文字列フィールドには曲名やアーティストのタグ情報、再生時間やファイルタイプなどの情報が表示されます。 どのようなフィールドが用意されているかはLilith付属のヘルプファイルをご覧ください。 また、タイトルバーに簡単な説明が表示されるので参考にしてください。 位置と範囲、フォントは必ず指定してください。
文字列フィールドを作成するには、メイン画面メニューバーの「文字列」から作成するフィールド名を選んでください。
[PlayTime][RemainTime]フィールドのみ対になって表示されます。 曲の再生時間と残り時間がクリックによって切り替わります。 両方を同じ位置に指定する必要があります。
文字列を表示する位置とサイズを数値で指定します。
「範囲選択」ボタン
を押すとプレビューウィンドウ上で表示範囲を選択できます。
(PosX/PosY=数値, Width/Height=数値)
表示する文字列のフォントを指定します。
「フォント選択」ボタンからフォントを選ぶこともできます。
スタイルやサイズが指定できます。
ダイアログで選択するサイズは「pt」ですが「px」に変換されて入力されます。
(Lilithでは「px」でサイズを指定するためです。)
ここで色を選んでも反映されません。
(FontFace=フォント名, FontSize=数値, Option=スタイル)
表示する文字列の色を数値で指定します。「色選択」ボタンから色を選択できます。
「色の追加」で作成した色は「Eddie」を終了しても保存されます。
(「Eddie」のイントールディレクトリに「color.cfg」として保存されます。)
(FontColor=0x00GGBBRR)
「影をつける」にチェックを入れると、文字列に影がつきます。影の色を数値で指定します。
(FontShadow=0x00GGBBRR)
指定した表示範囲内で文字列を表示する位置を指定します。
「左寄せ(デフォルト)」「センタリング」「右寄せ」を指定することができます。
(Option=TEXTRIGHT/TEXTCENTER/TEXTRIGHT)
ここで指定した文字列がプレビューウィンドウ上で表示されます。 設定ファイルには反映されません。
マウスが乗ったときにチップヒントとして表示される文字列を指定できます。
何も指定しないときはLilithデフォルトのチップヒントが表示されます。
[Preference]フィールドで
「デフォルトのチップヒントを表示」
のチェックをオフにした場合はここで「Tip Hint をつける」にチェックを入れたフィールドのみにチップヒントがつきます。
(Option=USETIPHINT, TipHint="文字列")
「常に表示(デフォルト)」「アクティブ時に表示」「非アクティブ時に表示」を指定できます。
後の2つを指定すると、Lilithのウィンドウがアクティブな時、そうでない時のみに文字列が表示されるようになります。
ただし、対になって表示される[PlayTime][RemainTime]フィールドでこれを指定するとおかしな表示になるかもしれません。
(Option=ActiveOnly/InactiveOnly)
一応指定できるようになっていますが、指定しても意味はありません。
(Category=UserItem)
コマンドIDの数値を指定することでボタン化することができます。
例えば[TagTitle]フィールドに「40014」を指定すれば、
曲名をクリックしたときにファイルプロパティが表示されるようになります。
どのようなコマンドIDが用意されているかはLilith付属の「コマンドID一覧.txt」を見てください。
「>」ボタンを押すとポップアップが表示されるので、そこから選ぶことができます。
コマンドIDを指定した場合は、次の「ENABLE」にチェックを入れないとボタンとして反応しません。
(CommandID=数値)
[Preference]フィールドで
「NewButtonControl」
にチェックを入れた場合は、これをオンにしないとクリックに反応しなくなります。
デフォルトでクリックに反応する文字列フィールドは、対になって表示される[PlayTime][RemainTime]フィールドです。
また、コマンドIDを指定した場合は必須です。
(Option=ENABLE)
指定範囲の背景画像(別のフィールドの上に文字列をのせている場合でも背景画像)を切り取った上に文字列を表示します。 「テキストリロード」ボタンを押せば再描画します。
「キャンセル」は変更を保存しないで、「OK」は変更を保存して編集画面を閉じます。 「適用」ボタンを押すと変更を保存してプレビューウィンドウを再描画します。