■ お知らせ
2005/02/09 TinyMenuWeb 1.10 が Vector で公開されました。
※ 主な追加内容
・ Reloadボタン・Reverseボタン追加。
ログなどを逆順に表示したり1分毎に自動再表示することができます。
・ ヘッダ部分に Computername を表示させました。(下のサンプル画面では出ていませんが...)
・ css に対応しました。遠隔PC毎に背景色を変える...などができます。(管理者メニューから変更できます)
2004/09/06 TinyMenuWeb 1.05 をリリースしました。(^^)v
2004/08/22 コンテンツライブラリ 画面キャプチャ を追加しました。
M&Iさん作 Ccap.exe との組み合わせでデスクトップ画面のキャプチャをすることができるようになりました。
2004/08/11 コンテンツライブラリ メモリ状況表示 を追加しました。
2004/07/31 コンテンツライブラリ ディスク状況表示 を追加しました。
2004/07/25 コンテンツライブラリ ログを末尾より 1000 行表示する を追加しました。
2004/07/25 コンテンツライブラリ のTree構造 を追加しました。
■ TinyMenuWeb って何...?
TinyMenuWeb は、バッチファイルを Web Browser よりメニュー形式で
実行できる Web サーバーのようなものです。
- たくさんのPCの面倒を見なければならないのはとっても苦痛な作業ですね。何とかもっと楽に色々できないか...と常々考えてきました。
- 自分を含め、使用者はエクスプローラなどで作業をするとドラッグアンドドロップをし損なったりするなど余計なことをしてとんでもないことになったりします。
- そこで、決められたことだけを簡単に間違いなく操作できるようにできるプログラムが作れないか...
- そしてできれば、メンテナンスも簡単にできるといいな。
- ...そんな考えをちょっとだけ実現したのが TinyMenuWeb です。
- 使用者にとって簡単に間違いなく操作できる方法は、登録されたメニューを選ぶことだけで操作ができることだと考えました。
- 使用者にとっては、あまり面白くないプログラムかもしれません。どちらかというと安全(操作ミスを軽減すること)を約束したプログラムです。
- ...でも、使用者だって工夫次第では色々な有効活用方法があったりして...。
- 管理者にとって簡単にメンテナンスをする方法は、...ここがこのプログラムのミソなのですが...以下のように考えました。
- インストール・アンインストールが簡単であること。
- ともすればシステムに影響を与える余計なもの(JavaVM とか VBランタイムとか)をインストールしなくても済むこと。
- メニューが簡単に作れ、変更も容易であること。
- 工夫次第で色々なことができること!...やっぱり管理者だって楽しまなくっちゃ!...ね?
■ まずは下のリンクよりお試しください。
こちらから、作者のPC上の TinyMenuWeb にアクセスできます。(電源がついていて起動されていれば...)
TinyMenuWeb トップページ... お気に入りには入れないでね。しょっちゅうかわるので。
■ TinyMenuWeb を操作する人へ。(オペレータ向け)
通常の Web ブラウザと見た目はほとんど変わりません。
リンクをクリックするとコンテンツが表示されるのと同様に、メニューをクリックするとバッチファイルの実行結果が表示されます。
メニューの先頭についている印(+!)には、次の意味があります。
+ ..... クリックするとサブメニューが表れるもの。(何も実行されません)
! ..... クリックすると何かが実行されるもの。(ちょっと慎重になってね)
■ TinyMenuWeb で管理する人へ。(管理者向け)
インストール
- インストールは C:\MenuWeb に行われます。レジストリは触りませんし、他のディレクトリには何も置かれません。
- C:\MenuWeb\bin\TinyMenuWeb.exe が TinyMenuWeb 本体です。これが Web Server のようなものです。
- C:\MenuWeb\lib 以下が メニューとバッチが置かれる場所です。この下に、管理者によって作成されたメニューを格納していきます。
メニューを作るのはいたって簡単です。サブディレクトリを作って、次の2つのファイルを置くことだけです。
TITLE.txt |
| ・・・・・ |
メニューに表示させるタイトルが書かれたテキストファイル |
MenuWeb.BAT |
| ・・・・・ |
メニューを選択すると実行されるバッチファイル |
- 1つのサブディレクトリとタイトル・バッチファイルを合わせて コンテンツライブラリ と呼ぶことにします。
動作としては、
- URL に対応したディレクトリが参照されます。
- 参照されたディレクトリ内に MenuWeb.BAT があれば実行され、結果が Web ブラウザ上に表示されます。
- 参照されたディレクトリ内に MenuWeb.BAT がなければ、サブディレクトリのリスト(メニュー)が表示されます。
- ただし、表示されるメニューのタイトルは、サブディレクトリ名ではなく、サブディレクトリに置かれた TITLE.txt の中身です。
■ 何がスゴイって...?
