<<< 楽々階層入力 説明書  '14/3/7  だるま(鈴木正国) >>> 【ソフト名称  】楽々階層入力 【バージョン  】1.32a 【実行ファイル名】楽々階層入力.xla 【動作環境   】OS : Windows95/98/Me/NT4.0/2000/XP          Excel : Excel97/2000/2002         (動作確認済:Win95+Excel97, WinXP+Excel97, WinXP+Excel2002) 【ソフト種別  】シェアウェア 本体\1,000(消費税5%時 \1,050、8%時 \1,080、10%時 \1,100) 【シェアレジ  】http://shop.vector.co.jp/service/servlet/NCart.Add?ITEM_NO=SR072680 【著作権    】だるま(鈴木正国)が保有します。          雑誌等への掲載は自由です。但し、事前または事後連絡願います。 【免責     】作者は一切責任を負いません。お客様自身の責任でご使用ください。 【Vector作品番号】SR072680 【Eメール   】daruma3.vbaアットマークoffice.tnc.ne.jp      (スパムメール対策です↑を「@」に変えてください。) 【だるまのページ】http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an033788.html 更新履歴 Ver.1.30 ---> 1.31   元リストの値が数値の時、エラーで登録できない場合があったのを修正しました。   並べ替えの順序を50音順に変更しました。 Ver.1.31 ---> 1.32   DB形式の元リストに英字が含まれている場合などに表示が重複してしまう場合が   あったのを修正しました。   それに伴い「並べ替えの順序を50音順に変更」は廃止し、文字コード順に戻し   ました。 Ver.1.32 --> 1.32a   消費税率変更に伴う、説明書のライセンス料表記を修正しました。 ****************************************************************************   【楽々階層入力とは】 **************************************************************************** 階層形式のリストを右クリックメニューから簡単に入力できるようにするExcel用ア プリケーションです。 入力したいセルを右クリックし、表示されたメニュー上の階層を辿り目的の値の所 でクリックするだけで入力できます。 <<< 特徴 >>> ◆元リストはワークブック、普通のExcel操作で簡単に編集 ◆そのリストブックは一つのみ、全ての階層リストを一元管理 ◆リストブックのバックアップは普通のブックと同様に可能 ◆データブック、リストブックには一切マクロ不要 ◆リストを目的別にグループ(シート)分け管理可能 ◆入力対象セルに応じた階層メニュー自動切り替え ◆各種書き込み方法に対応  値のみを書き込み、セルを丸ごとコピー、セル中の図形のみコピーなど ◆3種の元リストに対応  1.行方向にずらずらと並べたいわゆるデータベース形式  2.時間割表、九九算表のような行列形式  3.大項目-->中項目-->小項目、同上空白のような階層形式 ****************************************************************************   【まずは体験してください】 **************************************************************************** 次項を参照してインストールしてください。 そして、次の手順で実行してみてください。 (この例では予め設定されているサンプルリストを使って階層入力をし、更に自分 の独自メニューを追加してみます。) とりあえず後述の詳細説明を読まなくても簡単に実行でき、本ソフトの便利さを 実感していただけると思います。 1.本ソフトを起動するとメニューに[階層]が追加されます。 2.新規ブック新規シートの何も書いてないセル上で右クリックしてください。 3.[階層]-[分類1]-[動物]-[昆虫]-[カブトムシ]でクリック  ⇒動物、昆虫、カブトムシ と横に入力されます。 4.[階層]-[時間割]-[水]-[3時限め]-[数学]でクリック  ⇒数学が入力され、セルが黄色になります。   (元のセルが丸ごとコピーされました。) 5.何も入力されていないシート上に「記号」と入力してください。   そして、その下の方で(同じ列内で)右クリックすると新たに[記号]メニュー   が表示されます。  (右クリックした時に上方の「記号」という文字を自動認識して追加されました。   自動認識の詳しい仕様は後述) 6.[階層]-[記号]-[ハート]でクリック  ⇒図形のハートが貼り付きます。   (図形のみをコピーするように「記号」表に定義してあるためです。) 7.5と同様に「認印」と入力しても同じようなことが出来ます。 8.