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人間とフェロモン
動物とは異なり、人間には鋤鼻器(ジョビキ)がありません。人間は、視力が発達した分、嗅覚や鋤鼻器が退化してしまっています。
そのために、人間のフェロモンは確かに存在しますが、動物の場合とは伝達方法が異なります。
人間は動物とは異なる神経経路を通じて、フェロモン情報が視床下部に到達して自律神経系に影響しています。

人間はいろんな感覚を、大脳皮質で感じ取り意識できます。
しかし、フェロモン情報は、視床下部には影響するものの、大脳皮質までは届きません。
なので、潜在意識として伝達するため、動物では、本能的な行動となります。人間の場合は、第六感といわれる感覚で伝達するようです。