
@ ブラシプレビュー
現在のブラシの形と大きさが表示されます。この上で左クリックすると、ブラシのサイズ・濃度一時保存メニューが開きます。
よく使うサイズ・濃度を登録しておくとすぐに呼び出せて便利です。また、データはツール毎に保存されます。
「[1] 1 px A 255」というように表示されている項目を選択すると、そのサイズと濃度が適用されます。
「[1] に登録」というように表示されている項目を選択すると、現在のサイズと濃度が指定した位置に登録されます。
この上で右クリックすると、ブラシ形状を指定するメニューが開きます。
水彩以外のツールでブラシの形状を変更できます。
A サイズ
現在のツールのブラシサイズを指定します。サイズは1〜64までです。ブラシサイズはツールごとに保存されます。
B 濃度
現在のツールの描画濃度(不透明度)を指定します。値が小さいほど透明になり、値が大きいほど不透明になります。
濃度はツールごとに保存されます。
C マスク
色マスクの指定をします。マスク色は通常1色ですが、最大4個まで色を追加できます。
マスクの色プレビューの部分を左クリックすると、現在の描画色をマスク色に指定できます。
マスク色が複数ある場合は、クリックした位置の色が変更されます。
Ctrl+左クリックすると、現在の描画色をマスク色に追加します。
(イメージ上の色をマスク色に追加したい場合、イメージ上でAlt+右クリックするとその点の色を追加できます)
Shift+左クリックすると、クリックした位置のマスク色を除外します。
Deleteキー+左クリックすると、1番目以外のマスク色を除外します。
Alt+左クリックすると、クリックした位置のマスク色を描画色にします。
マスクの色プレビューの部分を右クリックすると、マスクのメニューが表示されます。
下に並べられているのはマスク色の履歴です。色の横には、RGB値が表示されます。
履歴には最近マスク色に使った色が登録されています。
色を選択すると、現在のマスク色がその色になります。
マスク色が複数登録されている場合は、右クリックした位置に履歴色が適用されます。
また、右クリックした時にCtrlキーが押されていた場合は、履歴の色をマスク色に追加します。
マスクについて詳しくは マスク をご覧ください。
D テクスチャ
テクスチャの指定をします。OFF/ONの部分をクリックすることでONとOFFを切り替えられます。
テクスチャのプレビュー部分を左クリックすると、テクスチャウィンドウをON/OFFできます。
テクスチャについては テクスチャウィンドウ をご覧ください。
E 描画色/背景色
描画色と背景色の色が表示されます。前面に表示されているのが描画色で、背面に表示されているのが背景色になります。
左クリックすると、その位置によって描画色と背景色が入れ替わります。
描画する時は基本的に「描画色」の色で描画されますが、グラデーションなどで背景色が使われます。
この上で右クリックすると、メニューが表示されます。
- デスクトップ上の色を取得
デスクトップで見えている色を描画色として取得します。
実行するとスポイト用のウィンドウが出るので、色を取得したい場合は、色のコントロールの上で左ボタンを押した後、左ボタンを押したままカーソルを移動させてください。
移動中は現在位置の色が表示されるので、カーソルが取得したい色の上まで来たら左ボタンを離して下さい。
ボタンを離した瞬間に色が取得され、ウィンドウが元に戻ります。
F RGB/HSV
バーの値をRGBで指定するか、HSVで指定するかが選択できます。RGBは R = 赤、G = 緑、 B = 青
HSVは H = 色相、S = 彩度、V = 明度
として値を指定します。
G ▼ボタン
コントロールウィンドウの下部は必要な時だけ表示したり隠したりできるので、このボタンを押すことで表示/非表示を切り替えられます。H グラデーションマップ
2色間のグラデーションが表示されます。左側、右側の色の部分を左クリックすると、現在の描画色がセットされ、左側の色→右側の色でグラデーションが作成されます。
グラデーションの部分を左クリックまたは左ボタンを押しながら移動すると、その位置の色が現在の描画色にセットされます。
I 自由線の描画
描画方法が「自由線」の時の描画アルゴリズムを指定できます。(ツールが水彩の場合はこの指定は関係ありません)
- 通常
通常の線描画アルゴリズムです。
斜めの線を描いたときに線が太くギザギザとしますが、ドットを打つ時や色を塗る時など基本的にはこちらを使用します。 - 細い
この方法では出来るだけ線が細くなるように処理します。
こちらは主に主線などを描く時に使用します。
線を細くするためのアルゴリズム上、カーソルを動かさないと描画されませんので(現在のカーソル位置ではなく移動前のカーソル位置に描画する)、ドットを打つ場合には向きません。 - 曲線
曲線で補間して滑らかな線にします。
J 水彩・水の量
ツールが「水彩」の時の水の量を指定できます。スライダーが右に行くほど水の量が多くなります。
この指定によって水彩描画時の「周囲の色の影響度」と「描画色の影響度」の値を調整しています。
K カスタムグラデーション
現在選択されているカスタムグラデーションが表示されます。グラデーションツールで描画時、ここがONになっていたら選択されているカスタムグラデーションで描画されます。OFFの場合は通常の描画色→背景色グラデーションが描画されます。
グラデーションの部分を左クリックすると、グラデーション描画時のカスタムグラデーション適用のON/OFFが切り替えられます。
▼の部分を左クリックすると、カスタムグラデーションの選択/編集ウィンドウが表示されます。
Ctrlキーを押しながらグラデーションの部分を左クリックすると、反転のON/OFFを切り替えられます。
Shiftキーを押しながらグラデーションの部分を左クリックすると、描画色適用のON/OFFを切り替えられます。
⇔マークが表示されている場合、描画時にグラデーションが反転されます。
□マークが表示されている場合、描画時にカラー部分が描画色1色になります。
カスタムグラデーションについて詳しくは カスタムグラデーション をご覧ください。