****** PAWSE ****** ■PAWSEとは アプリケーションの実行の一時停止や、実行速度の制限ができるようになるソフトウェアです。 ■機能 下記の<>内のキーを押すごとに、アクティブなウインドウのプロセスで、機能の有効・無効が切り替わります。 □ PAUSE アプリケーションの動作を一時停止します。 ウインドウの最低限の機能は停止されません。 □ LIMIT アプリケーションの実行速度を制限します。 □ LIMIT割合変更 LIMIT時の実行速度制限の割合を変更します。 例えば、割合が80%の場合、LIMIT時には最大でCPUを約80%使用できます。 Ctrl+PageUp, Ctrl+PageDown: 10%単位で割合を変更 Shift+Ctrl+PageUp, Shift+Ctrl+PageDown: 1%単位で割合を変更 □ プロセスの優先度クラス変更 ■終了方法 PAWSEが起動している状態で、pawse.exeを再度実行します。 ■実行オプション □ -f PAWSEの終了時にメッセージボックスを表示します。 □ -h PAUSE中のフックを有効にします。 □ -m <デフォルト> PAUSE時に、アプリケーションのメッセージループを、PAWSEのメッセージループで代用します。 メッセージループ内に何らかの処理を挟んでいるソフトウェアで有効な可能性があります。 □ -M PAUSE時に、アプリケーションのメッセージループを利用します。 □ -Pc PAUSE時に、アクティブウインドウの子ウインドウのウインドウプロシージャの処理を有効のままにします。 デフォルトでは、子ウインドウのウインドウプロシージャの処理は無効になります。 □ -s (数字) LIMIT時の実行速度制限の割合の初期値を指定します。 (数字)には1~99の値が入ります。 ■動作確認OS Windows Vista SP1 ■除外リスト PAWSEの機能は、利用するアプリケーションによっては致命的なダメージを与える可能性があります。 bl.txtを編集することで、PAWSEの機能を利用しないアプリケーションを記述することができます。 一行につき、1つの実行ファイル名を記述します。 (実行ファイル名) [:[p][l]] p: PAUSE機能を無効 l: LIMIT機能を無効 ■注意書き ネットワークアプリケーション、マルチメディアアプリケーションなど、リアルタイムに処理をする必要があるソフトウェアに対して、本ソフトウェアの機能を使用すると、誤作動が生じる可能性があります。 PAUSE中は、最低限のウインドウの機能は有効ですが、なるべく操作しないようにしてください。誤作動の原因となる可能性があります。 ****** slay http://hp.vector.co.jp/authors/VA038583/ ****** Copyright (C) 2008 PUNI Laboratory