapterの記入に関して  ネットワークとダイヤルアップ接続内の該当プロファイル名を記入して下さい。  #デフォルトの場合、ローカル エリア接続となります。  #LANカードが変更された場合等はローカル エリア接続 2となる時があります。  Ethernet adapterがわからない場合、現在のIPアドレス調査手順を実施下さい。 5−2 通常使うプリンタ関連 5−2−1 通常使うプリンタ変更手順  端末にインストールされているプリンタドライバが表示されます。  変更したいプリンタを選択後、通常使うプリンタを変更ボタン(Ctrl+P)を押下して下さい。  選択したプリンタをダブルクリックしても変更可能です。  通常使うプリンタはIP設定ファイルと関連付けされません。 5−2−2 常駐アイコンからの通常使うプリンタ変更手順  常駐アイコンを右クリックー通常使用するプリンタを変更を選択すると、端末にインストールされているプリンタドライバが表示されます。  変更したいプリンタを選択すると、通常使用するプリンタが変更されます。 5−3 ネットワーク/ブロードキャストアドレス計算関連 5−3−1 ネットワーク/ブロードキャストアドレス計算手順  IP設定ファイルを記入すると、最下行のテキストボックスにネットワーク/ブロードキャストアドレスが自動的に表示されます。 5−4 ランチャー関連 5−4−1 プログラム起動手順  タスクトレイに格納されているアイコンを右クリック-プログラムを選択して下さい。  登録されているプログラムリストから起動したいプログラムを選択すると動作します。 デフォルトで、以下のメニューを登録しています。   @DOSプロンプト   Aスクリーンセーバーを起動する   BWindowsをログオフする   CWindowsを再起動する   DWindowsを終了する 5−4−2 プログラム新規登録手順  メイン画面から、コマンド-プログラム登録画面を開くを選択します。  または、タスクトレイに格納されているアイコンを右クリック-プログラム-プログラム登録画面を開くを選択して下さい。  プログラム登録画面から、プログラム-プログラムの新規登録を選択して下さい。  登録するプログラムを選択すると、リストボックスに表示されます。  エキスプローラ等からファイルをドラッグアンドドロップで登録も可能です。  OK押下にて、登録されます。  タスクトレイに反映させる為には、プログラムの再起動が必要となります。 5−4−3 プログラム名変更手順  プログラム登録画面にて変更したいプログラムをリストから選択して下さい。  プログラム選択後、プログラム-プログラム登録名の変更を実行します。 5−4−4 プログラム削除手順  プログラム登録画面にて削除したいプログラムをリストから選択して下さい。  プログラム選択後、プログラム-プログラムの削除を実行します。 5−5 オプション関連 オプションの設定を行う為には、タスクトレイのアイコンを右クリック-オプションを選択して下さい。 5−5−1 詳細設定 5−5−1−1 プログラム動作の設定 5−5−1−1−1 起動時にメイン画面を開く  このオプションを有効にすると、プログラム起動時にメイン画面が開きタスクトレイにも常駐します。  無効の場合、起動時にタスクトレイに常駐しますがメイン画面は開きません。  デフォルトは有効の設定です。 5−5−1−1−2 IP設定反映後に終了する  このオプションを有効の場合、IPアドレス変更後にプログラムを終了します。  IPアドレス変更完了のメッセージは表示しません。  オプションが無効の場合、IPアドレス変更後のIPアドレスを表示します。  プログラムは終了しません。    デフォルトは無効の設定です。 5−5−1−2 タスクトレイアイコンの操作 5−5−1−2−1 左クリック時の動作  タスクトレイアイコンに対して左クリックした時の動作を選択します。  現在の仕様では、左ダブルクリックした時も動作してしまいます。 現在の仕様では、(なし)もしくはメイン画面を開く以外選択できません。    デフォルトはメイン画面を開くが選択されています。 5−5−1−2−2 左ダブルクリック時の動作  タスクトレイアイコンに対して左ダブルクリックした時の動作を選択します。    デフォルトは選択されていません。 5−5−1−2−3 右クリック時の動作  タスクトレイアイコンに対して右クリックした時の動作を選択します。  現在の仕様では、右ダブルクリックした時も動作してしまいます。  現在の仕様ではメニュー表示のみ選択します。 5−5−1−2−4 右ダブルクリック時の動作  タスクトレイアイコンに対して右ダブルクリックした時の動作を選択します。    デフォルトは選択されていません。 #作者はダブルクリックの動作にWindowsの終了等を割り当てて使用しています。 