やっぱ、ユーザーカスタマイズ性でしょう。Web Server に勝るとも劣らない拡張性を秘めています。
例えば...
- サブディレクトリを移動するだけでメニュー体系が変更できちゃう。プログラムを変更する必要がないからメンテナンスがすごく楽ちん。
- メニューを選ばなくたって URL を直接指定でも実行できるから、ユーザーの手で自分専用のメニューだって作れちゃう。
- 複数のマシンの稼動状況を一目で見ることだってできちゃう。
- 何かのログの最新部分を見張ることもできます。
う〜ん、やっぱ体験してもらうのが一番ですよね。
■ とりあえず、ダウンロードしてお試しください。
■ コンテンツライブラリ貯蔵庫
■ ユーティリティ貯蔵庫
■ 無償サポートの範囲内で直したい既知の問題点
- 2つ起動すると起動してしまう。
- 常駐プログラムなのに DOS窓 が表示される。
利用者が多くなれば改善を検討します。(タスクスケジューラより起動することで回避できます)
■ 言わねばなるまい...問題点
さんざん花火を打ち上げておいて言うのもなんなんですが...
管理者の方には考えていただきたい問題点があります。(もしかするとあなたのところでは致命的かもしれません)
- TinyMenuWeb にとって1番の問題は、改竄 という脆弱性です。
勘の良い方はすぐにお気づきでしょうが、コンテンツライブラリが簡単に作れてメニューに表示できてしまうということは、善良な管理者にとってだけでなく、悪意ある改竄する者にとっても遠隔から簡単に実行できてしまうという問題を秘めています。
この脆弱性について、TinyMenuWeb 自身では有効な解決策を持っていません。Windows のパスワード管理・アクセス制限などに依存することになります。
ですから、改竄されることを心配しなければならないのでしたら、あなたのシステムに TinyMenuWeb は導入すべきではありません。
利便性とセキュリティを天秤にかけていただき、それでも必要だ...と思われた時、TinyMenuWeb をお使いください。
また、改竄防止に備えて Windows のパスワード管理・アクセス制御についても見直しを検討してください。
- TinyMenuWeb にとって2番目の問題は、同時アクセス です。
現在のバージョンでは、マルチスレッドではありません。誰かがアクセスすると他の人は待たされることになります。
もしかすると、これが問題になる場面もあるかもしれません。
ただし、この問題の解決(マルチスレッド化)については検討中(というよりも作者が勉強中)です。
マルチスレッド化については、実現すれば無償バージョンアップの範囲内で機能提供する予定です。
■ 残る課題...それはまた別のプログラム(MenuWeb)で。
- 上で述べた改竄の問題...。これをもうちょっと何とかしたいですね...
- 管理するPCが増えてくると、コンテンツライブラリのメンテナンスをすべてのサーバーに対して行うのが面倒になりますよね...
- 管理するのは、何も Windows マシンに限ったことではないですよね...
- そもそも TinyMenuWeb は、Unix 用に作った MenuWeb を Windows に移植したものです。(こちらは公開していません)
- なので、TinyMenuWeb は、MenuWeb for Windows になることを目標としています。
- 2005年には、Linux など Unix 系の OS にも対応し、上記課題を克服した MenuWeb を公開したいと思っています。
- ゆくゆくは、MenuWeb をエンジンとした監視ツールを作っていきたいと思っています。
■ バグレポート・使用感など...