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corega CH-CBOX ちょぴっと研究

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CH-CBOXとは
コレガ社のDHISに対応した小型ホームWebサーバーです。
製品仕様はコレガ社のHPに掲載されています。

添付ソフト
添付ソフト仕様はコレガ社のHPに説明書があります
使用感 : 『yu_のメモ帳』 CboX

ファイル

CF内容
Windowsマシンでそのまま読み書きが可能。
hhtpdは大文字小文字を識別しません。
ロングファイルネームもサポートしません8.3形式です。

     
(HOMEPAGE)
  INDEX.HTM
  SUB01.HTM
  SUB02.HTM
    
 (BBS)
   HEADER.BBS
   DATA.BBS
   (IMAGE)
     IMG001.GIF
     IMG001.JPG
     

システムファイル
Webからみえる範囲でファイル調査を行った。


管理
top.htm
main.htm (Basic認証)
tcp.htm
tcp_set.htm
tcp_set.cgi
tcp_def.htm
tcp_default.cgi
dns.htm
dns_set.htm
dns_set.cgi
dns_def.htm
dns_default.cgi
dhis.htm
dhis_set.htm
dhis_set.cgi
dhis_def.htm
dhis_default.cgi
rom.htm
reset.htm
reset.cgi
bd.htm
bd_set.htm
bd_set.cgi
upload.htm
cgi_page_down
CboX.pac (CF書き込みモードでも見える)
acs_reset.cgi
pas.htm
change_pas.cgi
time_set.htm
time.cgi
掲示板
cboxbbs.htm
cboxbbs_howto.htm
cboxbbs_log.htm
bbs_talk.cgi
cboxbbs_ctrl.htm (Basic認証)
bbs_ctrl.cgi
チャット
cboxchat.htm
cboxchat_login.htm
cboxchat_data.htm
chat_welcome.cgi
chat_talk.cgi
chat_quit.cgi


管理コンテンツには随所に下記のコメントが入っている
ttp://www.komatsu.co.jp/el/lan/
© 1997-2000 KOMATSU Ltd. All rights reserved.


CFのマウントとシステムファイルの見え方
添付ツール UserPack.exe でアップロードするとすべて大文字のファイル名になる。
また、ディレクトリ構造の転送はサポートされず、サブディレクトリ内のファイルはHOMEPAGE直下に移動され A HREFタグ も変換される。

CFをマウントすると、CF内のHOMEPAGEがhttpルートにリンクされる。
INDEX.HTM内の {R_ACS_COUNTER} 文字列がカウンター文字列に置き換えられる
システム内の掲示板・チャットコンテンツがhttpルートにリンクされる。
システム内の管理コンテンツはアンリクされる

システム内の掲示板・チャット用cgiはCFの状態にかかわらず常にリンクされている。同名のファイル(bbs_talk.cgiなど)がCFにあると、CFのユーザーファイルが優先される。

サイドボタンを4秒以上押すと、CF書き込みモードになる、CF書き込みモードではCboX.pac以外のCF内のコンテンツは見えなくなり。INDEX.HTMは Not Found となるが、システム系のコンテンツがリンクされ top.htm から操作可能、この状態の時だけupload.htmは意味を持つ


ファイルのアップロード
cgi_page_downに multipart/form-data を post します。
ファイル名はCboX.pacのみ許可されているようです。
cgi_page_downはファイル受信後これを展開し、リブートします。

下記のフォームで転送できました。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>CboX Upload test</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
CboX Upload test<BR>
<FORM ENCTYPE="multipart/form-data" ACTION="http://192.168.1.9/cgi_page_down" METHOD=POST >
アップロードファイル(CboX.pac) : <INPUT TYPE="FILE" NAME="fname" VALUE="">
 <INPUT TYPE="submit" VALUE="転送"><BR>
<BR>
パソコンの CboX.pac をCBOXに転送します。<BR>
CBOXのサイドボタンを4秒以上押しCFを書き込み可にしてください。<BR>
転送後にリセットされます。<BR>
</FORM>
</BODY>
</HTML>	