5−5−2 ライセンス登録  ライセンス購入いただけましたら、選択して下さい。  Keyを入力すると、ライセンス登録を促すメッセージは表示されなくなります。  ライセンスが無い場合、ライセンスチェックロジックに100回到達するまで試用する事が出来ます。 5−5−3 ヘルプ  本ファイルが表示されます。 5−6 終了ボタン    常駐せずに終了します。 5−7 仕様  IP設定ファイル ・・50ファイルまで登録可能  プリンタドライバ・・10プリンタまで登録可能  ランチャー   ・・50プログラムまで登録可能  タスクトレイ常駐モードでのIP/プリンタ変更作業の終了通知   →タスクトレイのアイコン切り替わりにて通知  メイン画面による通常使用するプリンタ変更   →タスクトレイアイコンへの反映はプログラム再起動要  仕様変更依頼はメールにてご連絡下さい。  WindowsXPにおいて、起動時にシステムエラーH8007007Eが表示される事があるようです。  その場合、windowsシステムフォルダにあるregsvr32.exeにCOMDLG32.ocxファイルをドラッグアンドドロップしてみて下さい。  ドラッグアンドドロップ後、起動すると動く事があるようです。 6 著作権その他  著作権は作者であるほいが保有しています。  また、本ソフトを運用した結果に対し作者は一切責任を負えないのでご了承ください。 7 サポート等  ご意見ご要望などがありましたら,下記電子メールに連絡下さい。   インターネット km0327@yahoo.co.jp 8 改訂履歴 v1.654 【BugFix】IPアドレス取得ロジックを変更 v1.653 【GUI変更】終了ボタンを削除/詳細設定オプションにメイン画面クローズ時の設定を移行 v1.652 【BugFix】設定ファイルとの差異を判断するロジックのBugFix v1.651 【BugFix】DNS2関係のBugFix v1.65 【機能追加】 代替DNSを登録可能とした。 v1.64 【BugFix】 Versionの表記修正 readmeにシステムエラーH8007007Eの件を追記 終了ボタン追加 ファイル保存時の動作改善 プログラム起動時の表示改善 v1.63 【BugFix】 特定の操作時にサブネットマスクが255.255.255.0に変更される件に対応 タスクマネージャに表示されるアプリケーション名をIP_Changeに変更 v1.62 【機能追加】 アイコン/フォームに現在のIPアドレスが表示される機能を追加 タスクトレイアイコンからの操作性改善 メイン画面にオプション追加 v1.61 【BugFix】 新規作成処理にエラーが発生する件の対応 タスクトレイアイコンを複数回ダブルクリックするとエラーになる件の対応 v1.60 【機能追加】 タスクトレイ常駐機能を追加 readme.txt改修 オプションにwindowsの終了などを追加 v1.55 【機能追加】 IP設定反映時、設定ファイルと相違があった場合ファイルを保存するか否か問い合わせ。v1.54 【BugFix】 新規作成時の処理を変更 IP記入時にリストから選択が外れる仕様を変更 メニューを一部変更 タブオーダ変更 v1.53 【BugFix】 見た目を修正などなど。 インストーラを削除。 デフォルトのiniファイルを削除 v1.52 【機能追加】 IPアドレス変更中のマウスポインタを砂時計にした。 v1.51 【機能追加】 IPアドレスのネットワークアドレス/ブロードキャストを計算するロジックを追加した。 licenceチェックの方法を変更した。 設定ファイルの上書き保存を追加した。 【BugFix】 ランチャ名変更でデフォルト値を変更できるようにした。 保存ロジックで不具合があった点を修正した。 v1.5 【機能追加】 通常使うプリンタを変更できる機能を追加した。 上記に伴い、外観を変更。 v1.42 【BugFix】(未公開) ランチャ名変更に関わる不具合を修正 v1.41 【BugFix】 Licencekeyに関わる不具合を修正 v1.4 【機能変更】 IP変更時にDOS窓が出力されないように変更した。 サブネットのデフォルト値を255.255.255.0とした。 Sourceの見直しを行った。 VisualBasicのランタイムを同梱した。 DHCPでアドレス取得かつ、DNS/gatewayの設定変更を可能とした。 【BugFix】 IPV6がインストールされた端末で誤動作する事を修正 v1.3 【BugFix】 Licencekeyが入力出来なくなっていたのを修正 v1.2 【機能改善】 IPの入力方法を容易にした。 Sourceの見直しを行った。 【BugFix】 フォントを修正 v1.1 【BugFix】WinXPで現在のIPアドレスを確認出来なかった不具合を修正 v1.0 新規作成