評価p 書名 著者 出版社
★★★★ 個人でWebサイトなんてやめておけ 梶 充生 SCC
 うーん。とってもニヒルな本ですね。ニーチェ以上かも。
 Internet上の個人Webサイトなどというものの大半は、はちきれ
んばかりに膨張、肥大化した過剰な自意識そのものだ
 ・・・・ということは既に述べた。仮にこの言い回しが気に入ら
なくても、言わんとしていることへの意義は少ないだろう。
 しかし逆に「自信なざげな個人Webサイト」もある程度の数を占め
ている
 「何もないつまらないほーむぺーじをみてくれてありがとう」な
どと書いてあるのを見かけるたびに、その作り手の不思議
な精神構造について憶測、いや妄想をしてしまう・・・・(中略)
・・・恥ずかしくないのだろうか。そしていつかは「つま
らないもの」から脱却しようという意思くらいは持っているのだろ
うか・・・。
 とまあ、こんなノリで第1章「Webで言いたいようなことを持っているのか?」第2章「長く続かないようなWebは不毛」第3章「人に褒められたいのか?」第4章「社会と対峙できるのか?」第5章「人のサイトのここを見ろ」・・・とまあ内輪の人間だけに向けたWebサイトや独り善がりの自己表現のようなものを徹底的にこき下ろしてくれます。
 僕のサイトもこのロジックでいったら超はずかしいシロモノです。エネルギーさいてんのに、いまだにヒット数少ないし。言いたいことたくさんあるんですが、伝わるかどうか心配だし。・・この本読んでると不特定多数の人に何かをさらすことがなんと孤独なことか思い知らされます。ちなみに最後の第6章は「永遠の苦悩に歓べ」・・・・なんなんだーっ。でも当たってる。
 友人に「HP持ってるんですよ。」という人がいて、アドレス教えてといったら教えてくれない。「自己満足ですから・・・」と。(ホンマやナ。それじゃ自己満足や)検索サイトに登録するでもないし・・・。僕の知り合いのサイトはほとんどこれです。アドレス教えてもらっていってみると、その人の食生活が延々と書かれていて、友達とBBSで「生きてるかー」「なんとか、カップ麺でいきてるー」とかやってる。インターネットにはゴミ情報があふれかえっています。
 僕のだって、日付もつけないで「最近○○です」とか書評でやってる始末。知り合いがちょっとは見てくれるんで続けてるんですが本気でオープンにしないとカップ麺の連中と変わらないですね。HP持ってる人はこの本の目次眺めるだけでも刺激受けるでしょう。僕はこれ見てブログはじめることにしました。
 このサイト独り善がりかもしれませんが、永遠の独り善がりにならないように苦悩を続けたいですね。
戻る