次に元リスト(リストブック)の中身を見てみましょう。   メニューバーから[階層]-[リストブック編集]をクリック   ⇒リストブックが表示されます。   このように各リスト(表)はシート内にいくつでも配置でき、またそのような   シートをリストブック内にいくつでも作成できます。 9.いずれかのリストの中で右クリックし、[階層]-[表属性変更]をクリック   ⇒表の各種属性(表名、読み取り方法、書き込み方法など)を変更出来ます。   とりあえずは「キャンセル」しておいてください。 10.次に「シート選択」についてです。   メニューバーから[階層]-[シート選択]をクリック   ⇒リストブック中のシートの一覧とその選択状況(使用状況)が表示されます。    ここでどのシート(リスト)を使う使わないを指定できます。   ここもとりあえずは「キャンセル」しておいてください。 11.さて、ここで自分独自のリストを設定してみましょう。   メニューバーから[階層]-[リストブック編集]をクリックしてください。   まずどの形の表にするか決めます。   サンプルの中から決めた表をコピーし、新規シートを挿入して貼り付けます。   この時、表のすべてをコピーする必要はありませんが見出し行(行列形式の場合   は見出し列も)は含めてください。データ数は適当で構いません。   新規シートの名前を適当に変更してください。そのままでも構いませんが。   表のデータを適当に変更してください。   (図形の場合はセル範囲内に完全に含まれるようにしてください。)   データの変更が終わったら[階層]-[表属性変更]で各属性を設定します。   (この時「表の読み取り」で選択する「形式」には注意してください。間違った    形式を指定するとリストが正しく表示されません。)   最後に、[階層]-[シート選択]で今追加したシートのみを選択します。   どうでしょうか、右クリックメニューから独自の階層入力が出来るようになりま   したか。^d^ ****************************************************************************   【インストール・アンインストールと起動方法について】 **************************************************************************** プログラムの起動方法は3つほどあります。 1.直接ダブルクリックで開く。   ⇒ 「マクロの警告」の関係で好ましくありませんが一番手軽です。 2.アドインとして設定する。   ⇒ 不要な時にもロードされ使用しないメニュー項目が表示されるのであまり     好ましくありませんが「マクロの警告」は表示されません。     アドイン設定方法      [ツール]-[アドイン]でアドインダイアログを表示します。      「参照」をクリックして、解凍して保存した実行ファイルを指定します。 3.WigMenu(別売)から実行する。   ⇒ 必要なときだけロードして実行出来、「マクロの警告」も表示されません。     また、本ソフトだけでなく自作または他のExcelソフトも登録してメニュー     から実行できます。     さらに、マクロウイルスのセキュリティ対策の一つとしても有効です。     こちらのページからどうぞ     http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se302442.html     ※Excel97でWigMenuを利用する場合はExcel97のバグの為に本ソフトとの連携      がうまくゆかず、本ソフト読み込み時のリスト自動更新が実行されません。      対策として、読み込み後に一度だけ [階層]-[リスト更新] 又は [階層]-      [シート選択] を実行してください。      (この現象はExcel97でWigMenuから実行する時だけの現象です。またExcel       97でも起動後の通常の動作には問題ありません。) いずれの場合もインストールは、解凍したファイルを任意の同一フォルダに入れる だけです。 アンインストールは、フォルダごと削除してください。 (アドイン設定した場合は先にアドインを解除してから。) ****************************************************************************   【ライセンスについて】 **************************************************************************** このソフトはシェアウェアです。 無料のお試し期間は1ヶ月間としますが、その後継続して使用するにはライセンス料 の支払いが必要です。 お試し期間中の機能制限はありません。 お支払いはベクターのシェアレジでお願いいたします。 http://shop.vector.co.jp/service/servlet/NCart.Add?ITEM_NO=SR072680 ◆ライセンス登録方法 1.ライセンス料のお支払いをしていただき、ライセンスキーを入手します。 2.