IBM Think Pad 310の改造記録

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IBMのThink Pad 310はSOKET7のCPUを乗せる事が出来ますので早速、高速なCPU(K6−2−450)への換装を試みました今回はその記録です。

CPUから後方にレギュレータ基板が有りSW1によりCPUコア電圧が設定出来ます。
これを調べると下図の様になっています。

どうやら電圧制御ピンにVDD2(コア電圧)とGNDに抵抗でディフォルトの電圧に設定してありこの抵抗とパラに抵抗を挿入する事でコア電圧を可変している様です。
一番上のSWが未使用になっていますのでそこにVRと抵抗を付けてある程度の幅でコア電圧を調整します。
下図の様になります。


実測値で約1.8V〜2.1V迄可変出来ます。この時の電圧はCPUを付けないで下図のポイントでテスターで確認しましょう。
縦に付いているタンタルコンデンサC122の両端の電圧がCPUのコア電圧です。


上記VRと抵抗を付けるために電源基板を起こします。下図参照



そこで電圧制御ピンから電線を半田付けします。下図参照



SWにVRと抵抗を半田付けします、下図参照



SWの1番ピンに半田付けしてあるのがチップの50KΩVRである、接着剤で見えにくいですがその足に20KΩの抵抗を半田付けしてあります。7番ピンと8番ピンは半田でショートしてある(回路図参照)
この後SWは1番のみONにし先ほどのコア電圧検出ポイントにテスターを接続し電圧を確認します。