ハードウェア

ボードリビジョン
KS-2928

搭載部品
CPU:SH-3 HD6417709F80B SH7709(無印) 参考:(SH7709A) (SH7709S)
LAN:SMC LAN91C113I-NC
PCMCIA: MARUBUN MR-SHPC-01 V2
EDORAM: ICSI IS41LV16100S-50T (16x1M 3.3V 50ns)
FLASH: ST M29W800AB (8x1M or 16x512K 3V) APPL:Software Driver AMD Am29LV800B 互換
CLOCK:cypress W180-01G OSC:25MHz
CPLD: CY37032VP44-100AC

SH3-CPUの種類
SH7709 80MHz L1Cash-8k 無印ではJTAGによるH-UDIデバッグ不可 DataSheetが見つからない
SH7709A 133MHz
SH7709S 200MHz SDRAMのみ(DRAM,EDOはノンサポート)

CPUバグ
題目:PCMCIA使用時の注意事項
発行番号:TN-SH7-113A
適用製品:HD6417708,HD6417709,HD6417708S,HD6417707,HD6417707R
対象ロット:全ロット
分類:使用上の注意事項
有効期限:永年
現象:エリア6をPCMCIAで16ビット幅で使っているとき、連続したワードアクセスの後にバイトアクセスをしても、そのアクセスがワードアクセスになってしまう

解析

空きランド追跡
TXD2 = SH3:168pin(TXD2)に接続を確認
RXD2 = SH3:174pin(RXD2) 〃
JP1 = SH3:143pin(IRLS0/PTF[0]/PINT[8])に接続を確認

アドレス・データバス引出しポイント
0Ω抵抗16個 = SH3:32-52pin(D0-15)
100Ω抵抗34個 = SH3:53-86pin(A0-25)と?

SCI(TXD2,RXD2)
TXD2をデジアナでみたとろHiになったまま変化なかった。
残念ながら本機では未使用らしい。

※日立SH3評価ボードは開発用ROMでBOOTメッセージが表示される

FlashROM
M29W800AB:47pin /BYTE はVcc直結だったので、16bit x 512K

未整理メモ
FLASHはあるがEPROMはどこに?
JTAGが使えない事がわかったので、アドレス19本、データバス16本(または8本)、SHから引き離して独自制御しないと中身読み書きできないっぽい
抜き出したROMイメージの中からCGIファイルを取り出す
ファイルが圧縮されていればそれも解凍・再圧縮が必要
LinuxでSHのクロスコンパイル環境を作ってCGIファイルに自作バイナリをもぐりこませる
CFファイルのエントリがわかれば、ファイル名を指定して実行JUMPさせるCGIができそう

30本以上のバス引出しとクロスコンパイル環境の構築がなんだか大事業なので引いています。
この続きはまた、情熱がくわっと燃え上がった時に...

関連情報(関連してないのもあり)

SCIケーブル
シリアルは3.3Vレベルなので変換ICを通してPCと接続する

(SH3:TXD2)168pin - TI(MAX3232)TO- 3pin(COM:TxD)
(SH3:RXD2)174pin - RO(MAX3232)RI- 2pin(COM:RxD)
(COM:RTS)7pin - 8pin(COM:CTS) loopback.
(COM:GND)5pin - GND

JTAG
SH7709ではJTAGによるH-UDIデバッグができない
SH7709A,SH7709SのJTAG接続ピンは以下のとおり
SH3:120pin - TDO
SH3:138pin - TDI
SH3:139pin - TCK
SH3:137pin - TMS

関連情報:
MITOUJTAG
JTAGケーブル自作
MITOUJTAGでフラッシュROMの読み書き
※フラッシュROM全域を書き換えると約半日〜1日かかる

その他
アルファプロジェクト社 SH7709F80評価ボード AP-SH3-0A (PDF)
シリコンリナックス株式会社 SH7709Aボードコンピュータ CAT709
SH-Linux
DHISはオープンソース
thttpd

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E-mail : saza00@mail.goo.ne.jp Index に戻る