夢幻境
掴めない花
そこは夢幻境
夢という種を蒔き
幻想という花を咲かせる場所
そこは人によって創り上げられた楽園
人が願えば願うほど夢という名の種が蒔かれ
夢を想えば想うほど幻想という花が咲いていく
そこは誰もが望み
人が到達すべき楽園
だが人の身でそこを訪れることはできない
そこは夢幻であるが故
生きては行けず・・・
死しては見れず・・・
ただその空間だけがいずれ訪れる人を
待ち続ける空間
想い出より
素材提供してくれた場所
オルゴールを閉じる