「編集」ボタンで、グラデーションを編集するウィンドウが表示されます。
色と不透明度のグラデーションが編集でき、それぞれのグラデーションは別々に編集できます。
分岐点について
分岐点とは、色が変わる地点のことです。
カスタムグラデーションでは、複数の分岐点を元にグラデーションを作成します。
分岐点はカラー/不透明度のグラデーションでそれぞれ32個まで作成できます(先頭と終端の点を含む)
分岐点には位置とカラー(もしくは不透明度)の2つの情報が存在します。
分岐点と分岐点の間は、左側の分岐点と右側の分岐点の色でグラデーションされます。
(「間の色を単色化」がONになっている場合は、左側の色1色で埋められます)
グラデーションの編集方法
グラデーション表示上の何もない(分岐点がない)部分で左クリックすると、その位置に分岐点が追加されます。
存在する分岐点の四角い部分を左クリックすると、その分岐点が現在の選択となり、その状態で位置やカラーを編集するとその分岐点の情報が変更されます。
分岐点の四角い部分を左ボタンでドラッグすると、その分岐点の位置を移動できます(移動できるのは、左の分岐点と右の分岐点の間の部分だけです)
横の▼ボタンを押すと、メニューが表示されます。
また、特定のキーと組み合わせて分岐点をクリックすることで使える機能もあります。
- Ctrl+左クリック
現在のカラー(不透明度)を、クリックした位置の分岐点にセットします。
他の分岐点で使われている色をコピーしたい場合に便利です。
- Shift+左クリック
現在選択されている分岐点とクリックした位置の分岐点の間を等間隔に配置します。
- Alt+左クリック
クリックした位置の分岐点を削除します。
グラデーションのタイプ
- 色を繰り返す
グラデーションツールで描画する時、通常グラデーションの範囲外の部分は端の色で塗りつぶされますが、このチェックがONの場合は範囲外の部分でもグラデーションの色を繰り返して描画します。
- 間の色を単色化
分岐点と分岐点の間の色をグラデーションせずに、左側の分岐点の色1色で埋めます。
この場合、終端の分岐点の色は使われません。
メニュー
- 前(次)の分岐点へ
現在選択されている分岐点の一つ前(左側)、一つ次(右側)の分岐点を選択します。
分岐点が密集していて選択しにくい時に便利です。
- 削除
現在の分岐点を削除します。
- 右との間を分割
現在の分岐点とその右の分岐点との間を指定した数だけ分割します。
2分割であれば、現在の分岐点と右の分岐点の間に1つ分岐点が作成されます。
- 中間位置に置く
現在の分岐点を、その左側と右側の分岐点の中間位置に配置します。
- 全て等間隔に配置する
全ての分岐点を等間隔に配置します。
- 反転
全体の位置と色を反転させます。
- 描画色をセット
現在の分岐点に描画色の色をセットします。
- 背景色をセット
現在の分岐点に背景色の色をセットします。
位置の編集について
分岐点の位置は0.0〜1.0の小数点で指定します。0が左端、1が右端となります。
小数点は4桁までを目安に入力してください(それ以下でもそれ以上でも構いません)
選択されている分岐点の位置はその左側と右側の分岐点の間でしか移動できません。