10、設定について

ソフトに関する設定をすることができます。なお、設定はソフトと同じフォルダに作成される「mlmmp3player.ini」に保存されています。
設定項目は「プレイヤー関連」「タグ、ソフト関連」の2項目あります。タブをクリックすると各項目の画面が表示されます。
「OK」を押すと、設定が保存されます。

1、「プレイヤー関連」



● 設定項目(*が実際の選択項目です)

・「表示」
 *「タスクトレイ」−チェックを入れるとタスクトレイにアイコンを表示します。(タスクトレイアイコンについてはこちら
 *「タスクバー」−チェックを入れるとタスクバーに表示されるようになります。
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*「m3uファイルを相対パスで作成する」−チェックを入れると「プレイリスト保存」時に作成されるm3uファイルの内容を相対パスで作成します。
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*「プレイヤーを常に最前面に表示する」−チェックを入れるとプレイヤーが常に最前面に表示されるようになります。
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・「重複読込時の読込除外設定」
 *「なし」−同じファイルがすでに読み込まれていたときも再度読み込みます。
 *「同じファイルパス」−同じファイルパスのファイルがすでに読み込まれていた時は新たに読み込みません。
 *「同じファイル名」−同じファイル名のファイルがすでに読み込まれていた時は新たに読み込みません。
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・「起動時の読込設定」
 *「なし」−起動時には何も読み込みません。
 *「前回終了時のリスト」−前回終了時に読み込んでいたファイルを読み込みます。
 *「指定したフォルダ」−エディットボックスに設定したフォルダからファイルを読み込みます。(設定は「参照」を使ってもできます)
  設定したフォルダ以下のサブフォルダからも読み込みたい時は「サブフォルダを含む」にチェックをいれてください。
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*「曲情報の書式」−リストの内容やプレイヤー画面で表示する曲情報の書式を設定できます。
曲情報はID3タグの「タイトル」「アーティスト」「アルバム」「リリース年」「コメント」「トラック」と「ファイル名」を使用することができます。
それぞれの書式については「書式一覧」をクリックすると表示されます。なお、書式以外の文字はそのまま使用されます。「デフォルト」をクリックするとデフォルトの書式になります。
実際に表示する際、設定した項目が1つも入力されていなかったファイルはファイル名での表示になります。
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*「使用するスキン」−使用するスキンを選択します、初期設定はデフォルトです。(スキンについてはこちら
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2、「タグ、ソフト関連」



● 設定項目(*が実際の選択項目です)

・「タグ編集関連」
 *「リスト内連続タグ編集時の編集画面の初期表示をv2画面表示にする」
  −チェックを入れると「リスト内連続タグ編集」時のみ最初からv2編集画面の状態で表示されます。

 *「ID3v1タグのジャンルの空欄番号を255にする」
  −通常設定では空欄の番号は247になっていますが、チェックを入れると空欄の番号を255にします。
  (通常設定では255は「アニメ(J)」です、Winamp等では255が空欄になっています。)

 *「ID3v2タグの編集時にバックアップファイルを作成する」
  −チェックを入れるとID3v2タグの編集時にソフトのあるフォルダに「backup.mp3」としてバックアップファイルを作成します。

 *「ID3v2タグの新規作成時に非同期化を行う」
  −チェックを入れるとID3v2タグをUTF-16で新規に編集する時に、非同期化を行います。

 *「ID3v2タグ新規作成時のデフォルト書き込みモード」
  
  −ID3v2タグの新規作成時に選択できる「バージョン+文字コード」でデフォルトで使用するものを選択してください。
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・「グローバルホットキー」
グローバルホットキーを設定すると他のウインドウがアクティブのときも特定のキー入力でプレイヤーを操作することができます。
 *「有効」−チェックを入れると設定したグローバルホットキーが有効になります。(チェックが無い時は設定されていても機能しません)
 *「設定」−グローバルホットキーのキー設定画面を表示します。

 ● 設定画面 (画像は一例です)
 
 
 
 設定したい処理をリストから選択した後、ホットキーエディットボックスにフォーカスを移動してください。
 フォーカスを移動したらキーボードで設定したいキー設定を押してください、その内容がエディットボックスに表示されます。
 入力が終わったら「変更」ボタンを押してください、リストに新しい設定が表示されます。
 なお、この時点ではまだ設定自体は変更されていません、最後に「OK」を押すと実際に設定が変更されます。
 「元に戻す」を押すと設定を変更する前の設定に戻ります。
 
 *注意*
 設定したキー設定がすでに他のソフトのグローバルホットキーだった場合の処理については保証できませんのでご注意ください。
 また、設定したキーがこのソフトのショートカットキーと同じ場合はグローバルホットキーの処理が実行されます。

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・「関連付け」
チェックを入れると関連付けを設定します、関連付けを解除するときはチェックをはずして下さい。
(実際に変更されるのは「OK」を押した時です、設定が変更されたときはダイアログが表示されます)
関連付けの設定をする際はまず、こちらをご覧ください。
 *「.MP3」−MP3ファイルの関連付けを設定します。
 *「.M3U」−M3Uファイルの関連付けを設定します。
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・「再生方法」
MP3の再生方法を「MCI」「DirectShow」「VBMP3」の中から選択できます。
「DirectShow」で再生するには「DirectX」が必要です。(多分win98以降なら何もしなくても再生できると思います)
また、「VBMP3」を使用するには別途ダウンロードが必要です。詳しくは下記をご確認ください。
この設定は次回起動時から有効になります。