[階層]-[ライセンス登録] を実行します。 3.ライセンスキーを入力し、OKをクリックします。   (キーは間違えないためにコピー&ペーストしてください。) 以上で登録完了です。 ****************************************************************************   【メニューおよび操作方法等の詳細説明】 **************************************************************************** ◆ファイル構成  楽々階層入力.xla ......... 本体プログラム  楽々階層入力リスト.xls ... リストブック(階層選択の元になる「表」の集合)  kaisoin.ini .............. システム設定ファイル  楽々階層入力説明書.txt ... この説明書ファイル ◆「表」の種類  元データとして設定出来る表は次の3形式です。  1.行方向にずらずらと並べたいわゆるデータベース形式  2.時間割表、九九算表のような行列形式  3.大項目-->中項目-->小項目、同上空白のような階層形式  いずれの形式でも見出し行(行列形式の場合は見出し列も)が必要です。  例は、[階層]-[リストブック編集]で表示される初期設定のシート上にありま  すので参照してください。  ※形式の名前は説明の為に本ソフトで便宜的に付けています。一般的な呼び方とは   必ずしも一致しないのでご注意ください。 ◆「表」の配置  ワークシート上に配置します。  空白の行および列で区切られていて「セル領域」として認識される位置におけば  一ワークシート内にいくつでも配置できます。  また、ワークシートはリストブック内にいくつでも置けます。  状況に応じて使い分けるように「表」を種類毎にシートに分けておけます。 ◆「表」の構成と設定  表には必ず見出し行(行列形式の場合は見出し列も)が必要です。  表の左上セルにはコメントが挿入されていて、その内容が表の設定値(表属性)  です。  [階層]-[表属性変更]で表の設定値が変更できます。この際、左上セルのコメ  ントが読み書きされます。無い場合は自動挿入されます。  表の左上セルのコメント以外のコメント、左上にコメントが無いセル範囲、一行  のみのセル範囲、は表の読み取り時には無視されます。  つまり、シートに表以外のデータを書き込んでおいても大丈夫ということです。  表が不要になったら次のいずれかをしてください。  ・[階層]-[表属性変更]で「不使用」にチェックを入れる  ・[階層]-[シート選択]でそのシートを使用対象にしない  ・左上のコメントを一般操作で削除する  ・表自体をワークシートから削除する  ★★★★★ 重要 ★★★★★  リストブックの書き換え(表の変更)をしたら必ず  [階層]-[リスト更新]または[階層]-[シート選択]  を実行してください。  そうしないと階層リストに変更が反映されません。 ◆「表」の新規作成方法  [階層]-[リストブック編集]でリストブックを開き、一つ以上の空白行空白列  を空けて書いてください。  (必要に応じてワークシートシートを追加してください。Shift + F11)  セル領域として認識される範囲かどうかは、Ctrl + *(ノートパソコンの場合は  Shift + Ctrl + *)で確認してください。  表の第一行目には見出しが必要です。(行列形式の場合は見出し列も必要)  前記の「体験してください」ではサンプルリストからコピーしましたが、必ずしも  それは必要ではありません。直に書くだけで構いません。ただ、「形式」が分かり  づらいようでしたら初めの内はサンプルリストからコピーしてください。  次に[階層]-[表属性変更]で各属性を設定します。  (この時「表の読み取り」で選択する「形式」には注意してください。間違った   形式を指定するとリストが正しく表示されません。)  最後に[階層]-[シート選択]または[階層]-[リスト更新]を実行し変更を  右クリックメニューに反映します。 ◆「表」のバックアップと復元について  ご存知のようにExcelのブックは壊れやすいです。念のためにリストブックはバッ  クアップをとるようにした方が良いです。  リストブックは形式的には単なるExcelブックですので通常のブックと同じ方法で  バックアップできます。  復元はバックアップしたファイルを元の名前で元の場所に戻すだけです。  ※リストブックの名前について   初期の名前は「楽々階層入力リスト.xls」、場所は本体プログラムと同じフォル   ダとなっていますが変更可能です。kaisoin.iniファイルをメモ帳で開き書き換   えてください。ただし、余分なスペースを入れたりして間違えないように注意し   て行ってください。   なお、フォルダの指定は、無し又は無効(;で始まっている)の時は本体プログ   ラムと同一フォルダとみなされます。   (まあ、レジストリみたいに間違えるとシステムが立ち上がらなくなるなんてこ    とは無いのでその点は心配要りません。どう書き換えても元のリストさえも読    み込まなくなってしまった時は、kaisoin.iniを削除してください。