StgMKr Series' Gallely

作例
作例1...最も標準的な作例。SMKとSMKwの比較もあり
作例2...RDSの作品例
作例3...Z値指定画像に3DCGを利用しない例
作例4...文字を使って簡単にZ値指定画像を作成
作例5NEW!...手描きでイラスト風のZ値指定画像の使用例

応用例
応用例1...ステレオグラムと実写背景を溶け込ませる作品

素材集
素材集...元画像の素材例を公開

・作例1
写真などの画像からステレオグラムを作成。

StgMKr
StgMKr適用

(Size of Material a...87)
(SoM b [a*b=x]...4)
(alpha of Noise...255)
X(元画像の横の幅)は348なので、(87*4)の組み合わせ以外にも(174*2)でも可能。
右端に灰色のノイズが入っているのが分かる。これ以上Z値指定画像が白いと、
下図のように余計な部分までノイズが出てしまい使い物にならなくなってしまう
(左上の画像をクリックすると、元のサイズのBMP画像をダウンロードできます。
練習用にお役立てください(1.1M))
失敗例
StgMKr適用

(上と同様)
************************
StgMKr-winでは?
StgMKr-win適用

(X値...348[自動入力可])
(起伏Lv. ...50)
(ブースト...あり)
自動調整
完成画像の右端に注目してもらいたい。2つ上のStgMKrの完成画像と比べると
分かるが、こちらにはノイズは発生していない
StgMKr-win適用
←(起伏Lv. ...10)

(起伏Lv. ...90)→
(他パラメータは
上と同様)
上の例から起伏Lv.を変えて適用してみた例。
10だとほぼのっぺりとしたステレオグラムに仕上がる。
対して90は、この例であればなんとかステレオグラムとして認識できるものの、
完成画像の見た目もあまりよくない。case by caseだが、やはり
起伏Lv.は50を基準に考えると良いだろう

・作例2
RDS(Random Dot Stereogram)を作成。
手順は作例1と全く同じ。

StgMKr適用

(Size of Material a...125)
(SoM b [a*b=x]...2)
(alpha of Noise...255)
スライダーで50などの数値が入力できない場合があるため、上のように
それらを使わないような組み合わせを用いる。もちろん(250*1)でも可能。
(こちらも左上の画像をクリックすると元のサイズの画像を
ダウンロードできます(308k))

・作例3
★(星)←右の文字としての星を画像に保存、
それをそのままステレオグラムとして作成。
このように、なにも3Dソフトから出力した画像に限らず、
簡単に意図したステレオグラムを作成することが出来る。
ちなみに、後述するが星の画像にはぼかしをかけてある。

StgMKr-win適用
(左はZ値指定画像、元画像は
素材集のハチを使用)


(起伏Lv. ...20)
(ブースト...なし)
自動調整
実際のところ、現行のバージョンではこのように単調なZ値指定画像には
弱いという特徴がある。自動調整時にうまく調整しきれないことが多い。
この場合でも、起伏Lv.が50のままだと崩れすぎて立体視が出来なくなってしまう。
このように、もしLv.50で崩れすぎてしまうような場合はLv.を下げて再度
実行するとうまくいく

・作例4
文字だけによるZ値指定画像。
Windows標準付属の「ペイント」でも簡単に作ることが出来る。

StgMKr-win適用
(左はZ値指定画像、元画像は
素材集のハチを使用)


(起伏Lv. ...5)
(ブースト...なし)
自動調整
作例3でも書いたように、単純なZ値指定画像の場合、起伏Lv.を下げた
方がうまくいくケースは多い。しかしこの画像の場合、ベースとなる色が黒ではなく
白のため、輪をかけて起伏Lv.を低く設定しなければいけない。
白がベースの場合、この例のように、文字列のほうが深い位置に見える。
下の例では、文字列にぼかしをかけて、同じ条件で作成してみた
StgMKr-win適用

(上と同様)
文字をぼかすだけで、立体視したときの階調もなめらかになる。これは、ぼかした
ときに文字の周囲に出来る、文字の黒と背景の白の間の、灰色の部分が
文字と背景の深さの差を補ってくれるためである。
作例3の星にも同様にぼかしがかけられている

・作例5
3Dソフトからの出力ではなく、イラストの感覚で描くZ値指定画像。
手前のものほど白く描く感覚は、慣れないとなかなか難しい。
この絵のように単純な構成物で、最初にどの物体をどの色で塗るか
(=どの物体を手前や奥に配置するか)を決めると描きやすい。

StgMKr-win適用
(左はZ値指定画像、元画像は
ランダムドット機能を使用)


(起伏Lv. ...15)
(ブースト...あり)
自動調整
元画像には、ランダムドット作成機能で作成したものを使用している。
手描きの場合は同色での塗りつぶしが基本になる
が、グラデーションを使えば滑らかな階調変化で奥行きを表現できる
(左上の画像をクリックすると元のサイズの画像
をダウンロードできます(8k))

・応用例1
低木の茂みにステレオグラムを溶け込ませたもの。
付属のドキュメントにも記述したように、自然に見せるためには

 元の画像から、左右並べてもシームレスになるような素材を作成
→StgMKrを適用しステレオグラムに
→「スタンプ」ツールなどを用いて元の風景画像に合成

という面倒な手順を踏まなければいけませんが、完成した画像のインパクトは
強まります。


(上画像クリックで拡大画像表示)

・素材集

ハチ
散々使いまわし、もはやこのサイトの顔となった感のあるハチの元画像。練習用にどうぞ。

(100*345,bmp)
hachi-100.lzh(81k)
(200*690,bmp)
hachi-200.lzh(312k)
(348*1200,bmp)
hachi-348.lzh(846k)
ランダムドット
白と黒のランダムなドットの画像。StgMKr-win1.60からはこれを自動で作成する機能がついたので、あまり素材としての重要性は低くなりました・・・。

(200*480,bmp)
rd.bmp(13k)