14、スキンについて
1、概要
このソフトは画面を各画面1枚のbmpで表示しています。
なので2枚のbmpファイルと設定ファイルを作成することで画面の外観を変更することができます。
(なるべく簡単に作成できるようにしたので複雑な設定などはできません)
● スキンファイルの構成
・メイン画面bmpファイル(ファイル名は「main.bmp」にしてください)
・プレイリスト画面bmpファイル(ファイル名は「list.bmp」にしてください)
・設定ファイル(ファイル名は「skin.ini」にしてください)
・タスクトレイアイコンファイル(ファイル名は「icon.ico」にしてください)
(「skin」フォルダ内の「デフォルト」フォルダに例としてデフォルトスキンの各ファイルが入っています。
なお、デフォルトスキンのデータはソフト内にありますので「デフォルト」フォルダ内のファイルを編集しても反映されません)
タスクトレイアイコンは必須ではありません、上の3ファイルは必須です。(アイコンが無い場合はデフォルトのアイコンが表示されます)
アイコンファイルはアイコン作成ソフト等で作成されたアイコンのみ使用できます、標準のサイズは16×16です。(それ以上は縮小されて表示されます)
windowsのペイント等で作成されたアイコン(bmp形式のアイコン)は使用できません、使用できないアイコンの場合はデフォルトのアイコンが表示されます。
「main.bmp」「list.bmp」「skin.ini」(必要な場合は「icon.ico」も)を1つのフォルダに入れて(フォルダ名がスキン名になります)そのフォルダを「skin」フォルダに入れてください。
● 設定ファイル
ボタンの位置や文字色等の設定をするファイルです。
「skin」フォルダ内に雛形の「skin.ini」が入っています。コピーして使ってください。
各画面についての設定項目は後で説明します、なお「skinver」項目はソフト側でのバージョン管理ですので変更しないでください。
なお、設定ファイルで入力しなかった項目はデフォルトスキンの設定が使われます。
2、プレイヤー画面 (設定ファイル[mainwindow]項目)
画面の形は四角のみです。(四角以外のウインドウはできません)
画面は一枚のbmpなので各ボタンやシークバーも描画してください。(必要ないものは不要です)
(注意)プレイヤー画面は最低10×10以上のサイズで作成してください。(10×10以下はエラーになります)
● 設定項目
「width」−bmp画像の幅を設定してください。
「height」−bmp画像の高さを設定してください。
(設定したサイズがbmp画像のサイズと違うと動作がおかしくなります、ご注意ください)
1・ボタン
ボタンの範囲は四角で設定します。(ボタン自体の形は四角でなくてもいいですが設定した範囲内はボタンとして機能します)
ボタンの位置設定はボタンの左上と右下の座標を絶対座標で設定してください。
(left=左上のx座標(左端)、top=左上のx座標(上端)、right=右下のx座標(右端)、bottom=右下のy座標(下端))
設定した範囲内(左端から右端の間かつ上端から下端の間)でクリックされた時に処理が実行されます。
設定できるすべてのボタンがある必要はありません。使用しないボタンの設定には各項目に「10000」と入力してください。
● 設定項目
「playleft」「playtop」「playright」「playbottom」−「再生」ボタン位置
「stopleft」「stoptop」「stopright」「stopbottom」−「停止」ボタン位置
「pauseleft」「pausetop」「pauseright」「pausebottom」−「一時停止」ボタン位置
「backleft」「backtop」「backright」「backbottom」−「前の曲へ」ボタン位置
「nextleft」「nexttop」「nextright」「nextbottom」−「次の曲へ」ボタン位置
「openleft」「opentop」「openright」「openbottom」−「ファイルを開く」ボタン位置
「repeatleft」「repeattop」「repeatright」「repeatbottom」−「リピート」ボタン位置
「shuffleleft」「shuffletop」「shuffleright」「shufflebottom」−「シャッフル」ボタン位置
「closeleft」「closetop」「closeright」「closebottom」−「終了」ボタン([×])位置
2・再生情報表示
再生情報(再生状態 再生時間/総時間 ビットレート サンプリングレート)の表示位置とフォントサイズを設定します。
位置設定は左端と表示範囲の端を絶対座標で設定します。表示内容の最後尾が右端を超える時はスクロール表示になります。
表示の必要が無い時は各座標項目に「10000」と入力してください。
● 設定項目
「infoleft」−左端(先端)のx座標
「infotop」−左端(先端)のy座標
「inforight」−右端(表示範囲の端)のx座標
「infofontsize」−再生情報のフォントサイズ
3・曲情報表示
曲情報(曲情報についてはこちら)の表示位置とフォントサイズを設定します。
位置設定は左端と表示範囲の端を絶対座標で設定します。表示内容の最後尾が右端を超える時はスクロール表示になります。
表示の必要が無い時は各座標項目に「10000」と入力してください。
● 設定項目
「musicinfoleft」−左端(先端)のx座標
「musicinfotop」−左端(先端)のy座標
「musicinforight」−右端(表示範囲の端)のx座標
「musicinfofontsize」−曲情報のフォントサイズ
3.5・文字色(ファイル情報、曲情報共通)
ファイル情報、曲情報表示の文字色を設定します。文字色はRGBで設定します。
● 設定項目
「textcolorR」−文字色のR値
「textcolorG」−文字色のG値
「textcolorB」−文字色のB値
4・シークバー
シークバーの位置と塗りつぶす色を設定します。
シークバーは四角で、左から右にしか塗りつぶしません。この仕様に合うように描画してください。