初期状態    に戻り、kaisoin.iniは必要な時に自動的に作成されます。^d^) ◆サンプルのリストについて  実際の運用を始める時には初期設定のサンプルリストは不要になりますのでシート  毎削除してください。  後でサンプルリストを参照したい時は、[階層]-[サンプルリスト表示]を実行  してください。 ◆キーワードの自動認識について  [表属性変更]で「すべてに適用」にチェックを入れた場合はその表のリストはい  つでも右クリックメニューに表示されます。  (ただし、[シート選択]メニューで使用するように選択されていなければ表示さ   れません。)  チェックが入っていない場合は、「キーワード」が認識された場合にのみその表の  リストは表示されます。  キーワードは「表名」です。  シート右クリック時のキーワード認識の詳細仕様は次のとおりです。  1.アクティブセルが空白なら、上方向に空白でないセルまで探します。  2.アクティブセル領域を取得します。  3.その領域の一行目と、アクティブセルの列との交わりのセルの値を得ます。  4.それが、登録されているいずれかのキーワードと一致したらその表のリストを    右クリックメニューに表示します。  一見難しそうですが、要はデータシート上の書き込みたい表の第一行目の項目名を  確認し、対応した「表」のリストを自動表示する、と思っていただければ結構です。  ただ、書き込みたい表中に空白セルが多数存在していて「セル領域」としての認識  が自動ではうまく出来ないという場合も有り得ます。  そういう事が考えられる場合は「すべてに適用」にチェックしておいてください。 ◆表名について  表の名前は出来るだけユニークなものにしてください。  同じ名前でも一応使えますが、同じ名前にするとキーワード自動認識に対応出来ま  せん。  データシート上の一つのキーワードに対して、同じ名前の表が複数登録されていて  はどの表を使ったら良いのかシステムで判断できません。  (実際には最初に見つけた表を対象にします。)  また、階層メニューから選択する際も同じ名前では分かりにくく間違いの元になり  ますのでできるだけ表名はユニークに付けてください。  ※ちなみにユニークは面白いという意味ではありませんので念のため。^d^ ◆上書き警告について  本ソフトでは基本的に上書き警告はしません。右クリック階層メニューから入力す  る時、そのセルに既に値が入力されていても警告無しで上書きします。  ただし、例外があります。  表属性設定の「値の書き込み」で横方向または縦方向に値を書き込む設定の場合で  かつ、書き込み先の2セルめ以降にすでに値がある時に限って上書き警告をします。  つまり、書き込み対象がアクティブセル1つのみなら自分で承知して書き込もうと  しているのだから警告は不要でしょう、でも横または縦にアクティブセル以外にも  書き込む時にはそのつもりが無くて上書きしてしまう危険性が考えられるから、警  告します、という仕様です。 ◆◆◆◆◆ メニュー ◆◆◆◆◆ ◆[シート選択]  リストブックのどのワークシートを使用するかを指定するダイアログを開きます。  (表を種類ごとにシートに分けておき、必要に応じて切り替えて使用できます。) ◆[リストブック編集]  表を更新するために、リストブックを表示します。  表の更新作業はExcelの通常の操作でワークシートを書き換えます。 ◆[表属性変更]  表の名前、読み取り方法、書き込み方法などを指定するダイアログを開きます。  ダイアログの各項目の説明は、マウスをポイントするとポップアップで表示され  ます。 ◆[リスト更新]  変更した表の内容を右クリックメニューのリストに反映します。  ([シート選択]を実行した時は、あらためてこのメニューを実行する必要はあり   ません。)  ダイアログの各項目の説明は、マウスをポイントするとポップアップで表示され  ます。 ◆[サンプルリスト表示]  リストブックの初期設定シートと同じものを新規ブックに表示します。  運用開始後、「表」の書き方の参考にする時に実行してください。 ◆[終了]   プログラムを終了します。プログラムはアンロードされ、専用メニューも削除   されます。 ◆[バージョン情報]   バージョン情報を表示します。 ◆[ライセンス登録]   取得したライセンスキーを登録するメニューです。 ****************************************************************************   【お問い合わせ】 **************************************************************************** ・お支払い手続きが完了してから承ります。 ・受付は、電子メールにて承ります。  ・OSとExcelのバージョンもお知らせください。 ・ご回答に多少時間がかかる場合がありますので、予めご了承ください。  ・お問い合わせ先    だるま(鈴木正国)    E-mail : daruma3.vbaアットマークoffice.tnc.ne.jp      (スパムメール対策です↑を「@」に変えてください。)