順番どおりにこの説明書を読んでいる方なら、路線敷設・車両開発は完了していると思います。しかし、路線と車両が作れても、実際に車両を路線の上に走らせなくてはいけません。つまりダイヤ設定は、車両を路線の上に走らせる作業です。
ダイヤを設定する場合は、2種類のダイヤの違いを理解しなくてはなりません。1つ目は1路線ごとに設定するダイヤです。もう1つは系統ダイヤと言い、複数路線に渡ってダイヤを設定します。一般に、2つ目の方が効率の良いダイヤが組めます。ただし、狭軌と標準軌が混在していたりする場合は、系統ダイヤを設定することはできません。
1つの路線に、この両方のダイヤを設定することもできます。系統ダイヤが重複する場合は、3重、4重に重複することもあります。
@設定したい路線の、路線詳細コマンドを表示
A運行設定をクリック
B運行車両を選択して、決定をクリック
C車両の運行本数を入力する(本数が増えるほど、投入編成数が増えるが、投入編成数によって費用が決まってくる)
D決定をクリック
A以降でキャンセルをクリックをしてしまうと、ダイヤ設定が全てキャンセルされてしまいますので、注意してください。
@右クリックして、メニューを開く
A上の一覧から、設定したい系統を選ぶ
Bダイヤ設定をクリック
C路線ごとの設定と同じように、車両と運行本数を決める
D決定をクリックする
系統ダイヤを設定する場合、複数路線の中で最も運行可能な本数が少ない路線を限界本数として認識します。
以上に見てきたように、ダイヤ設定はかなり複雑です。(ここに醍醐味を見る人もいるが)
「ダイヤ設定がわけわからん」
という人のために、実は半自動ダイヤ設定機能が付いています。半自動ダイヤ設定は次のように行います。
@右クリックして、メニューを開く
A半自動ダイヤ設定をクリックする
B系統毎に走らせる車両を決める
C路線毎に走らせる車両を決める
これで適正なダイヤが組まれます。BCの時点で、運行本数を修正することもできます。1度も列車を走らせたことのない路線では、うまく設定できませんが、いったん行動終了し、次の週に進んでから、設定を行うようにします。その繰り返しをするだけで、全路線の設定が完了します。
半設定ダイヤも挫折してしまったあなたは、最後の手段たる、全自動ダイヤ設定機能を頼るしかありません。次のように行います。
@右クリックして、メニューを開く
A自動ダイヤ設定をクリックする
B確認メッセージでOKをクリックする
これだけで、コンピュータが全自動でダイヤを設定してくれます。ただし、かなりいい加減なダイヤ設定を行うため、手動でダイヤ設定をするよりもたくさんのお金が必要になります。慣れてきたら、自動ダイヤ設定は控えた方が良いと思います。また、何度もダイヤ設定をすると、より良いダイヤが作成されます。自動ダイヤ設定を行っても乗車率が高い状態のままである場合は、輸送力が不足していますので、何らかの対策をとる必要があります。