研究機能


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Q&A

■研究機能とは

実戦譜を鑑賞していたら、変化手順が分からなくて・・・、という経験はありませんか。あるいは、「これで詰みです」と解説されているけど詰手順がわからない・・・。

そんな時に役に立つのがこの研究機能。以下の実例で紹介しましょう。

◇実戦譜の変化手順から詰みを探る

 

<1>
 上の図は、羽生−谷川戦です。羽生9段の解説で「6七銀で華麗な必至」とありますが、さて、これを取ったらどうなるの? ちょっと疑問を感じたりしませんか。

 

<2>
 そこで、この局面を調べてみましょう。そのためにまず研究画面に転送します。
  メニューから[画面]−[局面を研究画面へ転送] として・・・

 

 
<3>
 さらに [画面]−[画面切替] で研究画面にします。これで自由に研究できます。
 

<4>
 では、問題の6七銀を同金と取ってみましょう。そして「解図」ボタンを押すと・・・。

 

 

<5>
 先後どちらの手番として解図するかを訊いてきます。この場合は後手番として解図させるわけです。
  STARTボタンで解図開始です。

 

<6>
 しばらくすると、詰みが発見され、手順が表示されます。

 

<7>
 手順を確認してみると、確かに詰みます(当然ですが(^^;;)。
 手順を辿るとき、「同玉」や「6八歩」のように、指し手の頭に ≫ や ⇔ 、あるいは ≪ が付いている場合には、そこに変化手順があるということです。その指し手を選んでそこで左右矢印ボタンを押すと、変化手順を辿ることが出来ます。

 このようにして、局面を検討することが出来ます。

◇詰将棋解図についての制限

 詰将棋の解図では、11手詰位までなら腕自慢のあなたより恐らく速く解いてしまうでしょう。しかし、長手数になるにつれて解図時間は指数的に伸びます。ShogiPadでは43手まで読めますが、30手を越すと実用的な時間では解図出来ないことが殆どだと思います(問題によりますが)。その点どうかご了解下さい。

◇時間のかかる解図中には

 解図中、ただ単にじっとお待ちいただくことはありません。解図機能は別スレッドとして動いていますので、研究画面上で駒を動かして検討したり、また鑑賞画面に戻って本手順の鑑賞を続けたり、あるいは別棋譜をご覧いただくことが出来ます。