このマクロは、指定した文字列を検索し、指示のもと置換えます。
<1>複数文字列に対応
・ 初期状態で100個までの複数の文字列を検索し置換えできます。 (V6.2より)
・ 一つずつ確認しながら検索や置換えを進めていくことも、全体を一気に処理することもできます。
・ 必要時には行を追加可能。1000行まで確認済み。
<2>ブック全体、フォルダ全体の検索置換えに対応
・ シートやセル範囲ばかりでなく、ブック全体も処理できます。
・ 開いている全てのブック全体も処理できます。 ( V6.1より )
・ さらにフォルダ全体も検索・置換えできます。
・ フォルダ処理時は拡張子やサブフォルダ内を含むかや階層などを別途指定できます。
・ ファイル名、フォルダ名も検索・置換えできます。 (V6.2より)
<3>テキストボックスやオートシェイプ、グラフに対応。グループ化しても対応
・ テキストボックスやオートシェイプに記入された文字列や、グラフタイトルなどを検索置換えできます。
・ 検索置換えできる対象は次のとおりです。
・セル : 数式、値、コメント内容
・図形 : テキストボックス、オートシェイプ、ワードアート
・グラフ : グラフタイトル、全ての軸タイトル、全てのデータラベル
・シート名 : シート名の検索置換えにも対応しました。 ( V6.1より )
・ヘッダ・フッタ : ヘッダ・フッタの検索置換えにも対応しました。 ( V6.2より )
・ファイル名 : ファイル名の検索置換えにも対応しました。 ( V6.2より )
・フォルダ名 : フォルダ名の検索置換えにも対応しました。 ( V6.2より )
・ グループ化していても検索・置換え可能です。
しかもグループ化図形を検索・置換えしてもグループ化の範囲や階層はもとのままです。
・ グラフの中にあるテキストボックスやオートシェイプ、ワードアートも検索・置換え可能です。
・ グラフシートも検索・置換え可能です。
★図形で255文字以上対応 ( V6.1より )
1つの図形の中に255文字以上あっても検索置換え可能です。
<4>丁寧置換え対応 ( V6.1より ) <Excel2002(XP)以降を推奨>
・ セル、テキストボックスやオートシェイプ、グラフタイトル、コメント等の中に、複数の書式があった場合、
置換え文字以外の文字の書式をそのまま維持して、置き換えできます。
例) 元のセル ⇒ 私はリンゴがとっても好きです。
・「リンゴ」 を 「みかん」 に置き換える
@EXCEL標準で置換えした場合 (置換え後)
⇒ 私はみかんがとっても好きです。 <<書式がすべてなくなった>>
A丁寧置換えを適用して置換えした場合 (置換え後)
⇒ 私はみかんがとっても好きです。 <<書式が維持されている。壊れていない !!>>
⇒ 報告書や提案書など体裁や書式を維持したい資料にも使えるようになります。
・ 複数の書式を設定できる全ての対象に対応
⇒セル、コメント、テキストボックス、オートシェイプ、グラフ
・ 大文字/小文字指定、全角/半角指定、マスク文字(?や*)指定にすべて対応
⇒ 通常の検索・置換えと同様に利用できます。
・ 置換え後の文字の書式は、置き換え元1文字目の書式を原則適用します。
・ データ表などの場合は、丁寧置換えを適用しないことにより高速に置換えできます。
⇒ 丁寧置換えは用途にあわせ、必要時にお使いください。
<5>結果はシートに一覧表示し、ハイパーリンクを設定
・ 結果は、操作シートの下部に一覧表示しますので、後から確認できます。
・ 各結果にはハイパーリンクが張ってあるので、該当場所に一気にジャンプできます。
・セル、コメントを検索した時は、該当セルへジャンプします
・テキストボックス、オートシェイプ、グラフを検索した時は、該当図形の左上のセルへジャンプします
<6>設定内容の保存が可能
・ あえてアドインでなくシートに直接記入する方式を採用しているので、
一度設定したパラメータを保存でき、次回の処理にそっくり使えます。
従って、
・ データ確認・整備作業では、
何度か検索や置換えしてみることによって 有効な検索や置換えパターンを蓄積していくことができ、
回数を重ねるごとに一致率を格段に向上させていくことができるようになります。
・ 修正個所の把握作業では、
修正作業後に、もう一度同じ複数の修正候補で検索し修正漏れ・忘れを見つけることができます。
・ 雛型文書の変換作業では、
変換する項目をあらかじめ操作シート上に登録しておき、一括変換できます。
<7>標準と比べても圧倒的に充実、高機能
・ 一度に複数の文字列の検索・置換えが可能。 ( 標準の検索置換えでは1つずつ )
・ テキストボックスやオートシェイプ、グラフの中を検索・置換えできる。グループ化図形も検索置換え可能。
( 標準の検索置換えではテキストボックスやオートシェイプ、グラフは検索置換えできず、
どこにあるか目視で確認し、手作業で変更していくしかない )
・ 丁寧置換えが可能 ( 標準では複数の書式が設定されていても、置換えすると全体が1つの書式となる )
・ シート名の検索・置換えができる ( 標準ではシート名の検索・置換えはできない )
・ コメントの内容を置換えできる。 ( 標準は検索はできるが置換えはできない )
など
⇒これまで、目視と手作業でしかできなかった作業を、正確かつ早く、楽にできるようになります。