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PICでリモコン作成

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100円のジャンクリモコンを有効活用
ある用途のためにPICでリモコンを作りはじめました、蛇の目基盤の切れっぱしに回路を組み立て、プログラを焼きこんでとりあえずはできたものの、タクトスイッチを並べてボタンまわりを加工するのがめんどくさすぎる。
ちょうど秋葉原で100円のジャンクリモコンを拾ってきたのでこれを有効活用する事にしました。

PRIME TV 7133というPCIのTVチューナー、キャプチャーボード用みたいです。


PICとは
少しの外付け部品で使える1チップマイコンで、EEPROMにプログラムが手軽に書き込めいろんな用途に使えます。今回はPIC16F84A-10を使いました1個300円くらいです。PICについては検索すれば、PIC Fanや他の優秀な工作ページがいくらでも見つかると思います。

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100円のジャンクリモコン解体

どこかのWebページでこれを見かけたのですが、どこだったか忘れてしまいました。
たぶんパソコン用のTVチューナー付きキャプチャボードの添付品だったと思います。
型番も何も書いてないですよ(汗
外観
ボードサイズは 83mmx56mmx6.5mm ほぼ名刺サイズ。


ホルダー式でCR2025電池(3V)が入っています。
保護フィルムが付いていたのでほぼ新品らしく、無負荷で3.3V出ていました。


分解
リモコン表面のエンボス加工されたポリシートをメリメリとはがすと、スイッチパターンが露出。
ネジが6本あるのでこれをはずすとすべての分解が完了します。


Keyパタンは6x4のマトリクスで見たままの配列で扱い易そうです。
しかも、4側は100kΩでVccにプルアップされていて、自作回路にピッタリ!
(もう抵抗付けちゃってるので取りませんでしたけど、50kになるけどたぶん大丈夫)
接触抵抗が200〜500Ωくらい(キーによって異なる)あって、こっちのほうが心配です。
赤外線LED、電池ホルダはそのまま活用です。

解体
使わない部品を剥がします。
小さなICは、割り箸にマチ針を付けて先をちょっと曲げたお手製工具を使います。
コレよく考えると5年の前に作ったものですよ;^_^


で、15Wのコテを当てながら針でチマチマとICの足を跳ねげはずしてゆくわけです。
3.58Mのレゾネータの両端にチップコンがあってGNDにつながっていました。
PICと同じピンにoscがつながっているっぽいです。
もしかしてこのSONiX SN8P 1602S018はPIC16C84なのかも…
3.58Mはたぶん37.9kを発振しやすい周波数みたいですが、
すでに4MHz用にプログラム書いちゃってるので取り外しました。


赤外線LEDはエミッタ・フォロワ(コレクタ接地)のようなので、パターンカットしてGND接続に変更しました。
キーの6本+4本、電池の±2本、赤外線LED1本の合計13本を、蛇の目基盤で作った固定具を通して外に引き出します。基盤はホットボンドで固定。


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自作基盤と接続

いよいよ合体
うなれ必殺技ソルダー・ブリッジ!(ぉ
じゃなくて、外に引き出した13本を接続して、ジャンク箱から取り出したネジ2本で固定。


完成です!!

基盤剥き出しで、線がダラダラ長いのもサイバーな雰囲気なのです。



いいじゃん、使えれば…

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