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動物とフェロモン
動物は鋤鼻器(ジョビキ)でフェロモンを認識して、母性行動や生殖行動を起こしています。つまり種の保存に重要な役割をはたしているんです。

1970年代の中頃になって哺乳類のニオイに関わる神経が二つあることがわかりました。
ひとつは、普通のにおいを感じる神経です。嗅細胞で感じ脳に届きます。
嗅覚神経は、餌を探したり外敵のにおいを感じて逃げるなど生命維持に必要です。
もう一つは、フェロモンを感じる神経です。鋤鼻器(ジョビキ)内の鋤鼻細胞で感じ、脳に到達する神経です。
フェロモンの伝達神経は性行動など種の保存に役割をはたしています。