胸椎前方変位 (Anterior Thoracic)

@初めは患者を(坐位)にする

患者は左右上肢をクロスさせそれぞれ反対側の肩部に手をのせる

Aドロップは(上部胸椎→D)(下部胸椎→DL)を使い(直下)に落ちるようにする

B術者は(頭方)を向く

C患者の前方変位している胸椎の(一椎下位の棘突起)を(上方手)の

母指球とDIP関節で挟むように握拳をあてる

D拳をあてたまま寝てもらい、患者を(仰臥位)とする

Eドロップを上げる

FCH下方手)のCP手掌〜前腕)でSCP重ねた上肢)にコンタクトする

GSH上方手)のSP握拳)でSSP患部の一椎下位の棘突起)にコンタクトする

HLOD   上方手 固定のみ 下方手( A-P / I-S トルク なし

I1回スラストする

片側の横突起部分の痛覚は胸椎の回旋、両側であれば前方or後方変位。

ポッテンジャー症候←後方から観察すると棘突起の並びが凹状に引っ込んでいる胸椎の状態。

全体に胸椎の後弯が少なく、前方変位している胸椎の棘突起は知覚過敏になる。

知覚過敏のある胸椎が複数並んでいる場合(2椎程度)、その最も下位の胸椎を矯正する。

それ以上多数の知覚過敏が存在する場合は上部頚椎に問題があると考えられる。

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Bone-Set office AIHARA

Yohei Terauchi. 寺内洋平