Ubuntu 12.04 使用にあたって・・・基本操作など

    市販のOS(WiindowsまたはMacOSなど)から乗り換える場合に、まずは知っておきたい基本操作を掲載します。
    Ubuntu 12.04 LTSをカスタマイズする為に必要な基本操作です。

    ※)Ubuntuのインストールについては、ここでは記載しません。インストール方法を分かり易く解説したウェブサイトが沢山あります。
        サイト(Ubuntu Japanese TeamLINUX COMPUTING) など。後者のここが分かり 易いかも^^

    ※)Ubuntuのインストールには、インストールするPC固有の知識が必要になる場合があります。



★Ubuntu 12.04 LTS 日本語Remix標準添付アプリケーションと基本操作

★デスク トップ操作
Dash ホームからのアプリケーションの起動

screen
Ubuntu Japanese Team HPより

Ubuntu 12.04 LTSではUnityと呼ばれるインターフェイスが採用されています。

画面左にアイコンが並んでいるのが「ランチャ」で、OS導入直後は、ここからカスタマイズを始めます。



ランチャの一番上の丸いアイコンが「Dashホーム」で、ここから必要なアプリケーションを起動します。
Dashホームのアイコンをクリックすると、検索窓が現れるので、アプリケーションの最初の数文字を入力すれば見つけられるはずです。表示の切り替えをす れば、インストールされたアプリケーションの一覧から探すこともできます。

アプリケーションによっては、オリジナル(英語)と日本語の2種類の名称を持っているものがあります。以下は例です。
      Terminal       端末
      nautilus        ファイル
      gedit             テキストエディター
      Totem           動画プレイヤー


Unityの使い方については、以下HPを何となく眺めて頂ければ理解できるかと

        UbuntuTips/Desktop/HowToUseUnity - Ubuntu Japanese Wiki





★端末 (Terminal)を使う
ランチャ の下記アイコンまたはDashホームより「Terminal」を検索して端末を起動します。



端末(Terminal)を起動するとこんな感じです。$の後にコマンドを入力します。

hoge@hoge-PC:~$












          ※)ここでhoge@hoge-PCのhogeはユーザ名。hoge-PCはPCの名称。


Ubuntu を利用するに当たって、端末(Terminal)の存在が心理的障害になることが少なくないと思います。
自分の場合はそうでした。MS-DOS全盛期にはコマンド入力が当たり前だったのに・・・

一般ユーザがUbuntuを利用する場合には端末(Terminal)の利用は必須ではありません。しかし、PCを設定するには必要です。

端末でのコマンド入力というとハードルが高そうですが、ウェブサイトなどに掲載されているものをコピーして端末に貼り付ければ入力できるので、すべてのコ マンドを覚えておく必要はありません。
※)ウェブサイトなどに掲載されているコマンドは、Terminalに入力することを明らかにするため「$」が表記されているものが多いので注意が必要。 「$」以降をコピーして使用すること。

キーボードがWindows仕様の場合、ウェブサイトなどのテキストファイルからのコピーは「Ctrl」+「C」キーですが、Terminalへの貼り付 けは「Ctrl」+ 「Shift」+「V」キーです。

Linuxコマンドを覚えておく必要はありませんが、調べたい場合は、以下のようなウェブサイトで。

      Linux コマンド ~基本的なLinuxコマンドの解説~

管理者 (スーパーユーザ)として実行

Ubuntuの場合、管理者モードでログインしてPCの設定を自在に操るといったことはできないようになっています。

Terminalでコマンドの前に「sudo」をつけることで、管理者(スーパーユーザ)としてて実行することができます。
ウェブページなどでよく「sudo」からはじまるコマンドが掲載されているのはこのせいです。

アプリケーションのインストール、環境のカスタマイズなどの多くは、スーパーユーザとしての操作になります。






★ファイ ルマネージャ
Ubuntu 12.04 LTSの標準のファイルマネージャは「nautilus」です。

ランチャの下記アイコンまたはDashホームからnautilusを検索して起動します。
      nautilus(ファイルマネージャ)は、Dashホームの「ファイル」または「ホームフォルダ」という名称で登録されています。
      Dashホームから検索する場合には、nautilusを検索(naの2文字くらい)すれば出てきます。

      ※)nautilusは、WindowsのExploreやMacOSのFinderと似ているので慣れれば問題なく使えると思います。


一般ユーザが追加・変更・削除などできないファイルに対して操作が必要な場合には、Terminalで以下のように入力

      sudo nautilus

パスワードを求められるので入力することで管理者権限でnautilus(ファイルマネージャ)を起動することができます。

hoge@hoge-PC:~$ sudo nautilus
[sudo] password for hoge:














★Ubuntu ソフトウエアセンター
ランチャ の下記アイコンまたはDashホームからUbuntuソフトウエアセンターを検索し起動します。



アプリケーションの追加や削除を行うことができます。

Ubuntuソフトウエアセンターには有料となっているアプリケーションも見られますが、その多くは寄付されるものだと思われます。
その多くは無料で提供されているものです。Apple Storeで無料アプリが有料配布されているのと同じだと思われます。
有料表示のアプリケーションが必要な場合には、当該アプリケーションの本家サイトからダウンロードするなどの方法があります。



★テキス トファイルの編集・作成
Dash ホームからgeditを検索し、「テキストエディター」を起動します。