範囲はバーが一番長い状態で塗りつぶす範囲を設定してください。(枠等がある場合はその部分は範囲に入れないでください)
この範囲が再生位置移動で選択できる範囲になります。
塗りつぶす色はRGBで設定します。
● 設定項目
「seekbarleft」−シークバー左上のx座標
「seekbartop」−シークバー左上のy座標
「seekbarright」−シークバー右下のx座標
「seekbarbottom」−シークバー右下のy座標
「seekbarcolorR」−塗りつぶす色のR値
「seekbarcolorG」−塗りつぶす色のG値
「seekbarcolorB」−塗りつぶす色のB値
3、プレイリスト画面 (設定ファイル[listwindow]項目)
画面の形は四角のみです。(四角以外のウインドウはできません)
プレイリスト画面にはリストと総曲数、総時間が表示できます。
画面は一枚のbmpなのでリスト(スクロールバーも含む)も描画してください。(必要なければ不要です)
スクロールバーは塗りつぶしていない状態(背景色)で描画してください。
● 設定項目
「width」−bmp画像の幅を設定してください。
「height」−bmp画像の高さを設定してください。
(設定したサイズがbmp画像のサイズと違うと動作がおかしくなります、ご注意ください)
1・リスト
読み込んだファイルの項目を表示する部分の範囲を設定します。。
リストの形は四角のみで、実際に文字を表示する範囲を設定してください。(枠等がある場合はその部分は範囲に入れないでください)
この範囲がリストの選択可能範囲になります。なお、文字の表示は左端の設定から2ピクセル後ろからになります。
(注意)
リストの高さは項目表示フォントサイズより2ピクセル以上大きくないとエラーになります。(フォントサイズは10のときは12以上)
● 設定項目
「listleft」−リスト左上のx座標
「listtop」−リスト左上のy座標
「listright」−リスト右下のx座標
「listbottom」−リスト右下のy座標
2・項目表示
項目表示のフォントサイズと文字色を設定できます、色はRGBで設定します。
● 設定項目
「listfontsize」−項目表示のフォントサイズ
「listtextcolorR」−項目表示文字色のR値
「listtextcolorG」−項目表示文字色のG値
「listtextcolorB」−項目表示文字色のB値
3・項目選択背景色
リストの選択項目を示す背景色を設定できます、色はRGBで設定します。
● 設定項目
「listselectcolorR」−項目選択背景色のR値
「listselectcolorG」−項目選択背景色のG値
「listselectcolorB」−項目選択背景色のB値
4・再生項目文字色
再生中の項目を示す文字色を設定できます、色はRGBで設定します。
● 設定項目
「playtextcolorR」−再生項目文字色のR値
「playtextcolorG」−再生項目文字色のG値
「playtextcolorB」−再生項目文字色のB値
5・移動位置線
項目の移動時に表示される移動位置を示す線の色を設定できます、色はRGBで設定します。
● 設定項目
「movebarcolorR」−移動位置線のR値
「movebarcolorG」−移動位置線のG値
「movebarcolorB」−移動位置線のB値
6・スクロールバー
スクロールバーはスクロールバーと「上スクロールボタン」、「下スクロールボタン」を作成できます。
スクロールバーは上下に移動するようになっています。設定は範囲と塗りつぶす色が設定できます、色はRGBで設定します。
範囲はバーが一番長い状態で塗りつぶす範囲を設定してください。(枠等がある場合はその部分は範囲に入れないでください)
この範囲が選択可能範囲になります。スクロールバーが必要ないときは各座標項目に「10000」と入力してください。
「上スクロールボタン」と「下スクロールボタン」はボタンの範囲を設定します。
設定した範囲内で左クリックされるとボタンとして機能します。
ボタンが必要ないときは各項目に「10000」と入力してください。
(注意)
スクロールバーの下端と上端の間が10ピクセル以下の場合、スクロールバーは機能しません。
スクロールバーを使用する場合は両方の間を10ピクセル以上にしてください。
● 設定項目
「scrollbarleft」−スクロールバー左上のx座標
「scrollbartop」−スクロールバー左上のy座標
「scrollbarright」−スクロールバー右下のx座標
「scrollbarbottom」−スクロールバー右下のy座標
「scrollbarcolorR」−スクロールバー色のR値
「scrollbarcolorG」−スクロールバー色のG値
「scrollbarcolorB」−スクロールバー色のB値
「scrollupleft」−上スクロールボタン左上のx座標
「scrolluptop」−上スクロールボタン左上のy座標
「scrollupright」−上スクロールボタン右下のx座標
「scrollupbottom」−上スクロールボタン右下のy座標
「scrolldownleft」−下スクロールボタン左上のx座標
「scrolldowntop」−下スクロールボタン左上のy座標
「scrolldownright」−下スクロールボタン右下のx座標
「scrolldownbottom」−下スクロールボタン右下のy座標
7・総曲数、総時間表示
総曲数、総時間を表示する位置、フォントサイズを設定できます。
表示しない場合は座標項目に「10000」と入力してください。x方向に表示しきれない時は自動的に右端に表示されます。
● 設定項目
「totalinfoleft」−総曲数、総時間表示位置の左端(先端)のx座標
「totalinfoltop」−総曲数、総時間表示位置の左端(先端)のy座標
「totalfontsize」−総曲数、総時間表示位置のフォントサイズ
4、その他
説明下手で十分に説明できてなくてすいません…
まずは「デフォルト」フォルダ内のファイルをコピーして背景色や文字色を変えるだけでも見た目が変わると思うので、もしよければ色々いじってみてください。
もし作成について分からない部分がありましたら
掲示板や
メールで気軽に聞いてください。