※「VBMP3」について
今バージョンよりミケさんが製作された「VBMP3.dll」での再生に対応させていただきました。
MCI等で再生がおかしいファイルがある場合はこちらを使用してみてください。
「VBMP3.dll」を使用するにはダウンロードした後、「VBMP3.dll」をこのソフトと同じフォルダか「windows\system」フォルダに入れてから再生方法の設定を「VBMP3」にしてください。
(「VBMP3.dll」が無い状態で「VBMP3」に設定した場合は起動時にエラーになります)

「VBMP3.dll」はミケさんのサイト Mi-Ke's Home Page ++の「VBMP3 サポートページ」からダウンロードできます。

3、関連付けについて

●このソフトでの関連付けの仕様

どちらの拡張子も関連付けられて無い状態から関連付けを設定した際に「ファイルタイプ」を作成します。
独自に関連付けを変更する場合も必ず1回はこのソフトで関連付けをしてください。
どちらも関連付けされなくなったときは「ファイルタイプ」を削除します。
このソフトのファイルタイプは「mlmmp3player playfile」です。(レジストリキー名「mlmmp3player_playfile」)
拡張子の項目で変更する項目は[(既定)](ファイルタイプ設定)のみです、それ以外の項目は編集しません。
関連付け設定時に変更前に関連付けされていたファイルタイプをmlmmp3player.iniに保存します。
(項目名[.mp3kanrenback]、[.m3ukanrenback])
関連付けを解除するときは関連付けをこの項目に保存されていたファイルタイプに戻します。
保存されていたファイルタイプのソフトが削除されていた場合は関連付けがおかしくなるので、以前関連付けされていたソフトを削除するときは一旦このソフトの関連付けを解除してからソフトを削除して再度関連付けを設定してください。

●Vistaでの関連付けについて

Vistaで関連付けを設定する場合、本ソフトを「管理者として実行」で起動する必要があります。


管理者として実行するとユーザーアカウント制御画面が表示されますが、「許可」を選択してください。
管理者として実行しない場合は「関連付け」の欄がチェック不可になります。

なお、XP以前のOSでは全ユーザーに対して関連付けを変更しますが、Vistaではソフトを実行したユーザーのみの関連付け設定になります。

(注意)
関連付けした後、ソフトのファイル名やフォルダ名を変えたり、フォルダを移動したりすると関連付けがおかしくなります。
名前を変更したりファイル、フォルダを移動するときは一旦関連付けを解除してから変更、移動し再度関連付けを変更してください。

関連付けをこのソフトにした後、別のプレイヤーを起動すると自動的に関連付けを変更することもありますのでその場合は別のプレイヤー側で自動的に関連付けを変更する設定を解除してください。

なお、関連付けではレジストリを編集しています。
こちらでは関連付けの設定、解除が行われることを確認していますがレジストリを編集する性質上、レジストリが壊れる可能性がないとは言い切れません。
レジストリ破損等の事態が発生した場合でも作者は一切の責を負いませんのであらかじめご了承ください。
関連付けを変更する際(特に初回)は念のため、以下の方法でレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。


●レジストリバックアップ方法 (検索していただけるとより詳しい説明が出てくると思います)
「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。

名前のところに「regedit」と入力して「OK」を押してください、するとレジストリエディタが起動します。

「レジストリ」-「レジストリファイルの書き出し」または「ファイル」-「エクスポート」を選択します。
(OSによって表示は違いますが一番左のメニューの上から2番目です)

保存ダイアログが表示されますので保存位置とファイル名を設定してください。
「書き出し範囲」または「エクスポート範囲」という項目があるのでこれを「すべて」にしてください。
「保存」を押すと全レジストリのバックアップファイルが作成されます。

さらに更新の中心となる「.mp3」と「.m3u」キーのバックアップを作成します。

・Vista以前のOS(XP、2000etc)の場合
レジストリエディタの左ツリービューから「HKEY_CLASSES_ROOT」を開きます。その中に「.mp3」と「.m3u」があると思うのでそれを選択してください。
(1回に保存できるのは一つだけなので両方保存する時は「.mp3」と「.m3u」2回同じ処理をします)
選択した状態で「レジストリ」-「レジストリファイルの書き出し」または「ファイル」-「エクスポート」を選択します。
保存ダイアログが表示されますのでファイル名等を入力してください、今回範囲は「選択された部分」にしてください。
(エディットボックスに「HKEY_CLASSES_ROOT\.mp3」等と入力されていると思います)
「保存」を押すとそれぞれのレジストリがバックアップされます。

・Vistaの場合
レジストリエディタの左ツリービューから「HKEY_CURRENT_USER」を開きます。その中に「Software」が、更にその中に「Classes」があると思うのでそれを選択してください。
「Classes」の中に「.mp3」または「.m3u」が存在する場合は選択して、以下の作業を行ってください。
(存在しない場合はバックアップは不要です)
選択した状態で「レジストリ」-「レジストリファイルの書き出し」または「ファイル」-「エクスポート」を選択します。
保存ダイアログが表示されますのでファイル名等を入力してください、今回範囲は「選択された部分」にしてください。
(エディットボックスに「HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\.mp3」等と入力されていると思います)
「保存」を押すとそれぞれのレジストリがバックアップされます。

万一、関連付けに失敗したり、関連付けによって動作がおかしくなった場合は保存したバックアップをダブルクリックすると設定が元に戻ります。
それぞれのバックアップでの復元で元に戻るとは思いますがもしだめだった時は全レジストリのバックアップで復元してみてください。
さらに元に戻らなかった場合は「システムの復元」などで復元する必要があります。
万一、そのような事態になりましたらお手数ですが復元方法を検索してみてください、こちらにお知らせいただければできる限り対応させていただきます。

設定をレジストリから復元した際「HKEY_CLASSES_ROOT」内に「mlmmp3player_playfile」というキーがありましたら削除してください。
(削除しなくても特に問題はありませんのでそのままにしておいても大丈夫です)