普通はバッチファイルの方が楽だと思いますが、IDEの支援機能を捨てがたい方は以下のようにしてマシン語ファイルを作成できます。
まず以下のように空のプロジェクトを作成して、ソースファイルを一つ追加します。
新規作成->「プロジェクト」タブ->Win32 Application->空のプロジェクト
新規作成->「ファイル」タブ->C++ソースファイル(「プロジェクトに追加」をチェック)
構成がDebugのままで気になる方はReleaseに変更します(しなくても出力ファイルに違いはありません)
次に「プロジェクトの設定」でソースファイルを選択し、「常にカスタムビルドを使用」にチェックを入れてから、コマンド欄に入力します。
出力欄は使わないのでVC++が認識できないファイル名を入力します。
コマンド欄の入力内容
cl /c /FA /Fonul /Fa$(IntDir)\ /O2 $(InputPath) if errorlevel 1 goto error ml /c /Cp /Fo$(IntDir)\ $(IntDir)\$(InputName).asm if errorlevel 1 goto error link16 /TINY /NODEFAULTLIBRARYSEARCH /NOIGNORECASE $(IntDir)\$(InputName).obj, $(TargetDir)\$(InputName).bin,nul,,, if errorlevel 1 goto error echo =====================作成成功========================== goto fin :error echo =====================エラー======================== if exist $(TargetDir)\$(InputName).bin del $(TargetDir)\$(InputName).bin :fin
後はソースファイルにプログラムを書いてから、ビルド(またはコンパイル)すればマシン語ファイル(拡張子BIN)が作成されます。
LINK : warning L4055: start address not equal to 0x100 for /TINY
という警告が出ますが気にしないでください。