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WMSender : ウィンドウ・メッセージ送信ツールについて

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このツールはHandlを持ったWindowを一覧表示し、任意のメッセージを送信するものです。
Windowのキャプションとクラスとメッセージ内容を記憶しバッチ処理で自動実行ができます。
このツールを使用していかなる事態になろうとも当方は責任は負いません。

WMSender ver1.0をダウンロード ⇒


改版履歴
ver1.0 ファーストリリース

概要

できること
検索オプション付きでHandlを持ったWindowを一覧表示
一覧表でWindowを選択し、メッセージとパラメータを送信
オプションを与えてコマンドラインから実行
コマドライン実行用に遅らせて実行できる
利用例
簡単な操作例を示します

・メモ帳を起動し適当に文字を入力しておきます。
・WMSenderを起動します。
・可視、不力可視、トップレベルのみ、キャプション有りのみ、キャビネット除外をすべてチェック状態にします。
・不力可視のチェックを外します。
・一覧ボタンを押します。
・一覧表の中から「無題- メモ帳」「Notepad」を探してクリックします。
・Messegeに'$10'を入力します。$10はWM_CLOSEのコード番号です。
・W_Param, L_Param, Delay は0をを入力します。
・Sendボタンを押します。
・「ファイル 無題 の内容は変更されています、変更を保存しますか?」のダイアログが表示されます。
  これはメモ帳が終了する時の確認メッセージです。
・「いいえ」ボタンを押します。
・メモ帳を終了させる事ができました。
応用例
下記の応用例はほんの一部です。

・WM_CLOSE($10)メッセージを送信し特定のアプリケーションを終了させる。
  例えばATIのテレビが起動しているとスタンバイに移行できないのでこれを強制的に終了させる
・タスクトレイに常駐しているiEPGPowerに WM_POWERBROADCAST(536) を送信し、次回起動時刻をタスクマネージャに強制的に登録させる
・特定のアプリケーションの画面を再描画させる
・特定のアプリケーションにキーコードを送る
・特定のアプリケーションにマウスクリックを送る
・特定のアプリケーションのWindow位置を移動させる
・特定のアプリケーションのWindow位置を最大化/最小化する
対応OS
Windows2000を対象としています
WindowsXpでも実行できると思われます(未確認)
WinNT4/Me/98/95などで実行される事を想定していません。
インストール方法
圧縮ファイルを解凍し、EXEを好きなディレクトリに置きます
設定はEXEと同じディレクトリにiniファイルが自動作成されます。レジストリには書き込みしません
ショートカットが必要なら手作業で作成してください。
アンインストール方法
EXEファイルと同じディレクトリにあるINIファイルを削除してください。
レジストリは使用していないので他の操作は不要です
ショートカットなどを作成してあればこれらも削除してください
危険です!!
OSやシステムの中枢コンポーネントに無制限に操作可能です。
警告無しで何でも出来きます。でたらめに操作するとシステムが不安定になったりクラッシュする危険性がありますのでご注意下さい。
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操作説明

起動すると下記の画面が表示されます。

動作画面


各部について説明します。


Windows一覧リスト
検索条件に合ったWindowの一覧表示です。
Handl, Caption, Class カラムボタンをクリクするとソート表示されます。
選択した行の Caption, Class がターゲーットに指定されます。
一覧条件
Windows一覧の検索条件を指定します。
可視、不力可視、トップレベルのみ、キャプション有りのみ、キャビネット除外の各チェックボックスで指定します
一覧ボタン
Windows一覧リストを更新します
ターゲット情報
メッセージ送信先のHandl, Caption, Class が表示されます。
Windows一覧リストで選択します。直接入力はできません。
WinMessage
送信メッセージの内容 Message,W_Param,L_Param を入力します。
16進数は先頭に '$' を付けます。例:' $1A '
Delay
メッセージ送信前の待ち時間をミリ秒で指定します。
Sendボタン
ターゲットのCaption, Classで最新のWindow handlを検索し、Message,W_Param,L_Param を送信します。
※ 一覧リストはCaption, Classを正確に指定するためあります。
ログ出力チェックボックス
コマンドラインで /R オプションを付けると自動実行されます。
自動実行の場合、ログ出力をチェックしてあれば、WMSender.logにログが出力されます。
設定保存
各設定は、本ツールの終了時にWMSender.iniに自動的に保存されます。
WMSender.iniはEXEファイルと同じディレクトリに自動作成されます。
次回起動時にはWMSender.iniが参照され、前回操作の状態を保持します。
コマンドライン・オプション
コマンドライン・オプションは以下の1種類だけです。
/R 自動実行する
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E-mail : saza00@mail.goo.ne.jp Index に戻る