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【PlugNmea】
■NMEAフィルター (A -> B フィルター, B -> A スルー)
・測地系変換機能 (WGS84<->Tokyo)
・センテンス出力インターバル制限機能
・出力センテンス制限機能
・座標無効センテンスの出力禁止機能
・微速度時出力禁止機能
・POT出力機能(NavitraMap用)
【ご注意ください】
NMEAフィルター機能はGarmin社のeTrex Legend (AP版) Ver3.70でしかテストしておりません。他の機種の出力するNMEAセンテンスでは正しく動作しないことも考えられますので、使用される場合は事前に使用者ご自身で動作に問題の無いことを確認してからご利用ください。
○NMEAフィルター動作確認済みユニット
・Garmin eTrex Legend (Serial)
○NMEAフィルター動作に必要な物
・PC外部にNMEAを出力する場合
入力Portの他に出力用の通信ポートが一つ必要。
・PC内部でNMEAを使用する場合
入力Portの他にNULLモデムケーブルで接続された通信ポート対が必要。
※「仮想分配器つき通信ポート x8」等で代用も可能。
・PC外部にNMEAを出力しながら、PC内部でNMEAを使用する場合
入力Portの他に出力用の通信ポートが一つと、「仮想分配器つき通信ポート x8」が必要。
「仮想分配器つき通信ポート x8」の情報は、以下を参照ください。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA038157/
○NMEAフィルター機能の設定方法
・測地系変換機能 (WGS84<->Tokyo)
「Port A NMEA入力」と「Port B NMEA出力」の「測地系リスト」を異なる組み合わせに設定すると、測地系の変換処理が働きます。
※対象となるセンテンスはRMC,GGA,GLLとRMMです。
・センテンス出力インターバル制限機能
一連のセンテンスの先頭のセンテンスを「Port A NMEA入力」の「先頭リスト」から選択します。
「Port B NMEA出力」の「間隔リスト」から出力許可インターバルを指定します。単位は秒です。
※「無指定」を選択すると、この機能は無効になります。
・出力センテンス制限機能
「出力許可センテンスチェックボックス」を使用して許可するセンテンスを指定します。
・座標無効センテンスの出力禁止機能
「座標無効時は出力禁止チェックボックス」をチェックすると以下の例のような座標の無効なセンテンスの出力を禁止できます。
$GPGGA,,,,,,0,00,,,M,,M,,*66
$GPGLL,,,,,,V,N*64
$GPRMC,,V,,,,,,,120205,7.4,W,N*2D
※地図アプリケーションソフトによっては、GPSが非測位になり、上記の例のような出力を受信すると、北緯0度00分00秒、東経0度00分00秒の位置に表示が飛んでしまうものがあります。このような症状の対策に使用できるときがあります。
※対象となるセンテンスはRMC,GGA,GLLです。
・微速度時出力禁止機能
「微速度時出力禁止」チェックボックスをチェックし、出力を禁止する速度を指定します。
測位誤差による位置のブレをマスクする目的に使用します。
※対象となるセンテンスはRMC,VTGです。
・POT出力機能(NavitraMap用)
NavitraMapの「Timer2 ON (POT I/F 1sec)」に位置情報を供給する機能です。
GpsPlayerの出力の代わりに利用することができます。
GpsPlayerの出力内容に加えて/spd=xxxxが追加されています。
【注意】チェックサム付のセンテンスはエラーチェックを実施しエラーが検出された場合は、出力されません。
■測地系変換機能についての注意事項
測地系変換機能は、国土地理院が公開している座標変換プログラム"trns96"と同等の幾何学的な変換方法を採用しています。このため地域毎の測地網の歪みによる誤差等は修正されません。
また、変換パラメーターには、以下の3種類を用意しておりますが、個々のGPSレシーバー機器が採用している変換パラメーターと一致するとは限りません。
必要な場合は、ユーザー自身で変換パラメーターを定義してご利用ください。
※測地系詳細設定画面で設定することができます。
1.TOKYO - 国土地理院
2.TOKYO - Japan (NGA)
3.TOKYO - Okinawa (NGA)
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